咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

菅直人首相・・・・ブチギレ

2011-03-16 22:05:55 | 報道・ニュース
 15日早朝5時40分、菅直人首相自らが東京電力の早朝会議に怒鳴り込んだとのこと。

 「一体、どうなっているんだ

 東北関東大震災という未曾有の災害で、国は災害対策基本法を初適用し「緊急災害対策本部」を立ち上げ、その本部長に菅首相が就任しており、この度の大震災に対するすべての陣頭指揮を執るべき立場にある。


 その首相が、うろたえたような対応をとることは、国民の目からみたらこの方で大丈夫なのかと不安になる。

 この大震災に伴う福島第1原発事故の対応を行っている東電を中心とした現場技術者たちが、連日、昼夜を問わず命がけでその任にあたっているが、思う様に終息に至らない・・・・・危機的な状況にあることは事実である。

 そのためにこそ、首相の方は、その状況を把握しながら必要な対応策、手立てを探り次々と国としての対応策を打つように指揮命令しなければならないが、このように直ぐに感情をむき出しにする報道を見ると・・・・本当に大丈夫かと思いたくもなる。

 もっと、総責任者は、泰然自若として構えて情報を一元化し適切な指示をしなければならないだろう。


 救援隊としての自衛隊の派遣についても、当初2万人としていたが、それを直ちに撤回し5万人に増強。ところが、まもなく10万人とするなどいつの間にか当初の5倍に変更。その上に予備自衛官の非常招集も行っている。

 このような自衛官の大量投入に対して文句を言っているのではない。

 「緊急災害対策本部」における機能がうまく作用していないのではないのかと、国民の一人として不安になるのである・・・・・情報把握機能が一元化されていなかったのでは

 「緊急災害対策本部」については、もっと与野党の垣根を越えた人的な応援と対応をさらに強化すべきであろう。

 また、前政権下で危機管理に携わってきた専門家なども取り込み、あらゆる角度からの対応が急がれる。

 TV画面を見ると「○○○が不足」「▲▲▲が必要」「×××は緊急性がある」など、いろいろなことが現場から叫ばれているが、人命救助優先で陸路が救援物資輸送に使えない。海上からもうまくできないとの報道がある。


 それならば、空路から避難所近辺に必要な物資を一刻も早く投下することはできないのだろうか。

 このようなことも、壊滅している自治体では対応不可であることは分かり切っており、緊急災害対策本部長の菅首相がうまくコントロールし、的確に支援するよう指示すべきであろうが・・・・・なぜ、はかどらないのだろうか。

 東電に怒鳴り込むようなカラ元気より、もっと大所高所に立って全体を見渡し、リーダーシップを発揮してもらいたい・・・・一刻も早く。

 外国の多くの国と地域から、日本に対する物理的な支援や精神面からの支援が行われており、日本の対応が注視されている中、将来に禍根を残さないような対応対策が最も重要である。(咲・夫)



「白煙のあがる福島第1原発」


にほんブログ村 シニア日記ブログ 団塊の世代へにほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

広がっている支援の輪・・・・東北関東大震災

2011-03-16 22:00:00 | 報道・ニュース
 TVやネットを見るたびごとに「東北関東大震災」における被災状況が、時々刻々と変わってきている。取り分け、福島第1原発における事故の状況が次々と危険な方向に進んでおり、予断を許さない事態となっている。

 第2号機の水素爆発に続いて、休止している第4号機でも爆発と火災が起こったとのこと。14日水素爆発のあった3号機付近では、15日午前10時ごろ、時間当たり400ミリシーベルトの放射性物質の反応があったとの発表・・・・政府及び関係機関。

 前日までは、マイクロシーベルト(1ミリシーベルトの1000分の1)の範囲であったものが、ミリシーベルトで表す単位上のものとなっており、極めて高い危険領域に入っているらしい。

 原発施設内では、東京電力をはじめとした技術者によって、懸命の終息作業も進められているが思う様にはかどらない模様である。


 「東北関東大震災における被災者は、15日、死者2475人、行方不明者3611人となり、合わせて6000人を超えた。宮城県南三陸町と岩手県大槌町で約2万人と連絡が取れない状態が続いており、地震から5日目になっても、被害の全容はつかみ切れていない」との報道もある。(出典:Yahoo! ニュース 3/15)


 また、各地の避難所では、食糧・飲み水、暖房器具と燃料など数え切れない物資が不足しているとのこと。

 そのような中、日本全国からの支援の輪が広がっているが、外国からの支援も行われつつあるとのこと。

 人気韓流スター、ぺ・ヨンジュンさんは日本円で7200万円もの高額寄付を申し出たとのこと。ヨン様は、新潟地震の際にも高額の寄付を行っている・・・・・ありがたいことである。

 「家族(ファン)の皆様の安否はもちろん、被災されたすべての皆様の安否がとても心配でテレビの前を離れることができません」と、胸中を暴露したとのこと。

 さらに、リュ・シウォン、イ・ビョンホンさんの事務所関係者も支援の方向で話し合っているとのこと。

 わが国でも芸能人・スポーツ界などからも徐々に義援金などの動きも出ている。

 15日の新聞によると「ユニクロ社長が個人として10億円の義援金、ユニクロ関係会社などから4億円、大阪の70代の女性が1000万円の義援金」について、日本赤十字社などを通して寄贈されたとのこと・・・・・素晴らしい。

 そのほか、大口では任天堂が2億円、マイクロソフトが200万ドル、ソニーグループ3億円などの義援金を寄贈したとのこと。


 「政治とカネ」の問題でお騒がせしている前首相、元民主党代表も恐らく、きっと高額の義援金を寄贈されるでしょうね。

 TVなどでご活躍のコメンテーター、評論家の皆さま方もきっとそうでしょうね。


 我が家でも、14日~15日と少しでも役立てて貰いたいと思い、義援金として些少であるが募金を行ってきた。


 このブログをご覧になった皆さま、全国各地で義援金などの募集が行われていますので、是非ともご協力していただきたいと思います・・・・・支援の輪を広げましょう 

 なお、義援金詐欺もあるらしいから、きちんとした公的機関などへの募金が望ましいとのことである・・・・NPOを偽ったものもあるらしい。(咲・夫)



[追 記]
 物資のひとつとして、毛布類よりも寝袋がいいのではないだろうか。


にほんブログ村 シニア日記ブログ 団塊の世代へにほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする