見なくなった「鹿」の姿

　晩秋の今の時期、鹿の繁殖時期でオス鹿の甲高い声があちこちから聞こえるのだが・・・・
いつもなら、我が家の放牧地でも左右前後のオスのそれぞれの縄張りから、競い合うようにメスを呼び込むような声が聞こえて
いたのだが・・・・

　　　　　　　　　　

　今年はどうもへんだ。
滅多にその声が聞こえないのだ。まるでどこかに行ってしまったのだろうか～～。そんなはずはない・・・と思うが…・・。
日中、車で走っても以前のように姿を余り見なくなったことは事実だ。（写真はいずれも２～３年前のもの）

　　　　　　　　　

　　　　　　　　　

　夜になると現れていることも事実だが・・。
果たして・・・数が減っていてくれているとありがたいことだが・・・。
山の食べ物がなくなった積雪の頃の様子をみなければ・・・。

施設の家族会の「祝敬老」

　一昨日、私の母がお世話になっている施設「清風園」の家族会主催の敬老会に行ってきた。
ことしから家族会の副会長をやっているため、突然に会長が欠席にったために主催者として私がお祝いの挨拶をしてきた。

　　　　　　　　

　家族会として、何のおもてなしも出来ませんでしたが、昼食会や歌手による昔懐かしい歌のプレゼントや記念品の進呈を
行った。いま施設には５０名ほどが入所していますが、９０歳以上の方が１９名、最高齢は９８歳で９７歳が３名いると言い
ます。ちなみに私の母は、９３歳です。この日の母は体調を崩し静養室から出ることができませんでした。

　　　　　　　

　皆さん、歌手の昔の歌声に口ずさんだり、一緒に歌う人もいるなど、とても和やかな雰囲気でした。
「いつまでもお元気で長生きして欲しい」と願わずにはいられませんでした。

　　　　　　　

　この後、ご出席いただいた家族の皆さんと昼食をとりました。
こうした行事を行うことによってご家族が一同に会せる機会でも有ります。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　私達がいただいたお弁当です。
５００円でしたが、地産地消の食材を使ったり、施設の畑で作った材料のものばかりで、とても美味しく頂きました。
料理の一つ一つを丁重にシェフが説明してくれましたが、美味しく食べたら忘れてしまいました。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　
　　　

早くもタイヤ交換

　今日は全国的に秋晴れとか・・・。
我が家周辺でも、真夏を思わせる陽射し～～。風があったが汗ばむ陽気だった。我が家の前庭にそびえ立つ１本のポプラも強い風に
揺られ晴天の晩秋を楽しんでいる様子・・・・。

　　　　　　　　

　しかし、こんな天気もつかの間、２２日には真冬並みの寒気が最北にかかるとか～～。雪マークがついていて平地でも降雪になる
天気予報だ。雪がちらつく事を想定しながら、京都のお嬢様の車のタイヤ交換を早くもおこなった。

　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　２２日の降雪の心配ばかりではなく、早朝出勤の低気温による凍結もあり、これからは夏タイヤでの出勤は危険だ。
初めてのタイヤ交換に見る物、使う道具の操作もチンプンカンプンの様子。牛のことばかりではなく、北海道だから体験できること。

　　　　　　　　　　　　　

　雪や凍結道の運転も初めてだろう～～。
これから、それらのこと一つ一つの指導が大切。カッカしないで丁重に教えなくては・・・・。

長寿を祝う会

　先日、２４世帯が暮らす私達の豊寒別の集落で、７０歳以上の方々を招いての長寿を祝う会を開いた。
この催しは、私達の先輩達が自冶会の事業として５０年位前からずっと続けているもので、現在に引き継がれているものだ。
現在私達が何不自由なく過ごせるのも、先人のご苦労があってのこと・・。

　　　　　　　　　

　長寿を祝う会の内容そのものは、幾多の変遷を経て今日に至っていますが、ささやかなおもてなしで、食事を共にする程度ですが
みんなで楽しく過ごした。

　この日は、菅原町長さんや役場の担当課長補佐さんも激励に駆けつけて下さって、親しく懇談した。
私も主催者として冒頭に感謝の言葉を述べた。

　　　　　　　　

