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時悠人chosan流処世術

★欽ちゃん球団解散!

2006-07-20 08:55:55 | 日記・エッセイ・コラム

 萩本欽一さんが”茨城ゴールデンゴールズ”を解散すると発表したニュースはショックだった。解散理由は、選手の不祥事。「まさか!」「何もそこまでしなくても」「欽ちゃんらしい」等々の声が聞えてくる。地元のファンだけでなく、人気低迷中の社会人野球の活性化に貢献していただけに残念だ。

 私は、プレーした経験はないが、野球に対する思い入れは人後に落ちない。星稜高校といえば、ヤンキーズの松井ですっかり有名になったが、甲子園では数々の名勝負を演じている名門校。箕島高校との延長18回の死闘は語り草だが、もう一つ私の記憶に残る勝負がある。1976年(S51)夏、小松投手(後に中日に入団)を擁して、甲子園大会でベスト4に勝ち進んだとき、母校でもないのに、休暇をとって夜行バスで応援に駆けつけた。突然の休暇願いに上司にこっぴどく叱られたが、当時の興奮は、今なお鮮明に残っている。

 その後、縁あってNTT北陸野球部の応援団部長を3年間務めたあと、立場代わって選手の採用事務を3年間経験した。自分がかかわった選手の何人かがプロ野球にスカウトされた。NTT北陸野球部はその後、経営合理化の波にもまれて解散したが、当時の監督が現在、星稜高校の監督に就任したのも何か因縁を感じる。

 欽ちゃんが私財を投入して”野球に対する夢”を追い続ける姿は、野球少年そのものの純粋さだった。その夢は、彼一人のものではなく、多くのファンの夢でもあった。欽ちゃんらしいケジメのつけ方をしたのだから、ある日とつぜん、「帰ってきたよ!」と笑顔でグラウンドに姿を見せてくれると信じたい。


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