(PS14形パンタグラフを装備するEF10形電気機関車)
先日購入したマイクロエースの「EF10 24号機」は、PS14形パンタグラフを載せている。
スライダーと一体のホーン部分は、先端が細くなる形だ。
実物誌の写真で 24号機の屋根上を確認してみると、晩年の飯田線時代ではホーンの形状がパイプとなった所謂軽量型のパンタグラフになっていたようだ。
以前、ワールド工芸から発売されたPS14パンタグラフ組立てキットが軽量タイプであったようなのだが、現在では入手が難しい。
手持ちには古いKATO製のPS14形パンタグラフがあるが、軽量型ではない。
製品に付いているパンタグラフのシューの部分を改造し、ホーンを線材で表現するほかないか、と思っていたのだが、たまたま立ち寄った模型店でKATOのASSYパーツに軽量型PS14パンタグラフを見つけることができたので、早速購入した。
(3056F EF58-35 パンタグラフ)
1両分2個入りで定価420円のところ、幾らかの割引があった。
車体への取付けは実物同様4本の足になるようで、不自然な太目の足は生えていない。
足の寸法が合っているかは確認していないが、合わなければ車体側の穴を開け直せばよい。
しばらくNゲージから目を離していた間に、色々な形式が発売され、機関車は二大メーカーからも特定ナンバー機が数多く出てきた。
それに伴うパーツの充実にも隔世の感がある。
小さなメーカーが作るエッチングやロストワックス製のパーツも、模型店に行けばある程度の在庫は揃っていて、市販車輌の部品交換や細密化なども気軽に行える。
模型工作派には、良い環境である。
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