咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

今週はチューリップ賞・・・

2012-02-29 22:20:20 | スポーツ
 いよいよ、明日から3月に入る。競馬界では、新人ジョッキーや新人調教師が新たな一歩を刻む季節で、一般の社会の年度替わりよりも1ヶ月早い動きである。

 また、3日から待望の中京競馬場も新装開幕となるが、芝・ダートコースともに大幅にスケールアップされているらしいから、今までとは違った新たなレースが展開されるものと大いに期待している。あちら方面に出向いた際には、一度覗いてみたくなってきた・・・。

 “きさらぎ”の今月も本日で終了するが、今月は人間ドックで胃の組織検査があって、一喜一憂の日々を送っていたが結果判明後には、グッドの判定であったことからラッキーな月。
 ところが、昨年末にちょっといい話を受けていたが、その話にどうやら横やりが入って、なかったことにしてくれとの連絡で・・・がっかりの月。

 それでも、いいことがあれば、悪しきこともあるのが“人の世の常”と思っている。それよりも、何にも増して健康第一をモットーに、ゆったりと前を向いて進みたいものである。

 26日のWIN5には、これまたショックであった・・・マジンプロスパーさえ来なければ。中山メインも実は・・・○だったもので。

 さて、今週は土曜日に阪神競馬場で、桜花賞の前哨戦となる「チューリップ賞」が、本番と同じコースで開催される。ここには、阪神JFを堂々と制したディープインパクト産駒で、ブエナビスタの半妹・ジョワードヴィーヴルが、阪神JF以来2ヶ月半ぶりに出走するので、大いに楽しめるレースとなる。

 担当の山口厩務員は「この一族(ビワハイジ産駒)は、確実にやるときゃやる。レースになるとドッシリしている」。久々も不安なしだ・・・と、陣営の自信のコメントが入っているらしい。

 最終追いではどのような動きをするものか楽しみなところであろう

 同馬でほぼ間違いないものと思われるが、アパパネでさえ前哨戦では思わず後手を踏んでおり油断大敵である。

 その相手候補の一番手は、何と言っても前走のシンザン記念で牡馬を一喝したジェンティルドンナ、同馬もディープインパクト産駒の期待馬の1頭である。
 今年一連の重賞レースでは、相変わらずディープインパクト産駒旋風が吹いており、今後のクラシック戦線やその前哨戦でも牡馬、牝馬を問わずディープインパクト産駒旋風が吹き続くであろう・・・。

 偉大なるサンデーサイレンスの後継種牡馬の地位固めとなってきている

 この2頭の一騎打ちが、早くもこの前哨戦で見られるとなると、自然に今週の阪神競馬は盛り上がることであろうが、本番での対決までとっておきたいと思われる一戦でもある。

 一方、中山競馬場では、翌日曜日に皐月賞の前哨戦となる「弥生賞」が開催され、こちらの方もディープインパクト産駒のアダムスピークとベストディールの一騎打ちムードである。

 さて、チューリップ賞のそのほかの伏兵陣では、どうしても気に掛かるラシンティランテ、前走のフェアリーSでは中団から追走し、最後の直線で馬群が凝縮する中を伸びており、6着に入線ながら0秒1差のレースであった。
 直線最後の坂があることが、ちょっと気にはなるけど、今回どこまでやれるのか楽しみである。
 
 ダイワメジャー産駒のエピセアロームも阪神JF以来となるが、巻き返しを狙っているとの陣営。今回の仕上げぶりも気に掛かる1頭と思っている。

 また、そのほかのディープインパクト産駒のイントゥザストーム、ヒーラも出走してくれば・・・。

 ほぼ、一騎打ちムードの二つのトライアルレースであるが、どちらが荒れるかな、どちらも固く収まるのか・・・最終追いや枠順発表が待たれる。(夫)



 参考資料:サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

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手指になじむしっとり感・・・アロインス

2012-02-29 22:19:33 | 日記
 冬場の乾燥した日々が続く季節、当方は、特に水洗いなどをするわけではないが、手指が荒れてカサカサ状態に毎年悩まされていた。手洗い励行のためかも・・・。

 そのため、いろいろな保湿剤入りのクリームを使っていたが、ベトベトするものはパソコンのキーボードが汚れるから遠慮していた。

 と、言うよりも、手洗い後に保湿クリームを塗ることを忘れることもたびたびあり、普通のアロエ軟膏を少し塗って“カット絆”を親指、人差し指、中指などに貼ることが多かった・・・。何か、適度なものはないかと家内といろいろ試していた。

 最も、家内の方は炊事などで水(お湯)使いが多いが、余り手指も荒れないもので、よくある保湿クリームを使っていた・・・。ところが、1月末に某スーパーの薬局に「ALOINS」(アロインス オーデクリームS)が、大量に並べてあり、それが目に留まり購入してみた。

 この緑色の容器の保湿クリームは、以前使っていたこともあるメーカーの商品で、久しぶりに購入したものである。それまでの物は、アロエが入っていたのか記憶にないが、クリームの色は白っぽかったように思うが、今回の製品は薄い緑色のものである。

 これを薄く手にとって塗ると、肌がツルツルする感じでとても気持ちがよく、その効果に持続性があるように思えた。家内共々、風呂上り、寝る前、朝起きて手洗い後などに少しずつ塗っていた・・・。

 何と、2、3週間もすると手指が塗っていなくても、ツルツルしてこれまでの手荒れが嘘のように治ってきた。当然のことに爪の角のひび割れも、全くなくなってきたから驚きである。

 手指に薄く延ばして塗っているから、連日のパソコン操作にも支障をきたさないので、安心して使用できるところがうれしくなった。家内は、足のかかと部分のひび割れやカサカサしていたところが、これまではどうしても完全に治らなかったが、このクリームのおかげですっかり綺麗に治ってきたとのこと。

 思わず、この保湿クリーム「アロインス オーデクリームS」には、感謝している毎日である。先日、息子の妻の手荒れがひどいとのことで、このクリームを荷物の中に入れて送ってやった・・・夫婦で感謝していた。

 久々に冬の手荒れなどに有効な保湿クリームに出会ったもので、思わずブログにも掲載したくなった・・・勿論、当方は髭剃りあとの顔などにも使っている。これも効果が表れて、口の周りのカサカサ感もすっかりなくなっている。

 家内共々、わが家にとってのヒット商品と喜んで使用している毎日である(咲・夫)


(我が家に最適な保湿クリーム・・・アロインス オーデクリームS)

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北海道発「大地のファンファーレ」・・・

2012-02-28 22:52:25 | レビュー
 「お前は騎手を辞めても生きていけるが、馬は勝てなきゃ肉になるしかない」

 25日(土)、待ちに待っていた北海道発のNHKドラマ「大地のファンファーレ」が、BSプレミアムで前篇・後編が一気に放送された。

 カシャン・・・ばんえい競馬(通称“ばんば”)のゲートが開く。ド、ド、ド、ドォーと重い鉄ソリを曳きながら、一斉に直線200メートルのコースへと競走馬がゲートをでて行く。
 高さ1メートルの第1障害を越えて、目指すは高さ1.6メートルの最難関の第2障害。その障害を越えるために息を整えるばん馬、タイミングをはかる騎手たち。

 「それー・・」と、騎手の掛け声よく、息を弾ませながらこの障害の頂上を目指す1トンを超えるばん馬たち

 頂上手前で動きを止めたばん馬・・・新人騎手の北村俊平も万事休す。またしても、勝利に見放されてしまった。デビュー以来、未だ1勝クラスの落ちこぼれの“新米”騎手である。

 一方、もう一人の新人騎手の森山優斗は、着実に勝ち星を積み重ねており、今日も新人騎手勝利インタビューを受けている。「星印(新人騎手のハンデ)」の取れる50勝を目指すと・・・豪語。
 広報担当の新人スタッフが、うっかりインタビュー中の場所にもう一人の新人騎手の北村を連れてきた。新人としてついでにインタビューされるが、今日も勝てなかった北村は、クサッてしまう・・・

