さっき、『海の器』が届いた。うれしい。
何度も書き加え、推敲し、そのときどきの自分の心模様をすこしずつ織り込んで、ようやく上梓となった。
インターネット、アマゾンでも来週半ばくらいから販売される。
鎌倉市内では、たらば書房さんが扱ってくださるとか。
濃淡さまざまな情景を描いたけれど、それらはいっそ、とても長い、一種の抒情とお読みいただけたらうれしい。
第一歌集と同じく、デッサンは自作、母に題字をもらった。これもそのときどきの母の心のすがたを映す。この字はあどけなく感じられた。
校正をしてくださった井上有紀さんに、晴朗な感想文をいただいた。わたしの浅くつたない作家人格には過分な言葉だった。
ご購読いただけましたら幸いです。