チエちゃんの昭和めもりーず

 昭和40年代 少女だったあの頃の物語
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現金高価買取いたします

2019年03月29日 | チエの玉手箱

私が買い物から帰るなり、ヒロシが聞いてきたんです。

ヒロシ:カメラ、何処にある?

チエ:カメラって?

ヒロシ:ほら、あれだよ。一眼レフのヤツ。

   たしか、黒いカメラバッグに入れておいたはずなんだけど・・・

   押入れを探したけど、無いんだよ。

チエ:ああ~、アレ。ちゃんと、押入れに入ってるわよ。

   ホラ、あった!何するの?

ヒロシ:あれ~、あったのか? やっぱ、おまえが居ないとダメだな。

   実はな、おまえが買い物に行ってる間に、買取業者が来たんだよ。

   古くてもいいから買い取るってさ。

チエ:あら、いいの? だって、あのカメラ、お義父さんの形見じゃない?

ヒロシ:いいよ。だって、使わないだろ。

チエ:そういう問題じゃないと思うんだけど。

   ま、あなたがいいって言うなら、いいけど。

ヒロシ:おまえ、使ってない指輪とかないのか?

   そうだ、おれが買ってやったネックレスあるだろ?

チエ:あれは、ダメよ。あなたからのプレゼントじゃない!

こんな会話をしているうちに、買取業者さんが再度やって来ました。

 

義父の形見のカメラ2台と望遠レンズ、動かないG-SHOCK(腕時計)、私のデザインリング、未使用テレカで12,000円となりました。

まあねえ、将来的にも使わない物をただ捨てるのではなく、換金するのも一つの方法とは思うけど・・・

高価買取と言ってるわりには、高価でもないのよねえ。

なんだか空しい。

 

写真は、買取業者さんが引き取った品物をスマホで撮影し、携帯プリンターで印刷して置いていったものです。

こうしないと違法になるんでっすって。