 「ばん馬が競走馬になるための『能力試験』は、馬にとっては生き残りを賭けた厳しい関門だ。しかし俊平はここでも騎乗したトヨノコトブキを合格させることができず、名物馬主・穂積トヨの怒りを買ってしまう」と、あらすじに掲載されている。

 馬主に厳しく叱られたことで、クサッていると調教師の武井繁治が飲み屋のある“北の屋台”に連れて行く。すると、そこでトップジョッキーの倉橋祐二に会って、叱咤激励の意味を込めたキツイ言葉を受ける。

 周囲の人たちの励ましを受けながら、北村騎手はあの名物馬主・穂積にトヨノコトブキの「能力試験」を受けるために今一度の騎乗を頼み込む・・・。何とか許しを受けて、能力試験に臨んだ。そしてトヨノコトブキは、無事に競走馬としての第一歩を踏み出すことができるようになった。

 この2度目の能力試験でも、馬のアップや騎手のアップ、懸命に応援する馬主やスタッフ、能力試験を見ているファン・・・。作られたドラマであり、結果はおおよそ分かっているけど、このドラマに入り込んでいる当方たち、思わず手に力が入って、懸命に応援しているから不思議である。そして能力試験に見事に合格すると、心の中で拍手している自分がいた。

 素晴らしいくらい、うまく出来上がっているドラマである。

 このドラマの後編では、騎手としての実力も徐々についてきた北村。一方、森山騎手は50勝を超えたことで、ハンデの「星印」がとれた結果、今度は思うように勝てなくなって悩む姿。

 サラブレッドの競馬の世界でも、「黒三角▲、三角△、星☆」の各印がとれるにつれて思うように勝てなくなる騎手が多い。しかしこの壁を突き破らないと次のステップには上がれない厳しさがあるが、正にそれなのだな・・・と、思わせられた。

 物語も終盤へ近づくと、現役トップの名騎手・倉橋の悩みが暴露される。その悩みに関わっていく主人公・北村騎手は、馬主の穂積を口説き落として「イレーネ記念」(2歳馬の重賞・チャンピオンレース)にトヨノコトブキで出走する・・・。

 トヨノコトブキは繊細な部分があり、出遅れるとよくないのでスタートに一番気を付けなくてはならない・・・とのこと。好スタートをきった

 最後の難関の第2障害も懸命にクリアし、倉橋騎手と北村騎手のマッチレース、勝ったのはどちら・・・。このドラマではレースの模様も数回放送されるが、なぜか懸命に応援しているから前段にも記載したが、とても不思議な気分である。

 また、冬場の早朝の調教の模様がとても美しい映像として撮られており、これらのシーンを見るだけでもとても価値のあるドラマである。また騎手を演じている3人の役者さんたちもあの難しい大きな“ばん馬”をうまく誘導し、二つの障害のあるコースでも無難に操っているから・・・凄いなと思わせられる。

 これは帯広競馬場のすべてのスタッフが、全面的なバックアップをして製作されたものだから、各シーンの隅々にまでそれが出ていた。それにも増して、主役の「ばん馬たち」が懸命に走る姿、懸命に調教する姿が画面一杯にとてもうまく表現されており、思っていた以上の出来栄えであった。

 ただ、主人公の北村俊平役の高良健吾さんのちょっとぶっきらぼうで、生意気なところはピーンとこなかったが・・・勝負の世界であればくじけないで、少々生意気なくらいがいいから仕方ないか。

 当方たちが、訪れたところが画面一杯に映し出されており、とても懐かしく思いながら観ていた。(咲・夫)

[追 記]~ストーリー~
 帯広・ばんえい競馬の落ちこぼれ新人騎手・北村俊平。
 今日も着外に沈み、デビューから勝利数はわずか1勝。ばん馬が競走馬になるための「能力試験」は、馬にとっては生き残りを賭けた厳しい関門だ。
 しかし俊平はここでも騎乗したトヨノコトブキを合格させることができず、名物馬主・穂積トヨの怒りを買ってしまう。
 騎手として生きることを諦めかけた俊平だが、「お前は騎手を辞めても生きていけるが、馬は勝てなきゃ肉になるしかない」という現役トップの名騎手・倉橋裕二の叱咤や、就職につまずきながらもこのばんえい競馬で懸命に頑張ろうとする広報担当の新人・吉野早紀に勇気付けられ、逃げずにここで騎手として生きていく決意をかためていく。
(出典:NHK公式HP 抜粋)


(ばんば・・・模擬レース)

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前が開かなかった・・・ガルボ

2012-02-28 21:33:00 | スポーツ
 26日(日)、阪神競馬場で開催された「阪急杯」は、大魔神こと元投手・佐々木主浩氏所有の「マジンプロスパー」が1分22秒0の好タイムで重賞を初勝利・・・。

 騎乗した浜中俊騎手は、この日5レースで6番人気のショウナンカンムリ、6レースで11番人気のレーザーインパクトでそれぞれ勝利するなど絶好調。そして、メインの「阪急杯」では、4番人気のマジンプロスパーに騎乗し、好スタートを決めて好位の3、4番手から追走し、4コーナーから直線に向くと早くも先頭に躍りでて・・・そのまま押し切る強い内容であった。

 ついでに福永祐一騎手、岩田康誠騎手を抑えて、関西リーディングのトップ(21勝で東西2位)のオマケ付となっていた・・・東西リーディングは、25勝の蛯名正義騎手

 当方は、この日WIN5にも各2頭の32点で挑戦していた。中山9レースで逃げ切った9番スーサングレートを的中、阪神10レース最後の直線の叩き合いを制した16番ブルロックを的中、中山10レースで高橋親子のラストランとなった3番ニシオドリームを的中・・・これはひょっとして、と期待感一杯になってきた。

 阪神11レースの阪急杯では、2番スプリングサンダー、4番ガルボを狙っていた。このレースも的中間違いないだろうと思いつつ観戦していた。内枠のスプリングサンダーが後方から追走し3コーナーあたりでうまく外に出して、4コーナーでは大外から先団へ押し上げてきた・・・いいぞ、いいぞ。

 当方、イチオシのガルボは、中団の少し前から内の方を追走している。それでも、3コーナーから内を徐々に押し上げるが、4コーナーから直線を向くところで前が詰まり、鞍上が手綱を引き締めて立ち上がるような素振り・・・ああ、これはまずいな。

 直線の坂下からラストスパートをかけるも一端ブレーキをかけたことで、ガルボの反応が悪く前がうまく開いたのに割ってでることができなかった。
 3走前の阪神Cの時と同じように前が詰まって、結局馬群を割ることができなかった内容と全く同じようなレースになってしまった・・・あー、あー。

 内回りの直線の短いこのコース、3、4コーナーから直線に向くところでゴチャつくことを懸念して観ていたら、それにまんまとハマってしまったのが当方イチオシのガルボとは・・・まったくツキがない。同じ轍を二度も踏んでしまっていた・・・鞍上も替わっていたが。

 4コーナーから直線に向いて、先頭に躍りでたマジンプロスパーが後続を引き離しにかかる。大外から、満を持したようにスプリングサンダーが突っ込んでくるが、同じような脚いろになっている・・・頑張れ、アタマを獲れ。

 と、応援するも結局、1馬身2分の1差でアタマが取れない、WIN5もここまでであった・・・涙。

 一方、ガルボの方は坂を上がったところから前に懸命に詰めるも、掲示板確保が一杯、一杯であった。

 本当に残念なレースであった・・・あの不利がなかったらと悔やまれるもこれが競馬である。(夫)

[追 記]~レース後のコメント~
1着 マジンプロスパー 浜中俊騎手
 「今日は『出たなりで』という指示で、流れに乗ってレースができました。いいポジションが取れましたし、折り合ってスムーズなレースができました。前にいた馬が早めに止まって、抜け出すタイミングが早いかなと思いましたが、よく辛抱してくれました。
以前に乗ったときよりも馬がしっかりしていますし、成長を感じます。順調ならもっと活躍してくれると思います」

