かつてまだ定義されたることのない馴鹿時代今か来向かふ
さういへば、などと気付いたふりをするアララギを出てあやふかりし吾
懐石が進み小さな貝が出たうつむいたままなら聞き易く
寺町は雨の匂ひの年々にふかまる逢ひの夕闇のなか
年齢と共に成熟するなかれ寒き玄関に咲き合ふさくら
(岡井隆 馴鹿時代今か来向かふ 砂子屋書房)
***************************
年をとるというのは悪くない・・・と思わせられる。
以下短歌と関係なく、最近思うこと。
ブログを持って自分から発信する人がたくさん居て、それが本になって話題になるものがある。
ネット上で読むものと、本になったものとどう違っているのだろうか。ネットで出たものが本になっても同じ部分も多いだろう。いや、ブログを本にするのなら、本という形に切りとるということか。
書店でパラパラと立ち読みをして、お客が興味を持ったとしても、これを買うかそれとも家でネットで読むかは、お客の判断次第。これにサイフを開ける人がどれだけいるのだろう?
今のスピードの速い世の中で、本になって出版されるときには、もう違う作者になっているという気もする。
この「気まぐれ徒然かすみ草」のブログは、私の短歌お勉強日記という姿勢でやって行きたい。
さういへば、などと気付いたふりをするアララギを出てあやふかりし吾
懐石が進み小さな貝が出たうつむいたままなら聞き易く
寺町は雨の匂ひの年々にふかまる逢ひの夕闇のなか
年齢と共に成熟するなかれ寒き玄関に咲き合ふさくら
(岡井隆 馴鹿時代今か来向かふ 砂子屋書房)
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年をとるというのは悪くない・・・と思わせられる。
以下短歌と関係なく、最近思うこと。
ブログを持って自分から発信する人がたくさん居て、それが本になって話題になるものがある。
ネット上で読むものと、本になったものとどう違っているのだろうか。ネットで出たものが本になっても同じ部分も多いだろう。いや、ブログを本にするのなら、本という形に切りとるということか。
書店でパラパラと立ち読みをして、お客が興味を持ったとしても、これを買うかそれとも家でネットで読むかは、お客の判断次第。これにサイフを開ける人がどれだけいるのだろう?
今のスピードの速い世の中で、本になって出版されるときには、もう違う作者になっているという気もする。
この「気まぐれ徒然かすみ草」のブログは、私の短歌お勉強日記という姿勢でやって行きたい。