チエちゃんの昭和めもりーず

 昭和40年代 少女だったあの頃の物語
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最高に贅沢な日々

2019年03月24日 | チエの玉手箱
トシ子叔母が亡くなって3か月程過ぎた頃、従妹を訪ねると、彼女が「ヒマなんだ~」と言う。
間質性肺炎を患っていた叔母の看護ために彼女は仕事を辞めていた。
本当に退屈そうにしていた。おそらく、目的を失ってしまったからでしょう。
当時、私はまだ職を持っていたけれど「私は退職してもヒマなんてことは絶対にありえない」と思った。
彼女は、その3か月後にパートに出た。

退職して1年、実際にヒマと感じたことは一度もない。
炊事・洗濯・掃除などの家事は当然やらなければならない。
ウォーキング。読書。編み物やお針チクチク。
花や野菜を育てる。猫と遊ぶ。
ネットゲーム。それにブログも書かなきゃ。
ヒロシと会話。昼寝。
錦織選手を応援もしなくっちゃ。
そうそう、一番大事な独りボーッとする時間。
その合間に母のサポート。

ね、こうして挙げただけでも、ヒマなんて感じてるヒマはないでしょ。

考え方や感じ方は人それぞれだから、どっちがいいというものでもないけれど、従妹のように働けるうちは働いた方が良いとも思う。
でも、一旦辞めてしまったら、私にはもう無理。
だって、働かずに暮らしていけるって最高の贅沢なんじゃないかと思い始めたから。