中尾秀正調教師のコメント
 「一度使ってよくなっていましたね。以前、タイレコードで走った馬で、パンパンの良馬場のほうがいいぐらいですが、今の緩い馬場で走れたのは力のある証拠でしょう。体質が弱く、ここまで回り道をしていましたが、これで高松宮記念が楽しみになりました」

2着 スプリングサンダー 四位洋文騎手
 「今日は落ち着いていましたし、得意の1400mでとらえられると思ったのですが……。この馬は他の馬が動いたときに一緒に動くのがベストなのですが、今日は自分から動いたぶん少し甘くなったのかもしれません。それでも自分から動いての2着ですし、賞金も加算できましたので、ヴィクトリアマイルにいい形で駒を進めたいですね」

3着 サンカルロ 吉田豊騎手
 「引っかからず、いい感じで行けていましたが、やはり外枠から道中も外を回らされたぶん最後の伸びがもうひとつでした。体も多少余裕がありましたし、次はよくなると思います」

4着 オセアニアボス 藤岡佑介騎手
 「開幕週の馬場を考えて中団から行きたかったのですが、行き脚がつきませんでした。直線は150mぐらいしか追えませんでした。ただ、状態はよかったですね」

5着 ガルボ 石橋脩騎手
 「前走からの距離短縮でスタートダッシュがつかず、内に入ってしまい、この馬の持ち味である早め早めの競馬ができませんでした。最後はよく来ているのですが……」


(ある日の阪神競馬場の昼食・・・)

参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

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映画「はやぶさ 遥かなる帰還」・・・

2012-02-27 22:16:10 | レビュー
 「『絶対にあきらめない』日本の技術力・人間力が世界を変える」

 政権交代の行われた民主党を中心とする政府が、事業仕分なるもので独立行政法人などの予算削減や組織縮小などに手を付けていた。独立行政法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)に関しても予算削減の対象法人であった。

 ところが、2010年6月13日、7年間に及ぶ60億キロの宇宙の旅を終えて地球に帰還した「はやぶさ」は、“惑星「イトカワ」”の微粒子を持ち帰っていた。この世紀の偉業もあって、現政府によるJAXAへの風当たりも弱まってきた。

 構想から10数年の時を経た2003年5月9日、ついに小惑星探査機「はやぶさ」搭載のM-V-5ロケットが発射された。この日、内之浦宇宙空間観測所(鹿児島県)には、多くの人々がこのロケットの打ち上げを見守っていた。
 プロジェクトマネージャーの山口駿一郎教授を中心とするJAXAのプロジェクトメンバーは、これからはじまる小惑星探査機「はやぶさ」の壮大な宇宙の旅を固唾をのんで見守っていた。

 そして、2005年、ついに小惑星「イトカワ」へのタッチ・ダウンにトライするが1回目は失敗。帰還への時間が迫る中、プロジェクトマネージャーの山口教授の決断により、2回目のタッチ・ダウンにトライ・・・歓声が上がる。
 ところが、地球への帰還をはじめた「はやぶさ」に予期せぬさまざまなトラブルが発生

 多くのメディアからの非難の対象にもなり、さらに「はやぶさ」との交信が途絶えて行方不明になってしまった。そのことで、NASAからも受信アンテナの優先的な使用を拒否されるハメにも見舞われる苦難が続く。正にここからが、リーダーであるプロジェクトマネージャーの正念場とリーダーとしての素晴らしい決断が次々と展開される。

 懸命に「はやぶさ」との僅かな交信への手がかりを探るプロジェクトの面々、そして「はやぶさ」の所在を確認できる交信が可能となった。しかし、地球へ帰還させるためにはイオンエンジンのトラブルで出力が出ないことが判明。これは大変なことである。

 イオンエンジン開発にすべてを賭けたJAXAの藤中仁志教授と”NEC”の森内安夫技術者との葛藤が続く中、プロジェクトマネージャーの山口教授に一つの大きな賭けに委ねらざるを得ない決断が迫られることとなった。

 そして、何と、何と打ち上げから7年後の2010年6月13日、「はやぶさ」は60億キロの宇宙航海を経て小惑星「イトカワ」の微粒子を地球に持ち帰った・・・感動的な映画の場面である。

 この映画を通して、実によく辛抱し、粘り強く頑張る日本人魂を見ることができた。また、7年前、内之浦宇宙空間観測所にやって来ていたNASAの科学者は、余りにも貧弱な日本の設備(NASAの10分の1以下の予算)ながら、ここまでのことをやるのかと感嘆の言葉を述べていた。そしてそれを「ぼろ切れを纏ったマリリンモンロー」と表現・・・日本人の一人としてやりきれない気持であった。もっと多くの予算があったならと・・・。

 さらに、カプセルなどの試作品を手掛けた小さな町工場の技術力、その高さにも驚かされるとともに素晴らしさを実感できる。
 多くの科学者や技術者の知恵を結集したプロジェクトメンバーが、あらゆる困難を覆す心意気、時には意見の対立、言い争い・・・最後はリーダーがキチンととりまとめるところがさすがである。

 日本の針路のかじ取りをする我が国の政府には、リーダー不在から国益と国民の利益を守り拡大することのできない最悪の状況にある。この映画のように情熱と不屈の精神、決断のできるリーダーが政界に出てくることが望まれる昨今であると、改めて考えさせられた。

 それにしても「最新VFXでスクリーンに再現された、『はやぶさ』視点で見る神秘的な深宇宙が興味深い・・・」と評論にもあったが、映画の中に入り込んで観ている当方たちも神秘の宇宙の一角を垣間見る思いであった。(咲・夫)

[追 記]~あらすじ~
 2010年6月13日、7年間60億キロの宇宙航海を経て小惑星「イトカワ」の微粒子を地球に持ち帰った小惑星探査機「はやぶさ」。世界初となるその偉業を支えた人々のドラマを描く。
 主演の渡辺謙がプロジェクトマネージャーの山口駿一郎に扮し、「犯人に告ぐ」「星守る犬」の瀧本智行監督がメガホンをとる。はやぶさが地球から3億キロ離れたイトカワの地表に着陸し、岩石サンプルを持ち帰るという前人未到のミッションは、予定よりも3年延期になるアクシデントに見舞われ、ようやく打ち上げられた後も、エンジンの不良や燃料漏れなどさまざまな危機が続く。そうした困難の中、プロジェクトチームは、はやぶさを帰還させるため強く結束していく。
(出典:2012「はやぶさ 遥かなる帰還」製作委員会 抜粋)


(出典:2012「はやぶさ 遥かなる帰還」製作委員会)

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第56回阪急杯・・・この一頭

2012-02-26 14:29:29 | スポーツ
 昨夜、楽しみにしていたNHKドラマ「大地のファンファーレ」を堪能した。「勝負の世界に生きる、人と馬との物語・・・」とは、脚本家・山本むつみさんの言葉。それが十分に映像化されており、しっかりと目に焼き付けることができた。
 冬の氷つくような早朝の調教風景、ばん馬の吐く白い息、鉄ソリに乗っている騎手や調教師の白い息、そしてほのかな陽の光を受けている朝もや・・・素晴らしいカットの連続。

 ばん馬の息遣いが、ドラマを見終ったあとにも耳の奥に残っていた・・・。

 昨日のアーリントンCは、絞り込んで正解であったが、欲を言えば「オリービンとアルキメデス」で決まってほしかった。

 本日の中央競馬は、東西で重賞レースが組まれているが、中山競馬の昨日は芝・ダートともに不良の最悪のコンディションであった。本日のメイン「中山記念」までには、馬場の方少しでも回復しないかな・・・。
 当方の狙い馬は、追っかけ馬の⑨フィフスペトルなもので、稍重までの回復を願っているけど、相手には②リアルインパクト、③フェデラリスト、⑦ダイワファルコン、⑪トゥザグローリーと思っている。

