道草、より道、まち歩き。

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無くてもいいもの

2011年09月03日 23時42分03秒 | スポーツ
Pivura雑誌を読んでいたらその中で『五本指シューズ』の記事広告があった。
何かでそういうものがあるというのは知っていたが、写真を見るとやっぱりちょっとビックリ。

記事の中で、これだけジョギングシューズのソールの素材や軽量化など、道具はもの凄く発達している筈なのに、未だに膝や腰、足首など痛める人が多いのはなぜか?とあった。
確かに筋力不足では解決しない関節などは、練習の量を増やせばいいというものでもないだろうと思い読んでみると、足にとっては裸足が一番という。昔の飛脚は裸足に近い草鞋履きで500キロを3、4日を交代で走ったという。

とは思うもののアスファルトのような堅い道路では衝撃が直接足腰にきて、すぐに怪我をしてしまうのでは?
ということでこの5本指シューズは裸足に近い履き心地で、一番自然な形で走れ、跳ねるような感覚があり、怪我もしにくいとか。
へぇ~と思うのも、確かに昔エチオピアのアベベという選手は裸足でフルマラソンを2時間15分で走ったというし、私が小学校に上がる少し前までは『運動足袋』という、親指と他の指が分かれた地下足袋のようなもので外を走っていたという。
また今でも建設現場では地下足袋が使われていて私も履いたことがあるけれど、指が分かれているのは結構気持ちがよかったりする。

このシューズも足にフィットしていたら快適かもしれない。
今日の世界陸上は競歩をやっていて50キロを3時間半という速さでゴールしていた。
競歩だけに「頑張って歩き抜いて欲しいですね」なんていう解説がなんとなくおかしかったが、日本の3選手のゴール後の爽やかな笑顔は見ていても気持ちがよかった。

200mではボルトが100mの雪辱を果たし見事金メダル。
競技場のトラックも柔らかい素材になり、裸足でも全く支障がなさそうだけれどスパイクと比べるとどのくらいの差が出るのだろう?

その雑誌広告で「世の中には『無くてもいいもの』が溢れている。でも簡単になくす事はできず使い続ける。靴もその一つだったら?」とあった。
道路をアスファルトで覆って便利になった反面、様々な弊害があるような気もする。
流石に裸足で外を歩くというのは日本の自然状況、生活様式もありできないけれど、裸足を見直すのも良いかもしれない。

そして『無くてもいいもの』を徐々に減らしてもいいのでは?とも思う。

コメント
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