シカの落とし物

　午前５時、玄関のドアを開け外に出ると一面強い霜で真っ白になっている。
気温も－７度。今の時期としては飛び上がるほどの冷え込みだ。すでに陽は登はじめ、正面の山々を明るく照らしている。
まだまだ人々は眠りの世界だろうが・・・・早起きだからこそ見れる素晴らしい光景・・・。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　早めに朝食を済ませ、開始してから２日目で料散布を終わらせようと、張り切って畑に向かう。
早い時間に終わらせようと・・・・・・

　畑の隅々までトラクターで走るとシカの落とし物に出会うことが多くある。
２周目にさしかかったところで、早くも落とし物発見。固い固いシカの角である。

　　　　　　　

　危険なためにトラクターを止めて拾う。
知らないで走っているとタイヤに突き刺さったり、作業機を破損させることが多くある。

　　　　　　　

　５０㌶の採草地の肥料散布を一気に終わらせた。
老体も頑張ってくれた。

　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　１０㌶の１枚畑だ。眠り魔が襲いかかってくるがジッとこらえる。
眠気ざましの体操でもしているのか下半身姿の不思議な老体の姿も見た。