韓国映画「狼をさがして」
冒頭から、ぐいぐいと惹き込まれる。74分間が、あっというまだった。予想を超えて、良かった。殆どの出演者が長いあいだの知り合いだというせいなのかもしれない。ひとごととは思えない気持ちで凝視し続けた。
侵略者、植民者、そして日帝本国人。じわじわと締め付けられた。
日本映画では、きちんと東アジア反日武装戦線を描いたものは無い。そして今後も無いだろう。絶望的な気持ちになる。ましてや天皇ヒロヒト爆殺計画=「虹作戦」まで顕すとは。何度も出てくる荒川鉄橋の場面のたびに、感慨無量。
これは韓国の女性監督のドキュメンタリー作品だ。うーむ、彼我の差を感じる。日本人なにやってるんだろう。迷惑(軍事侵略、経済侵略)しかしてないじゃん。大迷惑の現在進行形。
らぶ池田浩士が民衆の暴力と、国家の暴力について語っている。あの場所は、どこなのかしらん気になるにゃん。
舞台挨拶の代わりに、監督と太田昌国のズーム出演。IT嫌い。政府広報みたいで気持ち悪い。集中力が途切れたからか、死ぬほど眠かった。通訳が挟まってたせいかな。美味しい料理のあとに不味い菓子をだされたようなかんじ。三日めだから三番煎じの会話になってるのかも。やらないほうがよかったぜよ。