第47回越前大野名水マラソンは、張り切って臨んだ分、棄権した失意も大きかったが、実はもう一つ、笑えない失敗が。
レース前日の21日午後3時過ぎ、受付会場で通知書を係員に提示したら、名簿に私の名前が見当たらなかった。入念にチェックした係員が、「10キロの部は向こうのテーブルへ行って下さい」と申し訳なさそうに言った。妻共々、ハーフにエントリーしていた筈だったので、思わずエッ!と絶句。
あらためてハガキを見ると、確かに「男子60歳以上10㎞の部」と印刷されていた。ナント、エントリー・ミスを犯していたのだ。出場種目を間違えたのは、初めてのこと。勿論、私の入力ミスだが、自分でも信じられず、動揺した。妻は、「自分だけラクしようと思って」と笑ったが、帰宅したら、留守電に鬼平監督からも同様のメッセージが録音されていた。
ダメを押すように、「大会プログラムを見たら、旦那さんが10kで奥様がハーフの申込み???なーーんでだ」とのメールまで届いた。こうなると、隠しおおせる筈も無く、白状した次第。まさに幻のレースとなった。とほほ。