気まぐれ徒然かすみ草

近藤かすみ 

京都に生きて 短歌と遊ぶ

箸先にひとつぶひとつぶ摘みたる煮豆それぞれ照る光もつ

秋のはじめ

2007-08-23 00:57:02 | きょうの一首
秋のはじめと夏の終りをかさねあふ縫ひ目のやうな雨は降り来つ
(大辻隆弘 夏空彦)

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夕方、買い物を終えて帰宅しようとすると、ものすごい音で雷が鳴り、夕立がやって来た。いかにもというような夕立。傘を持っていなかったので、しばらく様子を見ていたが、どうしようもないので、ちょっと小降りになったのを狙って、濡れながら家に帰った。
夜、『夏空彦』を読んでいて、ちょうどぴったりの歌に出会った。

画像は末富「京五山」懐中ぜんざい。
「京男雑記帳」さんのブログからお借りしています。