「腹黒い11人の女」たち キャバクラ嬢のシスターフッド
舞台は、いささか変わった場末のキャバクラ。
競争心よりも仲間を大事にする女たち。シスターフッドが心地よい。
親父、男社会のなかで生きていくのは辛いけどね。
時給800円の弁当屋では月収14万円にしかならず、パチンコ屋の愛人になってしまい、これはいかんとキャバクラ嬢とか。
半年まえに現役の東大生のキャバ嬢ルポを紹介したが、こっちでは貧乏な同級生を嗤いにくる低劣な東大男たちを乗り越える女たちの姿がある。
80頁の集団強姦の話は、とてつもなく怖かった。