８年目の３．１１

東日本大震災８年 午後２時46分に黙とう 福島　－gooニュース

福島県福島市在住＠チエちゃんです

今年も各地で追悼式等が行われ、ＴＶでも特集番組が組まれた。
８年が過ぎても、なかなか復興は難しい。
９日に訪れた相馬市、飯館村では道路が整備され、施設（建物）が新しくきれいになっていたけれど、何かが違うと感じた。
私たちが求めている復興とは違っている気がする。
４月から大熊町（東京電力福島第一原子力発電所がある町）の一部が避難解除となるが、住民は戻ってこないと思う。
避難解除となった飯館村にしても、浪江町にしても、ほとんどの住民は戻っていないのが現状だ。
ふるさとへの想いはあるけれど、お店が無くて買い物ができないから、医療機関がないから、働く場所だってないのだから、帰えれるはずがない。
住民が少ないから、お店も、病院も、企業も、営業が成り立たない。
イタチごっこだ。

福島は原発問題もある。
どんどん溜まっていく汚染水。何時終わるともしれない廃炉処理。
考えると不安になる。

ああ、ネガティブ志向じゃいけないな。

今年もＮＨＫ東日本大震災復興支援ソング「花は咲く」を徳永英明さんのＣＤで聴く。
未来の人々のために、今、私たちができることを残そう！
私には普通に暮らしてゆくことしかできないけれど、たぶん、それでいいのだと思う。


写真は、近くの公園に設置された自動放射線量測定器。
2012年には0.200μSv/hだった放射線量が現在では0.085μSv/hまで下がりました。
これは原発事故前とほぼ変わらない数字だと思います。