 馬場が回復しないと伏兵ダイワファルコン(重・OK)を軸馬にして、攻めてみるかな・・・

 さて、阪急杯を検討。この寒い時期に調子を上げている④ガルボ、3走前の阪神Cでは、最後の直線で不利があったことで走ることを止めたみたい。
 前走は終始前々の競馬で、残り200mから一気に加速した同馬が、逃げ込みをはかるコスモセンサーをゴール前キッチリ捉えての勝利。2走前も大外枠、プラス18キロの馬体重ながら、好スタートから終始3、4番手の追走。最後の直線で前を行くコスモセンサーの2着に上がっていた。

 今回、前走好騎乗の石橋脩騎手の騎乗なら同馬にとっては心強いものと思っている。さらに前々で競馬のできる2枠4番に入ったことは、同馬にとっては好都合・・・人気を分けるサンカルロは大外16番枠なもので、ガルボをイチオシに狙いたい。
 昨年は、外枠のサンカルロに抑えられた2着。ここのところ調子も上がっているから、逆転の目もあるものと期待している。

 「とにかく冬場は調子がいいからね。距離はベストだし、馬体が増えて成長している。期待は大きい」とは、清水英克師の期待感一杯のコメント。

 相手筆頭は、斤量有利な②スプリングサンダーを狙いたい。この距離はベストの4-2-1-3、このコース4-0-1-3と好相性、昇級戦であるが狙いごろの同馬と思っている。

 「オーバーワークにならないようにした。こないだより馬はできているので、上積みはあると思う」と、昆貢師は上昇を見込んでいるとか。TMもベスト条件での巻き返しに注目との評価

 昨年の覇者で実力一番かと思われる大外枠の⑯サンカルロ、本番は先のG1レースとのことであるが、ここも無様なレースはできないであろう。開幕週の今回なら、直線の短いコース(内回り)、内側の馬にうまく立ち回られて、思わず差し届かないことも考えられるが、そこは鞍上もうまく回ってくるかと・・・。

 「少し余裕残しだが、ここ2週の動きはいい。G1に向けてのステップレースだが、阪神の千四はベスト。好レースを期待」と、コメントの大久保洋吉師。

 そのほか、阪神千四がベスト、中団からうまく運べればとの⑤オセアニアボスも侮れない1頭。緩みのない馬体で膝をしっかりと上げて完歩の大きいフォームと、競馬エイトTMの評価。

 この距離2-0-0-0、阪神コース1-1-0-0と相性もいい⑦オーセロワはただ今連勝中である。中より内の好枠を利してポーンと先手を主張し、マイペースに持ち込んでどこまでも渋太く粘ってくれないかな・・・。

 1F(ハロン)長いと思われるが、最短距離を回って渋太く食い下がると面白い・・・①キョウワマグナム。


(芝・ダート良馬場の阪神競馬場・・・)

予想レース


 阪神 11 R  ④ ⇔ ②⑯  ④ ⇒ ⑤⑦①  ウマタン7点。
 
      
 結果やいかに・・・・・・・・?  (夫)


参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

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第21回アーリントンC・・・この一頭

2012-02-25 10:50:30 | スポーツ
 一昨日から久々に暖かい日が続いている。庭にある松の根元に寒肥となる牛糞堆肥を買ってきて、しっかりと入れておいた・・・これで今年も元気だろう。

 来週の金曜日、全国一斉封切の映画「戦火の馬」(スティーブン・スピルバーグ監督作品)、“希望”をテーマに「馬」を主人公に描かれているとか。昨日、その映画の予告編を観たもので、是非とも観たくなった・・・何しろ、馬は大好きだから。
 先日、珍しくNHKクローズアップ現代でも同監督の映画にかける情熱と生きざまが放送されていた。キャスターの国谷裕子さんがスティーブン・スピルバーグ監督にハリウッドにてインタビュー・・・。

 映画「はやぶさ 遥かなる帰還」もなかなかの出来栄えで、研究者や技術者の執念が描かれておりこれはこれでいい映画であった。

 さて、本日は、第1回第1日の阪神競馬「アーリントンC」が開催されるが、ここには当方が狙っている②オリービンが出走する。阪神コース2-2-0-0、この距離1-2-0-1と相性もいい、さらに最終追いの方もうまくいったらしい。
 開幕週のここは、内の方も芝の状態がいいとのこと。この枠なら、スーと好位につけてうまく追走しながら、最後の直線で力強く抜け出しをはかるものと期待できるので、ここは思い切って狙ってみたい。

 「2走前からメンコを着用し、折り合いがつくようになったが、前走なんかは折り合いがつきすぎたぐらい。ここを目標に順調に調整できているので、勝負どころで圏内にとりつくような競馬ができれば・・・」とは、橋口弘次郎師のコメント。

 相手筆頭は、前走のきさらぎ賞で馬場の荒れている内から追いだすも、外の各馬にやられてしまった⑬ジャスタウェイ。今回は大外から長い直線でうまく折り合って、3、4コーナーから徐々に進出し最後の直線でゴール前を盛り上げてもらいたい。

 「前走は直線で馬場の悪いところを通った分もあった。・・・マイルの方が切れる脚を使えるので、巻き返しに期待したい」と、コメントの須貝尚介師。

 今週を最後に定年退職の鶴留明雄師が渾身の力で仕上げた⑧ローレルブレット、師と仰ぐ池添謙一騎手も何としても勝利をプレゼントしたいとの意気込み・・・。

 この距離2-0-1-1、ここ阪神コース1-0-1-0であり、持ちタイムも上位なのでいい勝負をするものと思われる。陣営ももっとやれてもいいとのこと、3走前にはオリービンを抑えている・・・。

 阪神コース2戦2勝と好相性の⑨ダローネガ、鞍上は先週のフェブラリーSで引っかかり気味のテスタマッタをうまくコントロールしてG1奪取の岩田康誠騎手。
 ここも、負傷でリタイヤの主戦・佐藤哲三騎手に乗り替わって、好リードを見せることも十分考えられる。

 「・・・放牧でリフレッシュできたし、帰厩後は精神的にも安定している。力を出せる仕上がりにある」と、コメントの佐々木晶三師。

 そのほかダーレイ・ジャパン・ファーム生産の③アルキメデス、前走、前々走と着順を下げているが、力的には見劣りしないものと思っている。
 体の張りも文句なく、最終追い切りも大差追走の形から大差先着との⑦ブライトライン、鞍上もここ一発の安藤勝己騎手。

 デビュー戦の前走、3コーナーの不利をもろともせずキッチリ伸びた⑥ダイワマッジョーレ、経験馬を相手にどこまでやれるか・・・期待も高まる1頭。


(阪神競馬場・・・パドック風景)

予想レース


 阪神 11 R  ② ⇔ ⑬⑧③  馬券は絞ってウマタン6点。
 
      
 結果やいかに・・・・・・・・?  (夫)


参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

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今週の追っかけ馬(2月25日・26日)

2012-02-24 22:33:00 | スポーツ
 いよ、いよ、明日の夜のNHKBSでは、当方お待ちかねのばんえい競馬を舞台にした「大地のファンファーレ」が放送される。あの巨大な1トンを超える“ばん馬”が懸命に大きな鉄ソリを引いて、二つの大小の障害を越える競馬。
 とても可愛い目をしながらもいざ競争になるとさすがに厳しい目になっている“ばん馬”、その迫力ある姿が多数のカメラに収められているみたいなので、とても楽しみである。

 サロマ湖の公園内では、その競走生活を終えた“ばん馬”が馬車を曳いて、観光客を乗せてゆったりと闊歩している・・・その仕草はとても可愛い。その“ばん馬”と一緒に写真に収まったが、とてもおとなしく可愛い目をしていたことが想い出される。

 今年あたり北の大地に行ってみたくなった・・・。

 さて、今週の追っかけ馬の話。先日、用事で元職場の友にメールしたところ、「土曜日のサウンドバスターはダメでした。勝てる追っかけ馬を掲載してください・・・」、なーんて内容のメールが返ってきた。日曜日の「ラフィングインメイ、トーセンレーヴは1着だったんだけどね」・・・と、返しておいた。(笑)