　現在、私達の集落には６４名程のかたがたが暮らしているが、７０歳以上の方は１７名おります。最高齢は９３歳で９０歳以上の方は
２名おります。この日は８名の方が出席してくれました。

　　　　　　　　　　

　出席いただいた方の年齢などの紹介をしたり、ゲーム等を楽しんだ。
クイズを出してお年寄りの方に答えていただく事や景品の当たる、恒例になった宝引きでは夢中になって参加していた。

　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　これまでのご尽力に感謝し、いつまでもお元気で過ごし、また来年も会いましょう～～と短い時間ではあったが、お年寄りと一緒になっての
一時だった。

ことし最後の酪農体験・・・その２

　はるばる小樽市からやってきてくれた一泊二日の酪農体験。
始めてのファームインでの宿泊や牛との触れ合いだったであろう～～。ゆったりと付近を散策。

　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　夕朝食も元気に食べていただいた。定番食の焼き肉も茶屋で・・・
二次会は我が家の居間で・・・いつもながら一番飲むのは私で・・。写真も何枚か撮したが、メモリーが入っていないのにシャッターばかり
切っていた。

　　　　　　　　　　　

　今の時期、山奥でのファームインはテントウ虫やカメムシの出没時期でもあって、ご迷惑を分けることも多くある。
それに加え今回は大変なお気の毒な出来事も・・・・。
それは、昨夜の入浴の帰り道、シカとの衝突でサイドミラーの破損や凹凸が・・・。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　お気の毒で・・お気の毒で・・・。
「どうか懲りずに、また来て下さい・・・」と見送った。

ことし最後の酪農体験・・その１

　ことし最後の１泊２日の酪農体験が午後から行われ無事に１日目を終了した。
今回の酪農体験は小樽からの来訪者で、ホクレン小樽種子工場の４名の職員だった。種子工場で働く方々だったために、私の牧草地も
案内し、植生や８月に播種した草地を見ていただいた。

　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　国営事業で私の草地も１４㌶ほど播種しすべてホクレンの種子をつかった。
その説明をＪＡの担当者も丁重にＩ部長さんがしてくれた。
普段に工場で種子だけの作業しかしていない来訪者にとって、芽生えた牧草の命の状況を見て感激していたようであった。

　　　　　　　　　　

　ホクレンの稚内支所からも担当者が来てくれて歓迎ムードが高まっていた。



その後、酪農体験にうつった。食や命の大切さを一生懸命に語った。

　　　　　　　　

　「いただきます」の意義を知っていますか？・・・・・・とのといかけも・・・・。

　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　皆さん、ご熱心に参加いただいたことに感謝した。
その後は親しく懇親夕食を楽しんだ。色々と有りましたが、夕食後の事は続きで明日に・・・。

　でも、ご来訪いただいた皆さんとは、どう言うわけか、１０月３１日の午後７時３０分にさっわぽろで再会することを約束した。
含めて「改めて酪農体験に女性の皆さんが、３泊くらいの予定で来訪してくれる」事も期待できそうだ。

初霜

　晩秋の我が家周辺。
今朝の気温はマイナス２度。今秋の初霜の朝だった。それ程強くもなく車や一部小屋の屋根がしろくなっている程度だった。

　あまりの美しさはないものの、紅葉まっただ中だ。
住宅のウラから眺める山々・・・・。

　　　　　　　　　

　　　　　　　　　

　日中は晩秋の秋晴れでとても心地良い１日だった。
目の前に広がる珠文岳山頂もすでに落葉しているようだったが一つ手前の山は少し美しい。

　　　　　　　　　

　　　　　　　　　

　霜も降りて付近ではこれからもっと鮮やかな色に変わっていくのでしよう～～。
この先の一週間の予報、まだ雪マークはないもののボチボチ・・・と。すでに昨日の温帯低気圧関係では、道内の峠等では
積雪のニュースが流れていた。寂しい季節の到来もそう遅くはないだろう～～。

　　　　　　　　　

　　

食農教育

　兼ねてから承知していた、森久美子さん著の「食」と「農」を結ぶ・・心を育む食農教育誌を、ネット注文していたら
東京から帰宅と同時に配達されていた。

「食べ物の命の事、農業体験が食農教育の中心になる」ことなどなど・・興味の湧くタイトルが目次に並んでいる。
まだ出だしの部分しか目を通していないが・・・・

　　　　　　　　　　

