セルビア/クロアチア合作映画「鉄道運転士の花束」
あまた。数多なんだよ。数が。
ロマ(ジプシー)の楽団を乗せて踏切で立ち往生していた車を撥ねた鉄道運転士。ロマを6人殺すとこから始まる。なにそれーと驚くが、たまたま線路に引っ掛かってたのがロマ集団だったというだけ。
何十人も殺してるんだ運転士たち。ブラックユーモアなのか悲哀なのねえ。
映画評に「クリストリッツアが好きなら良いかも」と書いてあった。クリ監督は左翼インテリ臭ゆえ嫌いだけど...ミロシュ・ラドヴィッチ監督の本作は「しみじみ」良いかな。
動労千葉の運転手の語りを含んだ上映会とかあるといいけど、組合側にも配給側にも「そういうセンス」はないだろう日本と。