 そのKさん、定年退職まで残り1年になってきたとのこと、最後のお勤めの1年間悔いの残らないよう“仕事に趣味に”没頭してもらいたい

[土曜日の追っかけ馬]
阪神11R ②オリービンが出走予定。
 いままでのレースぶりから、同馬も当方の追っかけ馬に入れて、今後しっかりと応援してみたくなった。前走は、珍しく後方に下げての競馬となったが、スローの流れの中ではさすがに自慢の末脚を繰り出すこともできず・・・競争に参加しただけで終わってしまった。いつもは5、6番手の好位からの競馬なのにどういう作戦だったのだろうかと、思いながら観戦していた。

 今回の最終追いでは、栗東CWコースで1000万のスカイスクレイバとの2頭併せ、渋った馬場で外併入とのこと。

 「前走のシンザン記念(7着)はジックリと構えすぎた。阪神は実績もあるが、本来はどの舞台でも崩れない。この中間も調整はうまくいったからね」と、コメントの橋口弘次郎師は巻き返しの弁のようである。

 鞍上も替わり得意の阪神コースで、連を外すことはないものと期待している。

[日曜日の追っかけ馬]
中山11R ⑨フィフスペトルが出走予定。
 前走のマイルCSでは、最内枠を利用して鞍上の横山典弘騎手が、積極果敢なレース運びで11番人気ながらゴールまで先頭争いをする最高のレースぶりであった。
 当方もそのG1レース的中の恩恵に与ったものであるが、今回その時の優勝馬エイシンアポロンの回避には実のところ残念である。

 鞍上に横山騎手を迎えてからの成績も2-1-0-1と抜群であり、着外になったG1レースの短距離「スプリンターズS」でも0秒5差の6着であった。今回は、前走よりも1F(ハロン)伸びる千八となるが、この距離1-0-1-0と悪くない。さらに中山コース3-1-1-3と函館の2-0-0-0を除けば、唯一勝ち鞍を収めているコースでもある。

 今回も何とか内枠に入って、前走のような積極的な競馬で上位馬に一泡吹かせてもらいたいものである・・・最終追いも動いたらしく、ちょっと人気も上がるであろうから。

 調教をみた加藤征弘師は、「もう体はできている。好位につけられる馬だし、脚質とコースがマッチしているからね。相手は強いが、条件はそろっている」と手応えありの表情だったとか・・・。

 7枠9番に入ってしまったが、頭数も手ごろなので何とかいいレースを見せてほしい。(夫)


(下北半島のサルの親子・・・2012「日本列島」製作委員会)

参考資料:サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

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土曜日は・・・アーリントンC

2012-02-23 22:45:30 | スポーツ
 スポーツ紙の芸能欄や昼のバラエティ番組などで報道されている「オセロ中島知子」さんの案件、霊能者とか予言者的なまやかしの人が出演し、あり得ないことをあり得るかのように放送する番組がもてはやされ、特に芸能関係者はそのような霊能者的な人間に弱い面が見られる。
 不安定な人気商売であるがゆえに、何かに縋(すが)りたいとの心理が働くのは仕方ないことかも・・・。今回の案件もまさにそれの最たるもので、オーム真理教の松本智津夫被告によるマインドコントロールとなんら変わらない問題である。この案件の解決の糸口については、警察や地方自治体でも手が出せない法律の壁があるのだろうか・・・奇妙な世の中である。

 さて、競馬の話へ・・・。土曜日の阪神競馬場では、重賞レース「アーリントンC」が開催される。コース改修以後の外回りの芝千六のレースでは、紛れの少ないレース運びとなっている。

 今回、巻き返しを狙っているオリービンも、このままでは終われないであろう。同馬の前走は、後方からの競馬になったことから、スローの流れを読み誤った感のある小牧太騎手、最後まで見せ場のないレースで終わってしまった。

 そのためか、陣営は鞍上に若きイタリアンのC.デムーロ騎手を配しており、勝負気配プンプンかと思われる。何しろ同馬のデビュー戦では、19日(日)京都7レースで勝利したラフィングインメイの後塵を拝したが、その時は単勝1.8倍の1番人気であった。最後の直線では、大外から猛追の末脚で2着に上がったが、さすがに人気馬であるとその姿を目の当たりにしたことが思い出された。

 その後、2走目の阪神芝千八では、最後の直線坂下から鞍上のムチにこたえて、一気に坂を駆け上がりゴールインの同馬・・・渋太く伸びていた。同馬の阪神コースの戦績2-2-0-0と、相性もグーならここは連を外すわけにはいかない。賞金加算の絶好機なのかもしれない。

 前走は、好位から追走し最後の直線では内に入って追いだしたジャスタウェイ、ところが内は馬場も荒れており、外差しの決まるレースであった。しかし離されながらも4着に食い下がっていた。

 今回は、最終追いも動いたらしくオリービン同様に巻き返しも期待できる。

 前走の朝日杯FSでは、大外枠の16番枠からのレースには、さすがに厳しいものがあったダローネガ、それでも0秒6差5着と押し上げておりよく頑張ったとの陣営。

 「放牧で体は良くなっている。デイリー杯2歳S(2着)、朝日杯FS(5着)とゲート内で落ち着かないところがあったので、落ち着いて出てくれれば」と、コメントの佐々木晶三師。

 H.H.シェイク・モハメド殿下所有のアルキメデス、前走は掛かり気味で先手を主張し終始同枠のローレルブレットにプレッシャーをかけられながらのレース。最後は直線半ばで、脚も完全に上がってしまって・・・大きく敗れてしまった。

 今回は抽選待ちとなるが、出走できれば鞍上の川田将雅騎手も前走の轍は踏まないであろう・・・ちょっと、期待しているので抽選突破を願っている。

 オリービン、ダローネガに次ぐダイワメジャー産駒のダイワマッジョーレ、メイクデビュー京都の新馬戦で、終始大外の5、6番手から追走し直線に向くと先頭を伺う脚いろ。

 最後の直線では、外からダイワメジャー内からローザボニータと両馬の激しい叩き合い、ダイワメジャーが渋太くハナ差抑えたところがゴールであった。何とか同馬も抽選をクリアしてもらいたい1頭である。(夫)


(風邪も引かないで元気らしい・・・孫)

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中山記念(G2)が・・・面白い

2012-02-22 22:38:44 | スポーツ
 昨日のトップニュースは、「山口県光市の母子殺害事件の大月孝行(旧姓福田)被告の死刑確定」であった。これまでの道のりは大変長いもので、死刑反対論者の弁護団が、いかなる手立てを使っても死刑を否定しようとして長引かせていた。

 そもそも目に余る殺戮を犯したものであれば、自らの命をもって償うことは被害者遺族に対して当然のことであり、死刑廃止論者のような考え方には妥当性がない。さらに国民の税金を使って、無期刑を与えるべきではないと考える。

 被害者遺族の本村洋さんの13年間の長きにわたる戦いにやっと終止符が打たれたが、余りにも長く苦しい時間を費やされた事件であった。本村さんには、これからのさらに長い人生を有意義に送ってもらいたいと思う。


 さて、ここからは競馬の話・・・・。

 今週から、中山競馬、阪神競馬が開幕し春の牡馬・牝馬クラシックレース第1弾までまっしぐらの開催期間へとつながって行く。春の陽光まで、もう少しである

 今週もドバイを目指す競走馬たちが出走する「中山記念」が行われる。なかなかいいメンバーが集いそうで楽しみである。前走の日経新春杯でトップハンデの58.5キロを背負って圧巻のレースを披露したトゥザグローリーが主役を張りそう。

 今回は、斤量も1.5キロ減の57キロであれば、好位から追走し最後の直線で得意の末脚を発揮して、ドバイシーマクラシックへの弾みをつけたいところであろう。
 ただ、陣営も昨秋からの使いづめで短期放牧を挟んでの参戦も、食いがよくてこの時期でもあり絞るのに一苦労とか

