15日早朝5時40分、菅直人首相自らが東京電力の早朝会議に怒鳴り込んだとのこと。
「一体、どうなっているんだ
」
東北関東大震災という未曾有の災害で、国は災害対策基本法を初適用し「緊急災害対策本部」を立ち上げ、その本部長に菅首相が就任しており、この度の大震災に対するすべての陣頭指揮を執るべき立場にある。
その首相が、うろたえたような対応をとることは、国民の目からみたらこの方で大丈夫なのかと不安になる。
この大震災に伴う福島第1原発事故の対応を行っている東電を中心とした現場技術者たちが、連日、昼夜を問わず命がけでその任にあたっているが、思う様に終息に至らない・・・・・危機的な状況にあることは事実である。
そのためにこそ、首相の方は、その状況を把握しながら必要な対応策、手立てを探り次々と国としての対応策を打つように指揮命令しなければならないが、このように直ぐに感情をむき出しにする報道を見ると・・・・本当に大丈夫かと思いたくもなる。
もっと、総責任者は、泰然自若として構えて情報を一元化し適切な指示をしなければならないだろう。
救援隊としての自衛隊の派遣についても、当初2万人としていたが、それを直ちに撤回し5万人に増強。ところが、まもなく10万人とするなどいつの間にか当初の5倍に変更。その上に予備自衛官の非常招集も行っている。
このような自衛官の大量投入に対して文句を言っているのではない。
「緊急災害対策本部」における機能がうまく作用していないのではないのかと、国民の一人として不安になるのである・・・・・情報把握機能が一元化されていなかったのでは
「緊急災害対策本部」については、もっと与野党の垣根を越えた人的な応援と対応をさらに強化すべきであろう。
また、前政権下で危機管理に携わってきた専門家なども取り込み、あらゆる角度からの対応が急がれる。
TV画面を見ると「○○○が不足」「▲▲▲が必要」「×××は緊急性がある」など、いろいろなことが現場から叫ばれているが、人命救助優先で陸路が救援物資輸送に使えない。海上からもうまくできないとの報道がある。
それならば、空路から避難所近辺に必要な物資を一刻も早く投下することはできないのだろうか。
このようなことも、壊滅している自治体では対応不可であることは分かり切っており、緊急災害対策本部長の菅首相がうまくコントロールし、的確に支援するよう指示すべきであろうが・・・・・なぜ、はかどらないのだろうか。
東電に怒鳴り込むようなカラ元気より、もっと大所高所に立って全体を見渡し、リーダーシップを発揮してもらいたい・・・・一刻も早く。
外国の多くの国と地域から、日本に対する物理的な支援や精神面からの支援が行われており、日本の対応が注視されている中、将来に禍根を残さないような対応対策が最も重要である。(咲・夫)

「白煙のあがる福島第1原発」
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「一体、どうなっているんだ

東北関東大震災という未曾有の災害で、国は災害対策基本法を初適用し「緊急災害対策本部」を立ち上げ、その本部長に菅首相が就任しており、この度の大震災に対するすべての陣頭指揮を執るべき立場にある。

その首相が、うろたえたような対応をとることは、国民の目からみたらこの方で大丈夫なのかと不安になる。
この大震災に伴う福島第1原発事故の対応を行っている東電を中心とした現場技術者たちが、連日、昼夜を問わず命がけでその任にあたっているが、思う様に終息に至らない・・・・・危機的な状況にあることは事実である。
そのためにこそ、首相の方は、その状況を把握しながら必要な対応策、手立てを探り次々と国としての対応策を打つように指揮命令しなければならないが、このように直ぐに感情をむき出しにする報道を見ると・・・・本当に大丈夫かと思いたくもなる。

もっと、総責任者は、泰然自若として構えて情報を一元化し適切な指示をしなければならないだろう。
救援隊としての自衛隊の派遣についても、当初2万人としていたが、それを直ちに撤回し5万人に増強。ところが、まもなく10万人とするなどいつの間にか当初の5倍に変更。その上に予備自衛官の非常招集も行っている。
このような自衛官の大量投入に対して文句を言っているのではない。
「緊急災害対策本部」における機能がうまく作用していないのではないのかと、国民の一人として不安になるのである・・・・・情報把握機能が一元化されていなかったのでは

「緊急災害対策本部」については、もっと与野党の垣根を越えた人的な応援と対応をさらに強化すべきであろう。
また、前政権下で危機管理に携わってきた専門家なども取り込み、あらゆる角度からの対応が急がれる。
TV画面を見ると「○○○が不足」「▲▲▲が必要」「×××は緊急性がある」など、いろいろなことが現場から叫ばれているが、人命救助優先で陸路が救援物資輸送に使えない。海上からもうまくできないとの報道がある。

それならば、空路から避難所近辺に必要な物資を一刻も早く投下することはできないのだろうか。
このようなことも、壊滅している自治体では対応不可であることは分かり切っており、緊急災害対策本部長の菅首相がうまくコントロールし、的確に支援するよう指示すべきであろうが・・・・・なぜ、はかどらないのだろうか。
東電に怒鳴り込むようなカラ元気より、もっと大所高所に立って全体を見渡し、リーダーシップを発揮してもらいたい・・・・一刻も早く。
外国の多くの国と地域から、日本に対する物理的な支援や精神面からの支援が行われており、日本の対応が注視されている中、将来に禍根を残さないような対応対策が最も重要である。(咲・夫)

「白煙のあがる福島第1原発」
