プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★スポーツの原点は心!

2006-07-21 08:49:46 | スポーツ

 昨夜、FIFAがジダンとマテラッティの処分を決定した。量刑の加重よりも、ジダンの社会奉仕活動3日間に学びたい。

 現在、夏の甲子園を目指して全国各地で地域予選の真っ最中だ。過去、代表校になったチームが、監督や部員等の不祥事で、出場辞退を余儀なくされる事例が何度も起きている。当事者だけでなく、地域の人たちにとっても残念な出来事だ。

 そこで、不祥事の中身にもよるが、ペナルティを出場辞退ではなく、関係者全員による地域社会への奉仕活動にしたらどうだろう。興味本位で喫煙・飲酒するのと暴力や窃盗行為とでは、事の重大さが違うので、社会奉仕の内容や期間で調整すればよい。

 道路わきに捨てられたタバコの吸殻や空き缶を回収すれば、公共のマナーを学ぶことが出来る。河川や下水溝に捨てられたゴミ袋や不燃物を見れば、環境汚染の学習効果も期待できる。産廃施設の補助作業でも、地域の社会福祉活動でも構わない。

 罪を憎んで人を憎まずで、殺人等の凶悪犯罪は別として、一時の慢心や歓心が惹起した行為であれば、出場辞退よりも社会的制裁を科した方が教育上も有効だ。文部科学省が、アマチュア・スポーツを管轄しているのも教育分野に属するとの解釈からのはず。応報刑よりも教育刑主義の方がスポーツの精神に通じると思うのだが。


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