今年も例年どおり、12月にクリスマスイベントを考えている。市内遊日ギャラリーでの催しで、作品展示とパフォーマンス。
今回は私の肩が不調で楽器が持てないため、久しぶりにひとり芝居を演じる。
芝居には、もう7年もブランクがあるので、暗記や声色など、少なからず心配だったが、昨日今日練習を始めて、大丈夫そう、という見通しがついた。
演目は、レ・ファニュ作「シャルケン画伯」、西洋の怪談だ。
たしか10年ほど前、銀座と青山で2、3度演じたと思うが、よく覚えていない。
芝居の基本は体力だと思っている。
体調と声を十分に整えて、面白いパフォーマンスをしたい。
ダリとフリーダ・カーロ。
フリーダがこんな繊細な美女だとは驚いた。彼女が自画像を多数描いたのもわかる。が、その肖像作品よりも実物はずっと美しかったに違いない。フリーダの自画像は男性的で、優美なエレガントにはややはずれる。
鮮鋭なシュールレアリスト、フリーダは自分に対しても攻撃的だったのだろう。
が、この写真は本当に端正で、綺麗だ。
相方のハンサムガイ、ダリの顔がひょうきんに見えてしまうほど。
良い日だった。
愛と感謝。