プラチナ世代のマラソン旅行

時悠人chosan流処世術

●大阪城の観梅

2005-03-01 17:35:46 | 日記・エッセイ・コラム
EPSN00092005年2月28日の午後、淡路島マラソン大会の帰路、大阪駅に降り立った。好天にさそわれぶらりと大阪城公園の梅を見たいと妻が言い出したのだ。急ぐ旅でもないので、環状線に乗り換え桜ノ宮で下車し、天満橋方面へと、かつてのジョギングコースを大川沿いにのんびり歩を進めた。桜のつぼみはまだ固かったが、満開の頃、数キロにわたる遊歩道の両側を埋め尽くすような桜並木は実に見事だ。大阪では造幣局の通り抜けが代表格のように喧伝されるが、私は毛馬閘門から中之島までの大川沿いの桜並木の方が、スケールにおいても見事さにおいても、はるかに勝ると思っている。青いビニールテントの数が以前よりも増えていることが気になったが。

 さて、大阪城の梅林は時期的にはまだ早かったが、平日にもかかわらず大勢の見物客であふれていた。園内では、撮影会やスケッチをするグループ、或いは、持参した弁当をひらく人や花見宴会をする人等々、華やいだ雰囲気が漂っていた。あと一週間もすれば見頃を迎えるだろうから、今度の週末は大混雑が予想される。

 「秀吉さんもきっとこの梅林をめでていたのでしょうね!」との声に振り向いたが、声の主は分からなかった。「いまさら、人には聞けませんが、、」の番組ではないが、ここの公園が開設されたのはそんなに古くはないのですよ、と教えてあげたかった。まあ、梅の見事さにふと口をついた冗談としておこうか。


◇淡路島うずしおマラソン大会

2005-03-01 11:35:57 | スポーツ
EPSN00052005年3月27日。第24回淡路島うずしおマラソン大会は、旧三原郡内4町の合併により新たに誕生した「南あわじ市」で開催された。淡路島の南端に位置する福良港と徳島県とを結ぶ大鳴門橋を望む風光明媚なところだが、ランナーにとっては起伏に富みかなりハードなコースだ。

 レースの前々日現地入りし、うずしお観光を楽しんだ後、コースの下見を行った途端に完走の自信を喪失してしまった。高レベルのランナーにはさほど苦痛ではないのだろうが、私のようなファンラン派にはアップダウンの連続はたまらない。高低差は数十メートル程度なのだが、小刻みなアップダウンとカーブが多く平坦なところは数キロしかない。急勾配の下りでは足にかなりの負担がかかり後半のスタミナに影響する。おまけに岬特有の強風と風花の舞に苦しめられ、雄大な景色を楽しむ余裕はなかった。

 ハーフマラソンの制限時間が8キロ地点で1時間、16キロ地点で2時間10分だというので安心していたのだが、走ってみて制限時間がゆるやかなのは当然だと思い知らされた。さいわい、収容車に回収されることなくゴールしたが、完走証に「起伏の多い難コースを完走されましたのでその栄誉をたたえ、、」とあったのには、思わず苦笑させられた。(タイムは2時間13分54秒)