Kitara開館10周年記念のイベントで今日は1日開放デーでした。それを締めくくる「あ・ら・か・るとコンサート」に行きました。
6時にKitaraに着くと7時開演なのにもうかなりの人が並んでいました。さて、当日券を買わなければ…と辺りを見渡すと列の前のほうに当日券売り場がありました。列を横目に進んで行くと、列に並んでいる綺麗なおばさまが私をじっと見ています。うっ、なんだろ(^^; とちょっと引き気味になっていると、「当日券買うんですか?」「はい」「これ良かったら使って」「え?、いや~悪いです~」「遠藤郁子さんから貰ったから」「それじゃ~、ありがとうございます(^^)/」(…ってだれだっけ?)というような事で、入場券貰っちゃいました(^^)v そういえば、私も以前遊園地とかで半端なチケットを親子連れにあげたりしたことあったっけ。とりあえずラッキー♪
おまけに来場者にオリジナルマウスパッドまでプレゼントというサービス。これが結構使い易いので、早速使わせてもらいます♪
今回は前から10列目の席に座る事ができ、中央に近くなかなか良い席。
今日はフルート奏者の細川順三さんが案内役を務め、Kitaraの事や出演者の紹介とパイプオルガンのパイプの数は4,976本(ある覚え方があるのです)と、ちょっとした蘊蓄もあり楽しくコンサートを進めてくれました。まずは写真左のチェンバロというピアノに良く似た楽器。見た目はピアノだけれど弦を弾く構造なので、全然違って琴に近い音かもしれない。歴史はピアノより古く宮廷音楽、バロック音楽によく使われたよう。次に右にあるポジティブ・オルガンというこじんまりしたオルガンの演奏。今年8月からKitaraの専属オルガニストに就任したシルヴァン・エリ氏の独奏と、弦楽器やトランペットとのアンサンブルがあり、案内役の細川氏のフルート独奏と、客を飽きさせない演出と素晴らしい演奏。Kitaraは音響が素晴らしいので、小さなオルガンでも良く響くとのことです。
休憩をはさんで後半は遠藤郁子さんのピアノ独奏。あ!チケットを貰った人。そーか、なんだか聞いた事があると思ったら(^^; 今回は製作が違う2台のピアノを並べ、「エリーゼのために」の出だし部分を弾き比べて、音の違いを楽しませてくれました。といっても私には決定的な違いは分かりませんでしたが(^^; まずはベートーベンの「月光」やっぱりKitaraで聴く生の演奏は素晴らしい。その後数曲演奏して最後はショパンの「英雄」ポロネーズ。知っている曲ということもあるのかもしれないけれど、ずっと鳥肌が立つほど感動ものでした。素人の私でもこれはちょっとやそっとじゃ弾けないな~と感じるほど。ステージの右側に座ったので、指先が見えなかったのが残念だった。
「札響の第9」なんてチラシも貰ったけれど、行きたいな~、でも高い~映画が4、5本行けるくらいだ。こればっかりは余ったからあげるなんて事ないだろなあ…。