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千恵子@詠む...................

リンクにて開く世界は万華鏡 あれやこれやと交差の果てへ

「球形の荒野」えがくは清張の 戦争秘史のミステリイ也

2019年04月14日 | 詠む

「球形の荒野」 松本清張  文春文庫

松本清張は安定した風格があるので30冊くらい読んでいるが、ふと石井逸郎弁護士が「あらゆる小説のなかで一番好き」とFBで書いてらしたので「どれどれ」と好奇心で読む詠む。

唐招提寺で、ふと見た筆跡からミステリイが展開していく。昭和史発掘きぶんに、わくわく。

1960年の連載小説、女中さんとかでてくるもんねえ。両家の子女は、マダムから話しかけられるとフランス語で返事をするとか、なつかしい日本の風景がでてくる(見たことはないけど、雰囲気がね)。

最後は、素朴に終わるのが小説ならでは。

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