咲とその夫

 定年退職後、「咲」と共に第二の人生を謳歌しながら、趣味のグラウンド・ゴルフに没頭。
 週末にちょこっと競馬も。
 

大河のラブシーンに・・・

2024-03-12 21:25:12 | レビュー

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 10日(日)午後8時放送の大河ドラマ「光る君へ」、ネット上では直秀ロスと騒がれていた。
 その直秀(毎熊克哉)たちが惨殺されたことで、まひろ(吉高由里子)と道長(柄本佑)それぞれの本当の心根が垣間見られた。
 あの死を通して先日のドラマ展開には、大きなキーが隠されていたということが分かった。
 
 藤原兼家(段田安則)と安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)が仕掛けたとてつもない陰謀が、いよいよ実行に移されつつあった。
 兼家はこの陰謀が成就しなかった場合のことも考え、一族の命運がかかっていると長男・道隆(井浦新)たち兄姉を説き伏せた。
 晴明の指示する日のおおよそ2時間の間に花山天皇(本郷奏多)を出家させるという大胆不敵な行動を決起する。

 花山天皇の信任厚い道兼(玉置玲央)が、共に出家すると花山天皇に伝え夜半共に院を出立。
 段取りよく花山天皇の剃髪が終えられると、何と道兼は裏切ってその場を立ち去った。
 これにより、花山天皇が退位となって兼家の孫で、娘・詮子(吉田羊)の子・懐仁親王(高木波瑠)を次の天皇へ即位させることに成功する。
 藤原一族の恐ろしき陰謀が、成就するさまが描かれた。

 一方、道長は、ことが露見し陰謀が不手際に終わった場合には、父・兼家の取り計らった一切のことは全く知らなかったとしらを切り、藤原家存続を成し遂げるよう父から厳命されていた。

 常に冷静な目で見ている道長であったが、あまりにも権謀術数を操る父・兼家や従順なまでに従う二人の兄たちのことを心のどこかで嫌悪していたのか、それよりもまひろとの恋を成就させようと決断していた。
 
 まひろと文を交わし、いつも出会っていた場所にて二人が密会。
 直秀の云っていた遠い国へ、まひろと共に飛び出そうと道長はその思いを告げる。
 藤原の家も性も捨て、ひたすらまひろとの二人の恋を大切に新天地で生きたいと・・・。
 正に直秀の云っていた遠くの国で・・・。
 
 ところが、まひろも子供のころから三郎(道長の子供時代の名前)のことが好きだった、いまでも大好きである。
 共に行きたいと思うけど、道長様にはもっと違う生き方があるはず、それを成し遂げられるよういつまでも見守っていたい、とそのような返答をする。
 
 あの直秀の惨殺現場での道長の行動と本当の心の底を垣間見たまひろは、このお方ならきっと関白にまで上り詰めて、直秀のような庶民のことを思いやる政治を司るものと確信を得たようである。

 正に直秀の死は、無駄ではなかったと脚本家がストーリーを組み立てていたらしい。
 心憎い展開である。

 その夜、大河ドラマ的には思いもよらないラブシーンが展開、これが美しく描かれるとは・・・。
 将来、源氏物語を創作し終えるまひろ(紫式部)の糧としてのストーリー展開だったのかな・・・と、思いつつ見ていた。
 ネット上でも大きな反響が書き込まれていた。
 
 凄い演出、参りやした。(夫)


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直秀の役目が終わったの・・・

2024-03-05 22:51:40 | レビュー

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 第9回「遠くの国」、大河ドラマ「光る君へ」の話。
 藤原兼家(段田安則)と安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)が仕組んだ花山天皇(本郷奏多)ご退位への壮大な陰謀。
 やはり、そうであったのか。
 当方のブログでも1週間前にそんなことではと書き込んでいたけど。
 恐ろしき陰謀が視聴者の前に公開された話が3日(日)に放送された。
 
