千恵子@詠む...................

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黒人兵集団脱走in小倉 松本清張「黒地の絵」なり

2023年08月21日 | 詠む

朝鮮戦争まっさかりの1950年。

九州、小倉の祇園太鼓の祭りの夜。米軍キャンプの土堤にはめこまれた排水孔の土管を通って、自動小銃&手榴弾の黒人兵士たちが大量に数々の村落に散っていく。 

弱者が弱者を襲う。恐ろしき短編。

死体は冷凍にして送るんだ。最後は、凄惨な場面。

佐木隆三は「『黒地の絵』は清張文学の最高傑作と思っています」と述べている。

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