プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

★執着心が持続力を生む

2007-08-27 10:28:30 | 日記・エッセイ・コラム

 「継続は力なり」と簡単に言うが、いざ実行しようとすると、思いのほか難しい。

 子供の頃、夏休みの日記の宿題を毎日、書くことが出来ずまとめ書きし、天気が間違っていて叱られた記憶がある。夏休みを迎えると、「必ず毎日書くぞ」と決心するのだが、三日坊主に終わった。ノルマ化されることで、苦痛になったのに違いない。

 ところが、この10年間、ほぼ休むことなく日記を書いている。秘訣は、「ランニング日誌」。目的を絞ることで、何について書こうかと悩む心配が無くなった。最低限、書きとめる事項は、「気象条件と走行時間、コース、心拍数、走っていて感じた調子」だ。更には、周囲の景色や出会った人の表情等々、思いつくままに書き殴っているので、数行で終わる日と長文にわたる日と区々である。

 ランニング日誌なので、当然、走らない日は書けない。が、不思議なもので、走らない日でも書かないと気が休まらない。そんな日は、「雨、今日は走らなかった」などと、一行だけで終わらせている。気が向けば、エッセー調の日記になることもある。ランニングは単調だけに、書く内容にアクセサリーが欲しくなり、草花の名前をおぼえたり、畑の野菜の生育状態の変化などを観察する楽しみも増えた。

最近は、パソコンで日記を管理している。走行距離や体重・血圧等の基礎データの変化をグラフ表示し易いからだが、古い日記を読み返す時には、やはり紙ベースの方が便利だ。IT化が進展しても、アナログ生活にどっぷり浸かり続けた私には、やはり、紙文化がふさわしいようだ。


コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。