 一方、ドバイデューティーフリーに選出されたエイシンアポロン。前走のマイルCSでは、荒れた馬場をもろともせずに終始内の5番手あたりから追走し、最後の直線では堂々と抜け出し、内から伸びたフィフスペトルとの叩き合いを制している。
 今回は、G1馬とのことで前走より1キロ増の58キロで出走するが、馬格もあり特段問題はないものと思われる。ここは、前走同様の好レースを期待できる。

 残念なことにエイシンアポロンは21日午後、背中の筋肉痛発症で同レースを回避すると・・・判明。実に残念である

 このレースには、追っかけ馬のフィフスペトルが出走する。前走のマイルCSで最内枠をうまく利して先行策でレースを進め、最後の直線で先頭に躍りでたエイシンアポロンにゴール前迫り、タイム差なしの2着は大健闘。3走前、4走前得意の中山で好レースをしていた結果、その勢いがあったのであろう。
 陣営は、今回も内枠に入って前走のように立ち回りたいと願っているとか・・・好枠に期待。

 引退した有馬記念馬のマツリダゴッホのように中山大得意のダイワファルコン、中山コース5-2-1-2、この距離4-2-1-3は侮れない1頭である。
 前走の中山金杯では、終始好位から追走し直線の坂に向くとフェデラリストとの追い比べで、この2頭が後続を引き離すもクビ差敗れている。しかし今回は1F(ハロン)短い得意の距離なら・・・。

 その中山金杯で、3連勝を飾ったフェデラリスト、中山コースは3-0-0-0とこれまた得意としている1頭。今回は斤量も1キロ増の56キロとなるあたりが、上り馬である同馬にとってどのように作用するものか。
 それでも鞍上が今期22勝とリーディングの蛯名正義騎手、好調持続が続いている鞍上が無様なレースは見せないであろう。

 短距離得意の母の仔リアルインパクト、3歳時に古馬を相手のG1安田記念を制した実力馬であり、千八の毎日王冠ではタイム差なしの2着に入線している。何とかここでもゴール前にパフォーマンスを見せるか・・・父・ディープインパクトの血が騒いで。(夫)


(“とんび”が3月早々、BSプレミアムで再放送決定らしい・・・)

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新聞投稿記事が・・・掲載

2012-02-21 22:33:00 | レビュー
 「『日本列島 いきものたちの物語』。この映画、冬の知床の大地、ヒグマがエゾシカを追って、傷ついたエゾシカをいきなり襲うというカットからスタート。ヒグマの息遣いがスピーカーからこちらの耳元に響きわたる“ど迫力”・・・」

 と、先日、観賞し当方のブログにもアップした映画に対する思い入れを、地方紙の読者欄に投稿した。規定の400字以内に収めないといけないので、書きたいこともたくさんあるが、簡潔明瞭にと試行錯誤し何とかとりまとめた。

 この頃のことであるから、文書で投稿しなくてもインターネットメールでOKなもので、随分気軽にできるから便利ではある。

 折角の投稿であるから、もし取り上げてもらえるものであれば、同名映画が上映期間中に新聞に掲載されるとうれしいけど・・・と、思っていた。

 すると、その期待に応えてもらうかのように20日付の新聞に掲載されていた・・・原稿を送信して5日目なので、すなおにうれしかった。
 毎朝食時に新聞を読む癖があるもので、読者欄のページをめくると真っ先に目に飛び込んできた・・・家内は「いつの間に出したのか」と笑っていた。

 かように印刷されて、自らの文章が陽の目をみるのも、ブログと違ってまたいいものである。昨年の10月には「池波正太郎文学」に関するネタを投稿し、掲載されていたがそれ以来の投稿である。

 ところで、この映画のテーマともいうべき「家族愛」、ヒグマの母親が仔を守るためにオスグマと懸命に闘う姿、サルの親子のけなげな子育てと涙の別れ。

 キタキツネの子育て奮戦記と旅立ち、イノシシ親子の生死を分ける子育て、海では襟裳岬のアザラシ親子のほほえましい姿など大自然に包まれながらも時には自然の猛威との死闘は観る人の心をうつものである。

 顧みて、人の世を見てみると「我が子に手をかける・・・幼児虐待」、「育児放棄の若い親たち」、「自殺に追い込む卑劣な行為」、「いとも簡単に殺戮する・・・通り魔殺人」など、鬼畜にも劣る行為が頻繁にメディアを賑わしている。

 どこからそのような生きざまに変わって来たものかと、考えさせられることが多すぎる。それもこれも、家庭のしつけと教育の低下、日教組教育に差配されている低下した学校教育などの大きな問題が横たわっているからかも知れない。

 現大阪市長や東京都知事が提唱している学校教育、これこそが今から必要不可欠なテーマかと思っている。

 それは、さておき、あの映画の中に垣間見ることのできる愛情の物語、その絆は人間以上の純粋なものであり、きっと見る人の心を惹きつけるものである。

 そのためにも、子育て奮戦中の若い両親、学校の児童生徒、大学生とこれから日本を背負って立つべき多くの人たちに観てもらいたい。

 きっと、今まで生きてきた生活の中で、忘れ去っていた「何か」を見つけることができるから・・・(咲・夫)


(出典:2012映画「日本列島」製作委員会)

(出典:2012映画「日本列島」製作委員会)

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ついに2勝目・・・ラフィングインメイ

2012-02-20 22:37:22 | スポーツ
 19日(日)、京都7レースに出走の追っかけ馬「ラフィングインメイ(牡3歳、武宏平厩舎)」がダートに転じて2走目でキッチリと勝利。
 
 やったね、浜中俊騎手

 同馬についても何度も書いてきたが、昨年9月11日阪神競馬場の芝千六でデビューし、パドックで間近に見て同馬からのウマタンをゲット。その時、元職場のYさんと観戦し仲良く的中の記念すべきサラブレッドである。

 その後、芝の特別戦に2度出走するが、出遅れなどもあって本来のレースができなかった。素質はいいものを持っているのに、ちょっと繊細な面もあるらしい。

 前走初のダート戦も、またしても出遅れてしまったが、3、4コーナーに入ると大外から徐々に先団へ上がっていった・・・これはひょっとして。そして、最後の直線では、ちょっとヨレながらも大外からグイグイと伸びるなど、末脚には見るべきものがあった・・・0秒5差の3着。

 その時の末脚が光っておりファンの心をつかんだものか、昨日のダート千八では、単勝5.7倍の2番人気に支持されていた。この日、同馬からウマタン勝負と思っており、午後になった頃、デビュー戦のあの時一緒に観戦したYさんにメール・・・。

 「本日、京都7レースに当方追っかけ馬のラフィングインメイが出走。前走からダートに変更し、出遅れながらも3着確保。今回もスタートをうまくやれば、いい勝負すると思います。例の阪神競馬場の新馬戦で一緒に観戦し勝利した馬です。時間があればご覧ください。その走りを・・・」と。

 「雪のため、競馬エイトを買いに行かれませんが、観戦します・・」と、返信メール。

 京都7レースの発走時間が近づいた。ラフィングインメイは16頭立ての真ん中の4枠8番に入っている。ゲートが開いた。すると、またしてもタイミングが合わないのか、モッサリとしたスタートの同馬。それでも1コーナー手前では1頭を交わして、後方の2番手から追走。

 向正面でも後方からいい感じで追走し、3コーナーの手前から徐々に大外を捲って、先団へ上がっている。
 その脚いろも衰えることなく、4コーナーでは大外から先頭を伺う態勢。そして、直線に向いて鞍上の左ムチが1発、2発、3発と入る。すると早くも先頭を伺う脚いろに変わった・・・。

 この脚なら、500万下を突破するのも間違いないと確信できる行きっぷり、思わず、“よし、よし”と声がでている・・・当方。

 2番手には、黄色の帽子の9番ハギノタイクーンが、好位から最後の直線で脚を伸ばしてくる・・・いいぞ、相手に入れている。さらに馬群を割って突っ込んで来た赤い帽子が、ハギノタイクーンに詰めてくる。

