気まぐれ徒然かすみ草

近藤かすみ 

京都に生きて 短歌と遊ぶ

箸先にひとつぶひとつぶ摘みたる煮豆それぞれ照る光もつ

2005-05-22 22:07:12 | つれづれ
いつまでも本番のないリハーサルをつづけることが人生だけど

濃き梅のつぼみの最も濃きところ夢からさめる前の温度の

(矢野佳津 短歌研究6月号)

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矢野佳津さんは、短歌人会の先輩。今月はじめの歌会の帰り道、短歌研究詠草欄のことをおしゃべりした。馬場あき子は、なかなか厳しいという話。

今月の詠草欄で矢野さんは、準特選で5首のっている。しかも馬場あき子氏の「今後が楽しみな若い作者だ」との評が書かれている。
なるほどな~~矢野さんの実際のお人柄など思い出して、私も納得した。