 ネット上でも大いに話題になっていた。
 詮子(吉田羊)に仕掛けられた・・・ドッキリと。
 道長(柄本佑)三兄弟、と姉・詮子の父・兼家の権力への強烈な執着心、恥も外聞もない生き様にはさすが、命がけの時代を生き抜く力と思い知らされる。
 
 長男・道隆(井浦新)の父への尊敬の念、さすが家督を継ぐものとしての心根が垣間見られる。
 次男・道兼(玉置玲央)は、父の命に応えようと自らの肉体を酷使してまでも、律儀なまでに父の言いつけを実行する生き様。
 一方、将来権力のトップに立つ道長(柄本佑)は、父の生き様や兄たちの行動などを常に冷静に見つめている。
 道長の心根が素直に見られたのは、ドラマの後段で散楽一座の直秀(毎熊克哉)らが、惨殺された現場にてむせび泣く姿だった。

 先のドラマ展開では、藤原兼家と安倍晴明らが共に次の時代を切り開こうとする序章となっていた。
 陰謀の渦中にて・・・。

 一方で脚本家・大石静さんが、作り上げた架空の人物・直秀たちの役割の終わりを告げるため、思いもよらない形、衝撃のラストを持ってきたことに・・・さすが、上手い作り方と思い知らされた。
 視聴者に直秀の今後の活躍を・・・と、思わせるどころか、真逆のストーリーに書き上げられていたとは驚きでもあった。
 
 直秀が鳥かごから放たれて遠くの国へ行くと意味深なことをまひろ(吉高由里子)に告げていたが、まさか遠くの国とは・・・そうであったのか。
 あの時代のこと、人を殺めない義賊であっても解き放つことはならなかったのか。
 盗賊が横行する時代背景、極刑にせざるを得なかったのか。
 
 今回の直秀たちの死に直面した道長が、将来どのような人物になるものか。
 父をも超える権謀術数を張り巡らすのか、民のことを思い政治を仕切るのか。
 
 まひろと共に将来の生きざまが、楽しみにもなってくる物語の展開だったと思う。
 視聴率が良くないらしいけど、中々に見ごたえのあるシーンが多くて結構楽しんでいるけど・・・。
 どうなのであろうか。

 後日、直秀の弟でも登場するようなことは・・・ないかな?
 道長の間者として働くような。(夫)


 (やはり、仮病だったとは・・・・)

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陰謀・・・大河ドラマ「光る君へ」

2024-02-26 21:32:23 | レビュー

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 25日(日)放送の大河ドラマ「光る君へ」、過労なのかついに倒れてしまった藤原兼家(段田安則)、安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)のお祓いが行われるが効果はない。
 平安時代の時代背景であるから祈祷師たちがお経を唱え始める。
 病とは病魔が体内に入って来たから、体内から悪霊を退散させないといけないということであろう。
 道長(柄本佑)ら兄弟が懸命に看病にあたるが回復は見られない。
 後日、道兼(玉置玲央)が父・兼家を看病していると、眼が開いたようである。
 奇妙なこともあるものと見ていた。

 その後、宮中で書物の整理をしている藤原為時(岸谷五朗)の前に道兼が現れて、自分が父に嫌われており病で伏しながら時おり正気に戻ると打ち据えられる。
 それは子供のころからそうであった。
 そのようなことを神妙に為時に話すと、為時はすっかり信じてしまった。 
 
 その勢いで道兼は、為時邸を訪れ持参した酒を酌み交わす。
 まひろ(吉高由里子)は、母の仇と思いつつも琵琶の音色でもてなす。
 「まじめな家だ・・・」と、道兼はつぶやいて去って行く。
 陰謀渦巻く我が一族と違って・・・と、思わずこぼれたひと言であろう。
 
 ある時、花山天皇(本郷奏多)に用務のため道兼が拝謁するも、右大臣藤原兼家一族を嫌っているため、顔も見たくないと早々に道兼を下がらせる。
 すると、正直者の為時は、花山天皇へ道兼様は右大臣にもっとも嫌われており、両の腕に打ち据えられた傷痕まであると進言。

