千恵子@詠む...................

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眞須美さん黒塗り国賠二審だと 陳述書かく盛夏の候と

2016年08月08日 | 詠む

林眞須美さん。わたしからの郵便墨塗りに関する国賠訴訟。2審に進んだとの手紙を貰った。

再度の陳述書が欲しいとのことなので、少し追加して6通を送ったところ。

ちなみに、別件の国賠については最新号の週刊金曜日に片岡健が52ページに報告している。

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陳 述 書

2016年8月5日

330-0052 さいたま市浦和区●●

大山千恵子   

わたくしは公立学校教員や行政書士などを経て、現在は東京都中央区にある法律事務所の職員をしております。

林眞須美さんとは季節の挨拶の葉書などを交わしておりました。数年前に救援連絡センター(代表・足立昌勝関東学院大学名誉教授)発行の月刊「救援」の連載コラムに、わたしの母の病院での死去のようすを書いたところ、林さん自身が母を失ったときの悲しみも踏まえて手紙を貰いました。その後に、死刑が確定する直前に埼玉から大阪まで面会に行ったりなど交流しておりました。

死刑確定後は、きれいな切手や絵葉書を送ったり、訴訟書類の複数コピーなどの制限内のことしかできない日々です。先月は郵便料が嵩むだろうと心配して割安のレターパック360を4冊送ったところ、大阪拘置所から規定外だと「拒否」されました。とても悲しい気持ちになりました。

このたび措置取消等請求裁判の乙第5号証を見て、たいへんに驚きました。拘置所が墨塗りをするのは知っていましたが、自分の手紙が黒く塗られたのは初めてです。たとえば冒頭の6行が真っ黒なのです。わたしが邪悪なものにされたような感じがしました。なにより、受け取った眞須美さんが酷く傷ついたのではないかと心配で堪らない気持ちです。

わたしは仙台刑務所や栃木刑務所、八王子医療刑務所など在監の友人たちと遣り取りを何十年もしておりますが、こんな扱いを受けたのは始めてです。日本の人権蹂躙状況は、国際連合でも問題になっています。弱いもの虐めは、やめるよう強く訴えます。

事件は高等裁判所に進んだようですが、どうか裁判官は正しい判断をしてください。

---------------------- 以上が、陳述書

--------------------------下記録は、郵便に付けたメモ

3日くらい前に、小為替千円を受領しました。

昨日、高等裁判所に提出用の陳述書に対する葉書2通を受領しました。

念のため、6通を同封します。

(画像は眞須美さん本)

 

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