 実況の声からワンダーアシャードと、よく見るとゼッケン5番である。あるある、同馬も抑えている。1番人気のウイニングサルートが最後の直線大外に出して、突っ込んできた・・・。

 結局、イチオシのラフィングインメイが、2着馬を1馬身4分の3抑えて1着に入線。2着にはハギノタイクーン、ハナ差で3着にワンダーアシャード・・・ナイス
 3レンタンならとか、2、3着が入れ替わっていたら・・・何~て、贅沢は言わないよ。

 ところで昨日の追っかけ馬は、京都11レースでも超良血トーセンレーヴが初のマイル戦で勝利し、同レースもグッド
 この日を最後に帰国するT.クウィーリー騎手、このメインもゲットし帰国寸前で2勝目を上げた。この秋にも再来日するとか・・・。

 G1レースのフェブラリーSでは、2頭の追っかけ馬トランセンド、ワンダーアキュートが、1、2着を競うものと思って観戦。

 何と外枠のトランセンド、好スタートを決めるも芝コースからの発走で行き脚がつかない・・・。ダートコースに入って懸命に押すも今までであれば、スーッと先手を主張できるが、この日のトランセンドは最後まで行き脚が悪い、どうしたのだろうか。

 4コーナーから直線に向くも、やはりアタマがとれず馬群にもまれる厳しい展開、前半のロスでいいところなしの1秒2差、7着に敗退・・・あああ、ため息が出た。

 「ハナに行くつもりでいたし、最悪番手でと思っていた。だんだんズブくなっているのはあるが気合をつけても行けなかった。走りも少し高かったかな。3角で砂を被って頭も振ったし。気持ちの問題なのか…」とは、藤田伸二騎手のレース後、悔しさの残るコメントとのこと。

 一方、ワンダーアキュートは、パドックでもピカピカに見えており、これはやってくれるかもと思っていた。終始中団から追走し、4コーナーから直線に向くと先団へ押し上げて、残り200mでは大外から追いこんできたテスタマッタと先頭争いも最後は脚が上がってしまって・・・3着。
 鞍上の和田竜二騎手は、「はまったと思ったけど、久々のマイル戦は少し忙しかったのかな。落ち着いていたし、今日のところは力を出し切ったと思う」と悔しがったとのこと。

 ブログ掲載のG1レース、当方かなり自信を持って臨んでいただけにストレスの残る結果となってしまった。

 それでも、当方勝負の京都7レースのラフィングインメイの勝利には、溜飲を下げることができた。

 早く、暖かい春の陽光の日々が来ないかな・・・。(夫)


(ディープインパクト・・・クラシックでは同馬の仔が大半を占めるかと)

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第29回フェブラリーS・・・この一頭

2012-02-19 15:19:45 | スポーツ
 天皇陛下の心臓の冠動脈バイパス手術が、午前11時1分に執刀開始され、3時間56分後の午後2時57分に無事終了したとのこと。夕方から担当した医師団の記者会見が東大病院(東京・文京区)であった。
(出典:読売新聞ニュース 概要抜粋)

 国民のすべてが心配していたこの手術、無事終了に取りあえずは安堵し、陛下の1日も早いご公務復帰を願ってやまない。

 昨日、北日本から西日本、太平洋側でも雪が降るという厳しい寒さと路面の凍結で、各地で交通事故による痛ましい事故が多発していたとのこと。当方の地域も降雪量はわずかであるが、厳しい寒さで某ウインズの人出も少なく、早々に勝ち馬投票券を購入して、帰りを急ぐ人も多数見かけた・・・小雪舞う中。

 また、京都競馬場では、第9レースが降雪のため視界不良とのことで、発走が大幅に遅れるハプニングもあった。それでも馬券の方、強いものは強いといった勝ち方で・・・二重丸。
 ところで、初の東上戦のマシュマロ、終始内の4、5番手から追走するも最後の直線で脚が上がって・・・失速。マイルはちょっと長かったらしい。

 さて、本日は今年最初のG1レースが開催される。ここは、トランセンドでほぼ確定と思っている。この「フェブラリーS」では連覇した馬が皆無とのこと、それでも同馬の実力からするとその偉業達成も十分考えられる。

 「JCダートを勝った後も放牧に出さないで、ずっと厩舎で調整。マイルだと昨年の南部杯は久々で行き脚がつかなかったけど、前走は大外からハナを奪えたほどで、行き脚もついてきた。ここも好勝負」と、コメントの安田翔騎手。

 しかし、先手を主張するには、昨年の12番枠と違って外枠の8枠15番に入ってしまったことが気掛かり・・・。このコースは芝コースからのスタート、それも外枠からなので行き脚がつかないで得意の先手が取れないことも・・・そのため、万一の場合ゴール前で脚もとをすくわれることも懸念される。

 その場合、芝からダートに切り替えたマイル得意の⑬グランプリボス、今までこのケースで勝利した馬はいないとのデータである。しかし、同馬の場合は、これまでの実績からも大丈夫と思われ、さらに鞍上も内田博幸騎手の確保で強化されている。
 また、前走のように早めの好位から追走し、最後の直線で追い出してゴール前交わすこともありの⑩ワンダーアキュート。

 そのほかの馬は、トランセンドとの勝負付けも終わっており、今回負かすのであれば、初ダートのグランプリボス。スマートファルコンにタイム差なしのハナ差まで迫り、ただ今絶好調のワンダーアキュートの2頭であろう・・・。

 先手必勝に死活を見出すか穴候補の⑥ケイアイテンジンが、3着にでも残ってくれるとうれしい・・・が。

 中枠から芝コースを利して、南部杯の時のように先手を主張するのか⑨エスポワールシチー、今回鞍上が替わってどのような騎乗なのか・・・武豊騎手。

 南部杯では、トランセンドに執拗に食い下がった⑪ダノンカモン、何とか集中して走ってもらいたいとの陣営。距離が1F(ハロン)長いと思われるが、この寒い時期は絶好調との⑭トウショウカズン、3着には食い込んでほしいと・・・期待。今回の出走馬中での対戦ランクでは、3番手に位置している同馬

 因みに対戦ランクの1番手にトランセンド、2番手にワンダーアキュートとのこと。


(雨の競馬場・・・)

予想レース


 東京 11 R  ⑮ ⇔ ⑩⑬ ⇒ ③⑥⑨⑩⑪⑬⑭   3レンタン24点。
 
      
 結果やいかに・・・・・・・・?  (夫)


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第62回ダイヤモンドS・・・この一頭

2012-02-18 10:48:01 | スポーツ
 「男というものは、それぞれの身分と暮しに応じ、物を食べ、眠り、かぐわしくもやわらかな女体を抱き・・・・こうしたことが、とどこおりなく享受できうれば、それでよい。いかにあがいてみても人は・・・・つまるところ男の一生は、それ以上のものではない。人にとって、まこと大切なるは天下の大事ではのうて、わが家の小事なのじゃ」
(出典:「さむらい劇場」池波正太郎著 抜粋)

 先日、上京の折、羽田空港の書店で求めた同名小説。相変わらず池波小説にドップリとハマっているが、人としての生き様、生き方を自然体で学ぶには絶好の小説群である。

 「人は死ぬるために懸命に生きている」と、著者が常々記している小説群。だから登場するありとあらゆる人物の生き死にが、物の見事に描かれている。

 さて、またしても寒波襲来であるが、馬券でも的中して身も心も温まりたいものである。

 本日は、東京競馬場にてマラソンレースが開催され、往年のG1馬も数頭出走するが、復調気配のほどはどうであろうか・・・。

 当方、この「ダイヤモンドS」では、初の長距離となるが大外に回った昇り馬・⑯ギュスターヴクライをイチオシに狙ってみたくなった。ここのところ、0秒1差の際どいレースから、遂に1000万下、1600万下を連勝しオープン入りを果たした同馬。父・ハーツクライは、あのディープインパクトを抑えて有馬記念を勝利、母・ファビラスラフインは秋華賞を制しJCでも2着の実績馬。となると、ギュスターヴクライは超良血馬の仔ということ、ここにきてやっと実力の片鱗が表れたものと思われる。

