プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★プラチナ・トリオの近況(後編)

2019-05-18 08:28:53 | 日記・エッセイ・コラム
 彼は、足腰の痛みが一向に快方に向かわないので、「今年の金沢マラソンは、諦めた」と力なく言った。

 彼は、体に不都合があっても、トレーニングを欠かさず、鍛えて治す哲学の持ち主で、昨年も体調不良で迷っていた私に、「抽選結果を見てから決めればよい」と助言するほど、前向きの人物だ。

 そんな彼が、早々に断念したのに驚いたが、医師にも原因が分からないようなので不気味だ。

 後期高齢者になったのだから、無理をするなと言うと、「そうだな」と相槌を打つが、求道者のように我が道を行く一徹さが災いしている気がする。

 振り返れば、去年の金沢マラソンで、彼は「5時間内完走」、私は「7時間内完走」を目標にトレーニングし、ウサギと亀のように私は完走し、彼は棄権した。

 高齢ランナーは、過去の栄光を忘れ、自分が納得できる範囲の見極めが大切だと思うのだが、、、。


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