道草、より道、まち歩き。

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50型のTVが何故必要?

2010年01月23日 23時30分39秒 | 受験・学校
Nec_0034アナログテレビが見られなくなるのもあと1年半。

ある用事で学校に行くと各教室の前に大きな棚のようなものが。
なんだこりゃ? と思ってよく見てみると、どうやら液晶テレビを設置するためのラックのよう。

先生は会議中だったので事務員さんに話しを聞くと、全教室でテレビの入れ替えが始まると言う。
帰って息子に聞くと52型のテレビが教室に入るらしい。
息子の説明だとパソコンを繋げたり、友達のノートの取り方を画面で見せたり色んな使い道があるとか。

私の小学生時代を思い出すと15型くらいの白黒テレビで、NHK教育の番組を見たり、児童会選挙の演説などをテレビで放送していた。
現在学校はブラウン管でまあまあ大きいテレビ。

アナログテレビが使えなくなるとは言え、52型って・・・(--
札幌市も予算がない筈だったけれど、どっからそんな金が、予算があったのだろう。
事業仕分けで電子黒板の導入が廃止になって、無駄が減ったとホッとしていたら、大型液晶テレビか。

単純にテレビ単体で25万、ラックや取付けなどがあって、ざっと1台30万だろうか。約20教室あると単純計算で600万。
息子の通う学校はちょっと児童数が多いほうだから、平均18クラス(台)×市内300校(中学校でも導入するらしい)で、5400台×30万円・・・16億4000万円。

マジ?! ええ? ホントかなあ。計算間違い?
学校一つ建設するのに20億円かかるらしいけれど、たかがテレビに16億?
まさかなあ。まだ信じられない。格安で半値としても8億かあ。

こんなもの誰が望んだんだろう。
先生方はこのテレビの使い方など余計な事を考えるのが増えるだけで大変だと思う。
喜ぶのはテレビメーカーと納入業者だけじゃないのか。耐久年数も10年くらいで買い替え? その時にまた一斉に更新する予算はあるのか?
教育ってこういうものがなくたってできるだろうに。日本はハードには簡単に金を使うけれどソフトに使う事はヘタだな。
ホント日本の行政って、どこ見てるんだか。

コメント (3)
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