道草、より道、まち歩き。

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スマートボールの全貌

2010年08月29日 00時03分24秒 | アート・文化
Img_7532
全貌なんて言うと大げさかなあ

昔懐かしスマートボール
こどもの頃、おまつりに行けば必ずやってました。型抜きにはまったく興味がなかったのですが、スマートボールにはハマった。一列揃うともう一回できて、釘にかかるとおじさんが穴に入れてくれたりしてホントに面白かった。
それを再現できたらな~とネットで調べ始めると手作りしてる人や会社があったりして、随分参考にさせてもらいました。

先週の土曜日からイメージを始めて、正確な設計図もなしに行き当たりばったりで作り始めました。材料は家を建てた時にとっておいた端材をメインに使ったので、本当はもう一列穴を開けたかったので長さがちょっと足りなかったり、高さを合わせるのにかなり頭を使いました。
サイズは600×520×100(mm)です。

この程度のものでもボールが転がる板は3層構造になっていて、後ろの板を引くと穴に入ったボールがドッと下に落ちて手元に転がり出てくるようになっています。
なにせ材料も端材なのでしなっている木もあり細部は隙間があったり、道具もろくにないので電動工具ならホンの数秒で切れるものに汗だくになって切断したり、子供が木のささくれで引っかからないように面取りしたりと、かなり苦労した部分もありました。

Img_7534という事で材料費は0(ゼロ)ですが盤の釘、蝶番、スプリングは購入し、どうしても調達しなければならなかったのがボール(ビー玉)でした。25ミリ径のビー玉がなぜか家に2個あり、この大きさで考えたのですが、ホームセンターにもおもちゃ屋にも100均ショップにもなく、結局駄菓子の卸店で小さいビー玉のセットに25ミリの球が2個入っている事が分かり、これを1ダース(1260円)で買いました。
残った大量の小さいビー玉どうすんのよって話で、これはまたどこかで利用できればと思います。
あとは天板のアクリル板。これも看板を作っていた頃なら在庫があったかもしれませんが、今回は看板屋さんで余っていた2ミリの板をカットしてもらい1000円にしてもらいました。アクリル板は高いのです

製作の途中で息子たちにやらせると食い付きも良く、こりゃちょっとは子供にウケるかなあと期待し、はっさむの日開始早々は準備や開会式の写真を撮っている間にもう来場者があり、遠藤木型さんたちが応対してくれて感謝感謝でした。
イベントの来場は大人が主体で、一緒に来ていた子供が午前中こそ途切れることなく楽しんでくれましたが、午後からはお客さんもまばらになり背中に受ける日差しが辛く感じられました。

ゲームは1回50円で、1列揃ったらベイブレードとポケモンのおもちゃとシャボン玉のどれかをあげていたところ、面白さが分かってくれた子は一人で3回、4回と最大6回もやってくれた子がいて、ありがたく思いつつ無駄遣いするなよ(やらせておいて無駄遣いもないけれど)なんて諭したりして(笑)
でも、穴に入ったり釘にはじかれて下に落ちたりして一喜一憂したり、一列揃ったら嬉しそうなニコッとした笑顔があって、遠藤木型さんの皆さんが一緒に拍手で盛り上げてくれたりと、コミュニケーションとしてもなかなかのものだったかなと思います。
単純な遊びですが、楽しんでくれたようで私も作りがいがあったなぁ~と感じています。

結局合計42回分で収入は2100円。目標は3000円を考えていましたが、午後からの急激なお客の減少で後半の伸びが無かったのが残念です
ということでちょっと赤字でしたが、これからも何かのイベントで使えるということを期待しましょうか。

それより問題はこんなデカイのどこに置くのよってことです
今は車に積んだままですが、子供のベッドの下に入れるしかないかなあ。
ン~貸し出し募集します

コメント (4)
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