酪農ニコニコ協定

　昨日、浜頓別町酪農ニコニコ協定推進協議会で「酪農ニコニコ協定始めます会」を開催した。
同協議会は、農業委員会やＪAひがし宗谷、農業改良普及センターで構成し、従来の家族経営協定を親しみやすいものにしようと２０１０年に
「酪農ニコニコ協定」に改称して毎年調印式を行っている。私も責任者として開会の挨拶を行った。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　従来は当日、前に出て立会人共々一人一人署名捺印していたが、事前に内容を決め署名捺印した協定書を、責任者をしている私の方か
ら進呈した。今回締結したのは２家族であった。
立会人のＪAひがし宗谷前田武参事と宗谷農業改良普及センター江田美智子次長が激励挨拶した。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　それぞれの家族が、実情に応じて経営目標や役割分担や休日､給与などを決め盛り込まれている。
　「ただ仕事をしているだけでは大変で協定で決められたことを楽しみにやっていきたい」「家族で話し合って見直しを決め署名しました。経営主とし
ての責任も感じます」等といった感想も述べられ、協定締結が意義あるものと感じた。

　　　　　　　　　　　　　　　　
　
　調印後は、酪農家の怒りとの付き合い方を狙いとした「怒りを上手にコントロールして担い手育成」と題してアンガーマネジメントコンサルタント
piusM代表の長谷川久美子さんを迎えての研修会を開催した。

　　　　　　　　　　　　　　　　

　長谷川さんは「カットなったらどうするか、怒ること怒らないことを決める、怒った後にどう整理するか」のアンガーマネジメントの３つの暗号を
解説し「怒りは悪いとではなく怒りを上手につかって担い手を育てていきましよう」と語った。