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毎年末の恒例となっていた人気のレース、「ワールドスーパージョッキーズシリーズ」が今年から名称を変えて夏競馬の目玉になったらしい。
その名も「ワールドオールスタージョッキーズシリーズ」。
29日(土)、30日(日)の2日間の日程で、札幌競馬場の芝コースで4レースが行われた。
今年話題の騎手は、英国からやってきた女性のH.ターナー騎手(32)。
騎乗技術も男性顔負けのもので、凄腕が見られるものと期待されていた。
海外から来日の女性騎手なら、先月まで来日していたL.オールプレス騎手(40)が知られている。
13年ぶりにニュージーランドから、短期免許で来日していた。
同騎手も人気者である。
さて、初来日のH.ターナー騎手の戦績。
初日は、11着(9レース)、11着(11レース)。
2日目は、13着(10レース)であった。
そして、最終レースとなる第4戦では、JRA格付けAランクのウィンフェニックスに騎乗。
単勝4番人気に支持されていた。
スタートを決め終始4、5番手から追走。
3、4コーナー中間から積極的に動いて、4コーナーから直線を向くと外から先頭をうかがう脚いろ。
ここが勝負どころと、鞍上が一気に追い出してきた。
残り200あたりで早くも先頭へ・・・。
そのまま、ゴールを目指し男勝りの腕力でグイグイと押している。
大外から、2番人気のバイガエシと1番人気のタガノエンブレムが追い込んできた。
一完歩、一完歩バイガエシがウィンフェニックスに迫る。
H.ターナー騎手も懸命に追っている。
ついにクビ差しのいで、ウィンフェニックスを勝利に導いた。
世界の名手が集った厳しいレース。
紅一点のH.ターナー騎手が、初来日初勝利を飾った瞬間である。
素晴らしい。
「天にも昇るような気持ち。最後に1つ勝てて本当にうれしい」と、最高に嬉しそうな勝利インタビューであったらしい。
ところで、香港から来日のJ.モレイラ騎手の騎乗技術の凄さを、この2日間で日本の競馬ファンに改めて印象付けていた。
騎乗する姿、姿勢のいい騎乗ぶりと華麗な技術を垣間見ることができた。
2日間で7勝、2着4回、3着1回、着外8回の驚異的な数字を残した。
「ワールドオールスタージョッキーズシリーズ」では、2勝、2着1回、着外1回の好成績で56ポイントを掲げて優勝。
今回のレースでは、天才武豊騎手がその健在ぶりを遺憾なく発揮。
惜しいかな、6ポイント差の2位であった。
この2人の騎手が抜けていた。
小回りで直線の短いローカル戦、ちょっとした展開のあやが微妙にそのレース結果に反映される。
競馬ファンにとっては見ごたえがあって楽しいが、騎手たちには実に過酷なレースである。
ところで、メインの「キーンランドカップ」では、0秒2差の中に6頭が入る厳しいレース結果。
イチオシの狙い馬は、3着、6着であった。
結果は大荒れ・・・残念。(夫)
(出典:JRA-VAN NEXT 抜粋 4戦目で初勝利のH.ターナー騎手)
[追 記]~WASJS結果~
1位 J.モレイラ WAS 56点
2位 武豊 JRA 50点
3位 戸崎圭太 JRA 30点
4位 藤田弘治 WAS 29点
5位 岩田康誠 JRA 26点
5位 T.ジャルネ WAS 26点
7位 C.ウィリアムズ WAS 23点
7位 H.ターナー WAS 23点
7位 福永祐一 JRA 23点
10位 横山典弘※ JRA 22点
11位 M.デムーロ JRA 19点
11位 R.ベイズ WAS 19点
13位 柴山雄一 JRA 17点
14位 岩橋勇二 WAS 9点
蛯名正義※
※蛯名正義騎手は落馬負傷のため4戦すべて横山典弘騎手に変更
●チーム対抗戦得点表
外国騎手・地方競馬代表騎手チーム(WAS選抜) 185点
JRA代表騎手チーム(JRA選抜) 187点
第1位 J.モレイラ騎手
「このシリーズに参加する騎手はみんな勝つ気持ちがあり、素晴らしい技術を持った人ばかりなので、その中で優勝することができて本当に嬉しいです。いい馬に恵まれたことや関係者に協力していただいたおかげなので、自分だけの優勝ではありません。多くのことを学べましたし、フェアプレー精神には感銘を受けました。招待していただき、感謝しています。また、日本で騎乗したいと思っています。応援ありがとうございました」
第2位 武豊騎手
「複雑な心境です。第3戦を勝っていたらと思うと悔しいです。大きなハナ差でした。素晴らしい騎手が札幌に集まってくれて、いいレースができました。このような機会を与えてくれて感謝しています」
第3位 戸崎圭太騎手
「本当に素晴らしい騎手の中で騎乗できて刺激を受けましたし、楽しかったです」
JRA選抜 武豊騎手
「個人としては、1着がとれなかったのは残念でしたが、JRA選抜のみんながひとつでも上の着順を目指した結果だと思います。今回初めて行われたチーム戦で勝つことができて、何とか面目を保てました」
(出典:JRA-VAN NEXT 抜粋)
参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他
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