気まぐれ徒然かすみ草

近藤かすみ 

京都に生きて 短歌と遊ぶ

箸先にひとつぶひとつぶ摘みたる煮豆それぞれ照る光もつ

本物

2005-11-03 23:01:48 | つれづれ
犬ワンワン猫ニャーゴニャーゴと聴くとして人間の声は何と聴くべしや
(奥村晃作 父さんのうた)

本物と付き合いなさい本物は間違いなしに元気を呉れる
(奥村晃作 ピシリと決まる)

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『犬は「びよ」と鳴いていた』(日本語は擬音語・擬態語が面白い)(山口仲美 光文社新書)を読んでいて、奥村晃作の歌が引用されているのを見つけた。
動物の声の不思議の章。

奥村晃作短歌ワールドの日記が更新されないので心配していたら、奥村先生のパソコンが不具合らしい。日記は読んでいても掲示板は読んでいなかったので、やっと気がついた。パソコンのメール、掲示板、ブログ、電話、携帯、手紙などなど通信手段がいくつもあると、あれこれチェックしなければならない。いやチェックできるのがありがたいことか。
奥村さんのパソコンの復活を待ちましょう。

ブログに今日の記事を書こうと思いつつ、ぼーっとテレビを見ていると、NHK教育でパパイヤ鈴木のダンスの講座をやっていた。
なるほど!あれをいかにもスタイルのいいダンサー(大澄賢也のような)がやったら当たり前。これをパパイヤ鈴木がやるから、われわれは励まされる。ダンスの型があるから、腰を振ってもいやらしさがない。
ダンスってひらひらの衣装でやるんでしょとか、短歌って57577のあれね・・・といった紋切り型の浅い知識からもっと深く関わっていくと本物が見えてくる。テキストを買おうかしらん。

情熱を持つてまわつて腰をふるブエナ・ビエスタ・ソシアルクラブ
(近藤かすみ)