道草、より道、まち歩き。

思いつくまま 気の向くまま、街をぶらぶら歩いています。
ブログの内容もゆるくて、道草、より道ばかり。

北海道銘菓

2007年10月21日 20時44分16秒 | 社会・経済
Nec_0028田中義剛の講演会があるので今日の全体会に出掛けたようなものだったが、出掛ける時に妻が「義剛なら絶対牛の話だよ!」というので、一応今日はPTA主催だからそうでもないだろ~と私は言ったのだけれど、幕が上がって舞台に掲げられたテーマは「『牧場』に学ぼう」。…やっぱり牛か(^^;ま、私の祖父も酪農家だったしそれはいいんだけれど。
講演が始まる前に後ろの男性が「俺、田中義剛嫌いだぁ~云々」と言っているのが聞こえ、じゃ、なんで来たんだ?なんて思っていた。

講演はさすがアタックヤングDJ時代からしゃべっている義剛。1時間があっと言う間だった。義剛がなぜ牧場をやろうと思った事から始まり、現在の中札内村での牧場経営、家族との暮らし、学校・地域との関わりを芸能界の話を交えながら1時間弱話してくれた。中でも今の北海道の酪農・農業のあり方は昨日他校のPTA会長とそんな話をしたばかりだったので、興味深く聞く事ができた。
北海道土産を生産する3社、石屋製菓、ロイズ、六花亭が千歳空港の土産の95%を占めていたのだが、その六花亭の社長の話が道新夕刊に載った。「納得のお菓子を作ろうと思えば、材料は厳選し世界中から探し使い分ける。ある商品に使う小麦粉は北米産だし、別なものは九州産。残念ながら〈道産小麦〉の出番はない」と言い切ったという。これに対し義剛は、頑張って生産している畑作農家がいる中札内に工場を持つ六花亭が、そのような事をいうのはあまりにも冷たく悲しいと言う。「お菓子は大地の恵みです」というコピーの「大地」はアメリカの大地だったのか?と皮肉を込めて話していたが、私も今まで原材料は十勝産だと勝手に思い込んでいた。
講演会が終わって後ろの男性が「今度中札内村行ってみるかなあ~」なんて言ってる。お、気が変わったのか。

家に帰って花畑牧場のHPを見てみると、北海道新聞に連載していた『花畑牧場通信』というコラムにも六花亭の事が書いてあった。その後六花亭は義剛のコラムに対応したのだろうか。その後すぐにコラムが終了したのは圧力があったのだろうか…と考えていると「ピンポーン」と来客。妻が出ると隣りに引っ越して来た家の人がお菓子を持って来た。「!…六花亭、だ」う~~~ん、なんてタイミング。悲しいけれど、しっかりいただいたのは言うまでもない。

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第54回日本PTA北海道ブロック研究大会札幌大会

2007年10月21日 15時53分53秒 | 受験・学校
Nec_0027日本PTA北海道ブロック大会が、20日土曜日に7つの分科会と交流会、今日21日は全体会として田中義剛さんの講演が行われた。
昨日は「子供たちに向かって、誇れる大人の姿を」をスローガンとして、プリンスホテル/パミールにて(組織・運営)(家庭教育)(学校支援)(地域連携)(健康)(人権)(情報活動)の7つの分科会に分かれて、それぞれ基調講演やパネルディスカッションがあり、自殺、虐待など児童を巻き込む問題や、携帯を使ったいじめという重いテーマなど様々な議論・情報交換が行われ、午後6時からは札幌市中心に道内から300人を超すPTA関係者による交流会が開かれた。
今日の全体会は札幌市PTA協議会、北海道PTA連合会、日本PTA全国協議会のそれぞれ会長から挨拶があり、北海道知事、札幌市長(それぞれ代行)教育長の祝辞があって、田中義剛さんの講演会、次期開催地の芦別市へ大会旗の引き継ぎが行われ終了となった。

こういう大きな大会になると出席者は単位PTAの会長・副会長が主で、一般の参加者はほぼ皆無である。当然そのような出席者は普段から学校、区・市での会議・講演会に出席しており、今更こういった大会で同じ様な内容の講演会やディスカッションをする意味があるのだろうか?と感じる。
実際それを聞いて欲しいと思う親、家庭が出席する事はまずない。問題点はいつも同じ、皆分かっている事だけれど、それをどうやって改善するかといった具体策、行動に移す前に役員が変わってしまうように思う。でも今回は携帯電話の問題点をメーカー各社に提言する事を宣言していたのでこれには期待したいと思う。
大会開催に際して運営委員の方々には並々ならぬご苦労があったと思われるが、田中義剛の講演以外は面白味、新鮮さに欠けていた様な気がしてならない。そもそもこれだけの大会を毎年開催するという意義があるのかどうかも疑問に思う。この大会にかかった費用、運営委員の拘束時間はかなりのもので、余程この活動に対する思い入れや、時間と経済的な余裕のある事務局担当者にしかできないのではないかと思うばかりである。そういう方々に経済的に苦しい人や、モンスターペアレントのような人の考えが通じるものだろうか。
また、携帯電話の掲示板によるいじめの問題もメーカーサイドで制限できる気がするけれど、いままでもダイヤルQ2、迷惑メールを野放しにし、購買意欲をそそるコマーシャルを打ち、売る事しか考えない電話会社には残念ながらあまり期待はできないかもしれない。

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