降誕祭近く。
おさなごの誕生はとてもかわいくうれしいが、この赤ちゃんは神への汚れなき小羊として、ささげられる運命にある。
クリスチャンでなければ、そんなことは関係なく、ただキラキラとこころあたたまるハッピーな季節、夜なのだろう。
聖母はガブリエルのお告げをただ素直に享けた。「わたしは主のはしため。御心のままに」
マリアは神のつくりたもうた被造物のなかで最高傑作とされる。
マリアとイエスの生きた軌跡を追想しながら、たいへんだったろうなあ、と遠くからとぼけた感慨をいだくかぜっぴきのわたし。
降誕祭のミサにあずかれるといいのだけれど。