喉をゆくブロッコリーのこまかさは一塊の森さやぐ涼しさ
はつなつのレタスの葉脈ひとすぢを噛みて断ち切る思ひもあらむ
たましひをそそる明るさつややかなホタルイカつまむ人の指こそ
山羊食へば山羊の心を食ふごとし沖縄食堂に我は汚れて
(大口玲子 海量)
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大口玲子は酒豪でもあり食べることにも豪快な人のようだ。
ブロッコリーは私の好物だが、それが喉を通るとき森のようだという比喩に驚いた。
見た目も森のようだが感触もそうかもしれない。ホタルイカの明るさ、山羊の心…感心させられた。
はつなつのレタスの葉脈ひとすぢを噛みて断ち切る思ひもあらむ
たましひをそそる明るさつややかなホタルイカつまむ人の指こそ
山羊食へば山羊の心を食ふごとし沖縄食堂に我は汚れて
(大口玲子 海量)
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大口玲子は酒豪でもあり食べることにも豪快な人のようだ。
ブロッコリーは私の好物だが、それが喉を通るとき森のようだという比喩に驚いた。
見た目も森のようだが感触もそうかもしれない。ホタルイカの明るさ、山羊の心…感心させられた。