プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★反面教師~あ・ら・カルト~

2008-04-26 09:50:34 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日、市役所から届いた「すこやか検診」の案内。昨年まではハガキだったものが、今年は夫婦別々に封書になっているので、「何を無駄なことを」とそれぞれの中身を見比べてみた。

 「今年から健康診査制度が変わりました!」と大書してあるが、変更理由は書いてない。実施主体の変更や名称、受診対象者等を細々と書いてあった。が、自分がどれに該当するのかさっぱり要領が掴めず、何度も読み返した。これでは、後期に分類されたらとても理解は覚束なくなると愕然とした。

 続いて、私の方に一枚余分に入っていた資料を読んで、思わず「構ってくれるな」と口走ってしまった。題して、「65歳以上の方へ~いつまでも健康で生き生きとした生活を送りましょう~」。「介護予防のための生活機能評価」を行うというもので、そのフローと「からだ」と「こころ」のチェックリストで、自己診断し受診時に持参せよとのこと。年齢的には、とうとう対象ゾーンに到達したことを思い知らされた。

 「年寄り殺すに刃物は要らぬ 年金天引きすればよい」などと、悪ふざけしたくなる程、長寿保険制度の周知活動は拙速だった。今回の案内書も同様で、なぜ、変更点を新旧比較して説明しないのだろうか。ちょっとした心遣いで誤解を生じない”血の通った行政”だろうにと残念だ。

 福田総理の常套文句「国民の目線」とは、集団ではなく、国民一人ひとりに焦点をあてるべきはずのもの。効率的事務処理がコスト高になることを何度も体験しているはずなのに。そういえば、「すこやか検診」と「集団検診」の二種類があって、受診費用が異なる理由は自分で推測するしかなかった。


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