　１３年前から酪農教育の認証を受け、子供達や家族連れを牧場に迎え、酪農体験を通して食や命の大切さを伝える事を狙いとした
酪農教育ファームに取り組んでいる私にとっても、その必要性が改めて認識できそうな内容であろう～～。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　来月早々に、北見地区で「酪農体験受け入れなど」のわたしの取り組みを１時間ほど語る機会が与えられた。
その資料作りを始めようと思っていた。森さんのこの誌を読んで、改めて酪農体験を通した食農教育の大切さを認識して語りたい。

田中ゆうき君

　大型台風１９号を先回りして東京から戻った。
会議や研修など以外で関東や関西に行ったのりははじめでの事だったかも・・・。何度行っても、飛行場と会議会場を往復するだけで
夜に少しの時間だけネオンをさまよう程度・・・。

　しかし、今回は田中ゆうき君の結婚式だった。

　　　　　　　　

　　　　　　　　

　彼は、今から１５年前の小学校６年生の時に、山村留学で我が家に１年間、里親留学していた。
沢山の思い出がある彼が、新しい人生のスタートをきった。八王子での結婚式に妻とともに出席してきた。式の方にも出席させていただき
親族気分にもなっていた。

　そんなこともあってか、祝賀会ではスピーチの機会も与えられ、当時を振り返った。
懐かしい話しをしたもので親族の方々も、とても喜んでくれた。ありがたかった。素晴らしい人生を歩んでもらいたい・・・と願った。

　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　これより先、東京に到着後、以前お世話になった三野さん（元北海道開発局次長）に時間をとっていただき、杯の機会があった。
三野さんにお会いするのもひさしぶりであった。現職時代、我が家に一度訪問いただいていて、出札したときは室を訪ねる機会もいただいて
いた。浜頓別の事も良く覚えていただいていて、とても懐かしく思っていただいた。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　

　三野さんの力のこもった話しにしっかりと耳を傾ける、妻と娘の姿も印象的だった。

　　　　　　　　　　　

　賞味３日間の滞在期間中、色々と足を伸ばしてみたが観光スポットは何もナシだった。
移動が多かったためか、色々な路線電車に乗車したことも特徴かも・・・。数えてみた。モノレール、山の手線、総武線、地下鉄有楽町線、
中央線、京王線、京王高尾線、京急線　　　鉄路のない私どもの地域にとっては楽しいことでもある。

　地図と路線名地図を片手に磯沼ミルクファームも訪ねた。
都市のど真ん中で牧場と体験受け入れなどを行っている。この日も３０名ほどの消費者の受け入れとテレビ取材中であった。

　　　　　　　　　　

　磯沼さんとは十数年前に知り合い、数々の活躍を見てきた。
この日のＮＫＨＫ取材中のディレクターさんがぶんちゃんの里を知ってくれていて、妻と記念撮影した。しかし、名刺交換わすれ名前を
知らないままに・・・。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　毎夜、「食べ過ぎ食べ過ぎ・・・」の連発で、贅沢なおでかけだった。飲み過ぎは・・・なかった～～。
留守を守っていた、京都のお嬢様もしっかりと頼れる存在に・・・ヘルパーさんの力もかりて・・。

　これから先も色々と予定もある。
冬支度を頑張りながら・・・老体にムチうとう～～。

　

　　　　　　　　　　　

色々と足を伸ばして

昨日の八王子でのほんの少しの大役が上手くいったので妻と二人で酒盛り。
食べ過ぎも重なって早々にダウン～。しかし、今朝は元気に。１日に何度も留守を預かる京都のお嬢様と連絡をとる。
色々と足をのはしたく、電車を乗り継いで八王子の大主である磯沼ミルクファームを初めて訪ねる。 ファームのプリンをいただく。体験受け入とテレビ取材中で忙しく動いていた。テレビ取材中のディレクターが ぶんちゃんの里をしっていて感激。
八王子から池袋で妻が単独行動で別れて私は一人、品川へ移動。ホテルを間違え少し恥をかく。明日は台風の先回りで早朝に帰路に。（ＦＢを確認できないのが残念）