南アフリカもネルソン・マンデラ大統領の名前も知っていながら、ラグビーワールドカップの第3大会が南アフリカで開催され、南アフリカがこの大会で優勝し、その後も世界的にラグビーが強い国になった事、ラグビーがサッカーワールドカップ、夏期オリンピックについで大きな大会だということも、まるで知らなかった。
この映画が実話を元にしているとは見終わった後も信じられないほど、南アフリカのラグビー代表チームが奇跡的に世界の頂点に登り詰める様は、さながらダメチームを花園を制覇、全国有数のチームまでになった「スクールウォーズ」だ。~って規模がこちらの方がとてつもなくでかい。
国家反逆罪として27年もの長い間刑務所に入れられていたネルソン・マンデラ。
1990年に釈放され、1994年には南アフリカ初の全人種における選挙が実施され大統領に就任する。
一方南アフリカのラグビー代表チームは連戦連敗、チームは一人の黒人以外は皆白人。国民の多数を占める黒人たちは相手チームを応援するほど人気はなくなりどん底で喘いでいた。マンデラはアパルトヘイトによって分断された国を一つにまとめようと、チームのキャプテンに投獄されていた時に支えとなっていた詩を送る。
ことさら人種差別の描写をする訳ではないが、根強い人種間の対立は国旗、国歌の問題などを描く事により嫌味がなくストーリーに没頭することができ、黒人大統領が生まれた事により暗殺を阻止するために白人と黒人のSPが警備を担当するが、次第に打ち解けていく姿は胸がつまる思いだ。
ワールドカップ決勝戦、南アフリカ対ニュージーランド。
延長戦までもつれ込み、感動的な決勝点。こんな事が実際にあったとは信じられないほど。
後半が少しテンポが悪くなったのは残念だが、重量級の選手たちのぶつかり合いの迫力は感じられ、とてもリアリティがあった。
それまでニュージーランドの強さは圧倒的で、大統領がチームの代表からそれまでのニュージーランドの試合内容を聞く場面があったが、ニュージーランドVS日本の試合は(145ー17)1試合最多失点の大会記録となる大敗を喫した。というやりとりがあるのだが、日本人としては、そんなシーン必要なのか!?と思ってしまった(^^;
キャプテン役のマットデイモンが投獄中のマンデラを想像するシーンは哀しく、全体を通して素晴らしい作品となっております。
この映画が実話を元にしているとは見終わった後も信じられないほど、南アフリカのラグビー代表チームが奇跡的に世界の頂点に登り詰める様は、さながらダメチームを花園を制覇、全国有数のチームまでになった「スクールウォーズ」だ。~って規模がこちらの方がとてつもなくでかい。
国家反逆罪として27年もの長い間刑務所に入れられていたネルソン・マンデラ。
1990年に釈放され、1994年には南アフリカ初の全人種における選挙が実施され大統領に就任する。
一方南アフリカのラグビー代表チームは連戦連敗、チームは一人の黒人以外は皆白人。国民の多数を占める黒人たちは相手チームを応援するほど人気はなくなりどん底で喘いでいた。マンデラはアパルトヘイトによって分断された国を一つにまとめようと、チームのキャプテンに投獄されていた時に支えとなっていた詩を送る。
ことさら人種差別の描写をする訳ではないが、根強い人種間の対立は国旗、国歌の問題などを描く事により嫌味がなくストーリーに没頭することができ、黒人大統領が生まれた事により暗殺を阻止するために白人と黒人のSPが警備を担当するが、次第に打ち解けていく姿は胸がつまる思いだ。
ワールドカップ決勝戦、南アフリカ対ニュージーランド。
延長戦までもつれ込み、感動的な決勝点。こんな事が実際にあったとは信じられないほど。
後半が少しテンポが悪くなったのは残念だが、重量級の選手たちのぶつかり合いの迫力は感じられ、とてもリアリティがあった。
それまでニュージーランドの強さは圧倒的で、大統領がチームの代表からそれまでのニュージーランドの試合内容を聞く場面があったが、ニュージーランドVS日本の試合は(145ー17)1試合最多失点の大会記録となる大敗を喫した。というやりとりがあるのだが、日本人としては、そんなシーン必要なのか!?と思ってしまった(^^;
キャプテン役のマットデイモンが投獄中のマンデラを想像するシーンは哀しく、全体を通して素晴らしい作品となっております。