紙相撲たおれるように冬の日は終わってしまう机の上に
幼な子を寝かせておれば天井は黒い田んぼのように下り来(く)
影の山ひなたの山に隣りつつ左京の町は冬に入りたる
(吉川宏志 海雨)
*****************************
近所の図書館にリクエストして買っていただいた「海雨」を読みはじめる。
吉川宏志さんは、同じ左京区の住人。
京都でも左京区の北の方は、河原町あたりよりずっと冷える。
影の山ひなたの山の歌は、加茂大橋あたりの風景だろうか。
きょうはもう冬の気配。
珈琲に重ねてチョコを食(たう)ぶればしみじみ美味し灯火したしむ
(近藤かすみ)
幼な子を寝かせておれば天井は黒い田んぼのように下り来(く)
影の山ひなたの山に隣りつつ左京の町は冬に入りたる
(吉川宏志 海雨)
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近所の図書館にリクエストして買っていただいた「海雨」を読みはじめる。
吉川宏志さんは、同じ左京区の住人。
京都でも左京区の北の方は、河原町あたりよりずっと冷える。
影の山ひなたの山の歌は、加茂大橋あたりの風景だろうか。
きょうはもう冬の気配。
珈琲に重ねてチョコを食(たう)ぶればしみじみ美味し灯火したしむ
(近藤かすみ)