アブ

　じめっとした天気。

パラパラと雨が降ったときもあったが終日曇り空。正午の我が家周辺の気温は２８度。午後２時頃になると

３０度まで上がっていた。とにかく暑い。本州の方からは笑われそうですけど私達には辛い暑さだ。

　こんな気温の高い日が続くと、いまでこそ牛がいないから気にかけることはなくなったが、牛に

とっては暑さとともに「アブ」はとてもやっかいな吸血鬼。放牧していたから、午前７時ころに外に

出る。どこからと無く直ぐに牛たちの周りに群なっていたものだ。

　体長２～３㌢の大型。

「アカウシアブ」という。飛んでいると「スズメバチ」か「アブ」か、見分けがつかないくらい
よく似ている。ネットで見てみましたら、家畜などの吸血するのは雌で産卵のために栄養を蓄える

為だという。スズメバチとアカウシアブの写真が，ネットに載っていた。

　　　　　　（左がアカウシアブ。右がスズメバチ）

　　　　　　　　　　　　

　車から降りると待ち構えたように人間にもとびかかってくる。

我が家に１頭いる牛たちの周りは凄い。生きていないことは分かっていないようだ。特に黒い部分に

止まり吸血するので、黒の多い牛は気の毒だ。人間も山などに入るときは白い衣服を着ることが

良いという。

　気温が約２０度以上の気温になると寄ってくる。
今日のような天気や晴天の時は大変だ。我が家の牛にも今日は群なっていた。

　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　

　放牧時代、血を吸われながらも頑張って沢山のお乳を出してくれた事に感謝以外ない。今日のアブの姿を

見て「ざまあぁ～みろう～すえないだろう～」と、当時のはらただしさがよみがえってきた。