プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★携帯電話のトラウマ

2008-10-17 10:06:25 | 日記・エッセイ・コラム

 昨日の午後、「フレッツ・光プレミアム」の工事が終わった。ADSLで満足していたのだが、度重なる勧奨にアナログ人間の時悠人が根負けした形で”ひかり”に切り替えた。

 ”ひかり”を躊躇していた理由は二つあった。ひとつは、安定性に欠けること。もう一つは停電時に使用出来ないことだった。最近ではシステムトラブルも減り、一点目の不安は解消した。二つ目の理由に対し、「皆さん、携帯電話をお持ちですから停電時でも問題がない」との担当者の説明では、持っていない私は救われない。

 さて、それほどまでに携帯電話を嫌う理由は?

 昭和60年に管理職に任用され、最初に受けた洗礼が、”えせ”団体の恐喝行為。社員食堂から出る生ゴミ処理を、団体が経営する清掃会社に委託させろというものだった。以来、右翼団体による「ゆすり・たかり」の類いや、正体不明な業界紙の取材、或いは顧客の苦情等々、神経をすり減らした数年間が私に電話に対する恐怖感を植え付けた。しかも、たちの悪いいたずらや脅迫まがいの電話が家族にまで及び、家庭生活を破壊された苦い経験がトラウマになってしまった。

 それでも、現職時代は携帯電話は必需品だったので我慢したが、今は時悠人。現代社会では、携帯電話無しではさぞかし不便だと同情される向きもあろうが、この7年間、一度として致命的な場面に出くわしたことはない。「あれば便利」と「無ければ不便」は、心構え次第だ。停電時に電話を使えなければそれもまたよしだ。時悠人の生きざまとして、唯一のコアを頑固に守り続けて行くつもりでいる。


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