 鞍上は今年のスタート戦から好騎乗連発で、リーディングをひた走っている蛯名正義騎手、ここも相手なりに動くとの同馬を好リードし初重賞をアシストするものと・・・期待。

 「まだ良化の余地はあるが、ここにきてトモに力がつき、全体的にパワーアップしている」と、コメントの佐藤助手。

 相手筆頭はいろいろと検討の結果、前走のオープン戦で久々に勝利の①ヤングアットハートを推奨。先週の追い切りでは評価点8点、今週も7点をマークするなど、好時計で追って高いレベルで好調持続とのこと。

「前走のようにいいスタートを切って、ポジションを自分で選べるように前半運べれば、後半はいい脚を長く使えますから、スタートだけだと思います。東京コースも相性はいいですし、大きな期待を持って臨みたいと思います」とは、鞍上・後藤浩輝騎手のコメント。

 前走、先頭を奪ったスマートロビンの番手からの競馬だった⑥ビートブラック、最後の直線で渋太く伸びるも最後は踏ん張れなかったことで、0秒4差の4着・・・プラス10キロの馬体が多少なりとも響いたのか。

 「前回は帰厩して10日間での競馬だったからね。今週の動きから状態が上向いているのを感じるし、長丁場も得意。流れに乗って運べれば差はないはず」と、コメントの中村均師。

 長距離もいいタイプとの⑦スマートロビン、最終追いも堂々の1番時計を叩いたとのこと。前走は、最内から先手を主張しマイペースで逃げるも、終始後続に詰め寄られる厳しい展開に最後は脚が上がってしまった・・・同馬もプラス26キロがこたえたかも。

 先週の安藤勝己騎手、ウインバリアシオンに騎乗し悔いの残る競馬。今回は長丁場の一戦、前々でじっくりと攻めてゴール前も二の足で伸び切ってもらいたいところ・・・。

 そのほか、軽量の⑮トパンガ、鞍上強化でどこまでやるか。昨年の2着馬の⑪コスモヘレノス、手前の関係から左回りがベターとのこと。

 なお、G1馬の高齢馬2頭は、トップハンデと目標は先とみて切ってみよう


(次週から阪神競馬・・・)

予想レース

 東京 11 R ⑯ ⇔ ①⑥   ⑯ ⇒ ⑦⑮⑪   ウマタン7点。
     

 結果やいかに・・・・・・・・?  (夫)


参考資料:競馬エイト、サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

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今週の追っかけ馬(2月18日・19日)

2012-02-17 22:25:00 | スポーツ
 1週間が経つのも早い、明日から中央競馬の開催日であるから・・・。長い間開催されていた小倉戦も先週終了し、第2回京都、第1回東京も今週で終了する。

 3月3日(土)から全面改装された中京競馬が開催されるが、芝、ダートコースともに大幅に改修とのことで、最後の直線に坂ができて距離も長くなったらしい。
 また、ダートの直線コースは、東京競馬場に次いで2番目に長い距離になるとか・・・。4コーナーからゴール前の直線での熾烈な攻防戦、見ごたえのあるレースが観られるであろう。これまでの中京戦のデータも次々と書き換えられるものと思われる。
 一方、この日から新人ジョッキーもそれぞれデビューし、新たなスタートが始まる時期でもある。

 それはそれとして、今週はダートの王者を決めるG1レースが予定されており、楽しみな週である。

[土曜日の追っかけ馬]
京都10R サウンドバスターが出走予定。
 前走は、8ヶ月ぶりと久々が響いたのか、終始中団から追走し4コーナーから直線に向くと内に入って、直線半ばから伸びるかと思って見ているも・・・人気を下回る着順でそのまま終わってしまった。もっとも、勝ち馬に逃げ切られ、2着、3着も前々で競馬した面々の逃げ残りのレースであった。

 今回は、距離も伸びる外回りの一戦。馬場も差しが決まる状態にもあり、前走より1キロ減の初の55キロの斤量はいい方向に働きそう・・・。同馬にとって、1000万クラスの条件戦であれば、勝ち上がることもそれほど難しいものとは思われない。

 3歳時の京都新聞杯でもタイム差なしの際どい3着に食い込んでおり、鞍上の池添謙一騎手も2度目の騎乗で、叩き2戦目の同馬をうまくリードしてくれるものと期待したい。

[日曜日の追っかけ馬]
京都7R ラフィングインメイが出走予定。
 前走、外枠発走の初ダート戦は、スタートのタイミングが合わず大きく出遅れてしまった。最後方から追走し、向正面から徐々に押し上げて3、4コーナーでは大外から先団へ上がっていった。

 最後の直線では、ちょっとヨレながらも大外からグイグイと伸びるも、ラストスパートをかけた2頭に詰め寄ることができなかった。それでも出遅れながらも0秒5差の3着なら、次走に期待感が持てた。

 今回はダート代わり2戦目で慣れも見込め、主戦の浜中俊騎手も前走のような後手は踏まないだろう。末脚が確実なので、ここは最後の直線で“はじけ”てほしい。

 何しろ、デビュー戦のメイクデビュー阪神で、目の当たりにして以来のファンなもので・・・。


東京11R トランセンド、ワンダーアキュートの2頭が出走予定。
 トランセンドの前走は、不利と思われる大外枠から一気に先手を主張し、自らのペースを刻み最後は力どおりの押しきり勝ちで、JCダートを連覇している。

 今回の最終調教やそれまでの調教でも、絶好調を思わせているとのこと、ここは史上初のフェブラリーS連覇への期待も高まるとの陣営。その最終調教もサンスポ評価Sは、同馬1頭・・・。

 まず、勝利は間違いないものと思っている

 一方、ワンダーアキュートの前々走は、最後の直線の狭いところから馬群を割って2馬身差であったが際どい2着を確保、前走も逃げ切ったスマートファルコンにタイム差なしの2着に迫るなど調子も上向いている。

 最終追い切りもラスト1F(ハロン)12秒8で締める気合十分の仕上がりとのこと、今回の同馬(陣営)は相当やる気満々のようである。

 「先週一杯に追っているから、今週は抜群の動きだった。前走で力を出し切ってもガタッとくることはなかったし、大きな不安はない。どんな流れにも対応できるし、今は充実しているのでタイトルを獲らせたい」とは、騎乗した和田竜二騎手のコメント。


京都11R トーセンレーヴが出走予定。
 ブエナビスタの半弟、ジョワドヴィーヴルの全兄のトーセンレーヴ、今回は初のマイル戦となる一戦。3歳時の毎日杯、青葉賞の際には気おっていたことから、本来の力を出せずに賞金加算が遅れ、ダービーではきついローテとなっていた。また、前走のAJCCでは、押し出されるように先頭からの競馬。馬場の悪いなかでの厳しいレースで、直線最後の坂では脚も上がっていた。ここは、最終調教もよかったらしいので、巻き返しが大いに期待できる。

 初のマイル戦となるが、デビュー時の新馬戦で勝利している京都コース、不思議なことにデビュー以来ずっと外国人騎手が手綱を取っている。このレースも鞍上に日本で最後の騎乗となるT.クウィリー騎手、17日現在の戦績は、0-4-2-39と未勝利の同騎手。

 残り2日間で、何とかウイナーズサークルに立ちたいとのこと、土曜日・東京、日曜日・京都で勝ち星を挙げることができるか・・・。
 そのためにも京都メインのトーセンレーヴは、願ってもない騎乗馬であろう。恐らく人気も最上位と思われるので、特別戦での勝利が期待される・・・頑張ってほしい、T.クウィリー騎手。(夫)

[今週の大橋厩舎]
 土曜日:京都1R ローブリッター、4R リュウスマイル、11R マッシヴエンペラー
 日曜日:京都2R オーブライツ

 先週は、スピルオーバーがキッチリ勝利で、秋山真一郎騎手700勝達成。今週は、オーブライツかな・・・



 参考資料:サンスポ、大スポ、JRA-VAN NEXT他

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