ぶんちゃん日記

最北の、何もない静かな山奥「ぶんちゃんの里」のオーナーの交流日記です!

25年ぶりの再会 (その2)

2024-06-22 13:17:30 | Weblog
 私の小学生の幼き頃の学校の帰り道、「なんでオレの家はこんなに遠くにあるんだろう~~」と思いながらの
通学路には沢山の思い出がある。4~5人で学校を出ても1人抜け2人ぬけ・・・最後は1人で1㌔㍍の
寂しい道だった。その1㌔の間に獣道(熊横断)が1カ所だけあって100㍍くらいは息を潜めて歩いて
いたものだ。しかし・・1度だって熊に遭遇する事は無かった。我が家周辺で熊の姿を見たのは30歳代に
なってからだろうか~。

 我が家に里親留学(山村留学)していた百合恵ちゃんは、4㌔の道のりを歩いて小学校に通った。
昔とは道幅が広くなり舗装された道で良くなっていたが、山々に囲まれた道には変わりないし獣道もその
ままであった。25年ぶりの再会時も、そんな思い出話をたくさん語った。「大きな声で歌を歌い
ながら歩いていたから今でも声が大きくて・・」と笑う。

 1人歩いていると見知らぬ人が車を止めて「乗らないかい~」と声をかけてくれたという。
「都会では考えられない声かけに驚きました」と当時を振り返った。「皆さん親切だったんです」と。
それからは「誰か車がこないかなあぁ~~」とのせてもらう事に期待して歩いていたものだ・・とも。

 25年ぶりの再会・・すぐの仏壇の前で手を合わせてくれた。当時健在だった私の母親も亡くなっ
ていたためだ。そして直ぐに缶ビールを「ブシ~~」と。飲みっぷりが良い。お茶がわりだ。かなり飲むな~と
想像する。

    

 外食予定だつたために、30分ほど腰を下ろした程度で予約席に移動。
楽しく飲み、思いでばなしに・・。

             

               

               

 中国での滞在期間が長かったからか中国のカラオケ歌声も。
私も「高校三年生とタイガーマスク」を聞かせてあげた。25年ぶりの再会はかなりの酔いに見舞われた
私は帰宅後直ぐにダウン。
運転手だった妻は自宅で、2人で夜遅くまで飲み続け語りあったという。

   

 25年ぶりの再会。初めての出会いから25年たって懐かしく楽しい出会いとなって帰ってきた。
私達の人生で「出会いこそが私達の宝もの・・」といつも妻と話してきた。もしかしたら・・これからも
こんな再会がおとずれることだろうか~~。
酪農実習生などの受入れ、高校生の教育旅行生の方々の受入れ・・・1杯の牛乳や1個のソフトクリーム
をたべながらの茶屋「べこっこ」での談笑した多くのかた方。私達2人は、この山奥で元気にすごしています。

  

   

 

コメント
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