ゆうべに。
ひととおりのことはすませた。
丁寧に努めたと思う。
さて、女優としての側面を強調すると、今の介護の仕事とどうかねあいをつけられるかと考える。
短時間労働なので、物理的な面はいまのところ問題ない。
心理的、社会的人間関係で、齟齬が生じないだろうかと考えることたびたび。
地味で質実な職域だから、このような一見派手な自己主張を見せると、ゆるやかにしても、まっとうな仲間意識から省かれるに違いないと思って、今までずいぶん抑圧してきた。
社会的な未成熟や自分達とのそこはかとない違和をうすうす感じながら許容し、加えてわたしのパフォーマンスに足を運んでくれる同僚もいる、という周囲の大目もあった。介護福祉とはいえ、とりわけおだやかな今の職場環境だからできることだ。
異分子は弾かれるのが集団の自然な流れだが、多様性を認めて集団の流れをふくらませる、という方向もある。こんなことを自分で書くのも…だが。
芝居お稽古とうかれているだけではない。日々精進はほんとうのこと。現実から遊離したファンタジーを具現しようとするなら、余計にリアルは精確につとめなくちゃと励む。
自分を信じて。
感謝。