ぶんちゃん日記

最北の、何もない静かな山奥「ぶんちゃんの里」のオーナーの交流日記です!

隣のおばあちゃんのお見舞いに。

2008-04-15 19:55:06 | Weblog
今日は、隣りのおばあちゃんのお見舞いに、車で片道2時間走って行ってきた。
隣といっても、1㌔離れているところに住んでいる。日頃いろいろとお世話になっているので、当然のことだ。

町にも病院はあるが、ちょっとした病名がつくと名寄市の総合病院に転送されたり、通院したりする。おばあちゃんも胃の手術のためだった。術後10日間ほどたっているとのことで元気にリハビリに取り組んでいた。

何もない山奥に住んでいても、過疎が進む町に住んでいても何と言っても病院のことが一番心配になる。映画館や図書館がなくとも我慢ができても、病気だけは耐えられない。
医療を含めた福祉の充実は町の活性化をはかるうえでの基本的な課題かもしれない。それぞれの町の医療の充実があれば申し分ないが、現実的には不可能な事であり、「広域的な医療の充実」こそが求められるだろう。

帰路の車の中で妻との会話で「貴方がもし病気になったらどこの病院に連れていけばよいですか」と尋ねられた。「○○○では遠くて見舞いに来てくれないし○○で十分ですよ。ダメな時はどこに行ってもだめだから・・・」との会話は、少し寂しさをかんじた。でも現実にもう少ししたら、後期高齢者医療制度で差別されちゃうもの。
田舎に住んでいるからこそ出来る会話だったかも知れない。

80数歳の隣のおばあちゃんの全快を祈りたい。
コメント
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