 ほどなく、花山天皇は道兼を呼び戻し両の腕を撫でながら労わる。
 このようにして、やっと道兼は花山天皇の側へ近づけるようになった。
 
 その目的は、花山天皇を出家させるという、つまり退位させるという遠大な計画を実行するための足掛かりであろう。
 史実によると道兼は、后を亡くし憔悴している花山天皇と共に出家すると云いつつ、花山天皇を出家させながら道兼は密かに寺を脱したらしい。
 
 花山天皇の1日でも早い退位を望むため、兼家をはじめ関白・藤原頼忠(橋爪淳)、左大臣・源雅信(益岡徹)らが仕組んだ一芝居と思われる。
 あるいは、兼家と安倍晴明が仕組んだものか。

 今回のドラマでは、うっかりこちらまで「父に疎まれている」との道兼の言葉を信じてしまうところであった。
 一度掴んだ為時を利用することを兼家が、簡単に手放すはずもないから・・・。
 また、道兼は一族の汚れ役を全うするよう父から厳命されていること。

 つまり、脚本家・大石静さんの術中にはまるところだった。
 と、思いつつ見入っていた。(夫)



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ドラマ「忍びの家」

2024-02-23 22:26:35 | レビュー

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 ネットフリックスで去る15日(木)から配信された標記のドラマ。
 第1話の序章から第8話までのドラマ。
 「忍びの家」との題名だから、時代劇かなと思っているとこれが現代劇だった。
 徳川の伊賀者を束ねていた服部半蔵(本当は忍びではないけど)の末裔と北条に仕えていた風魔小太郎一族の末裔が、現代において争う物語。
 
 原案を考えたのは、賀来賢人さんらしい。
 
 服部家の末裔で当主の俵壮一(江口洋介)は、母・タキ(宮本信子)、妻・洋子(木村多江)、長男・晴(賀来賢人)、次男・岳(高良健吾)、長女・凪(蒔田彩珠)、三男・陸(番家天嵩)たちと普通に暮らしているように見えるが実は・・・。
 
 壮一は、表の顔として俵酒造の社長業で酒造会社を経営するも、裏家業を止めて普通の家族になりたいと裏の任務から遠のいており、経営は赤字で頼りの営業部長が早々に辞表を提出し退職してしまった。

 一方、晴は6年前の任務で優しさが出る失態を犯し、岳が殺められたことを後悔し忍びの任務から逃げようとしながら悶々とした日々を送っている。
 また、妹の凪は密かに忍びの技を楽しむかのように工芸美術品を盗み、数日後には返還するというお遊びをやっていた。
 祖母のタキは一見老婆風であるが、その忍びの技が時おり冴えわたり陸を再三驚かせる。
 ただ、壮一が普通の家族をと願っており、陸には忍びの家族であることを教えず、忍びの技の伝授も行っていない。
 そのため、陸は時おり自分は、皆とどこか違うと思い本当の兄姉ではないと思うこともある。

 国家機関に所属し忍びを操る男、浜島仁(田口トモロヲ)をトップに新人の沖正光(柄本時生)、実戦部隊の頭・久世浩作(嶋田久作)やその配下が闇を操る。
 浜島仁から、俵壮一らに任務が下される構図となっていた。

 一方、服部一族に敵対する風魔小太郎に山田孝之さん、その片腕のくノ一・あやめに仲万美さんが演じている。
 眉をそり落とした妖艶な忍びで、華麗なアクションをこなすことで注目の的になっている女優、本業はダンサーとのこと。
 
 豪華客船の乗船者などが殺害された事件を追って、浜島仁は俵壮一に調査任務を命令するが、壮一はかたくなに断り続ける。
 もはや、忍び稼業から引退し普通の生活がしたいと・・・。
 その妻・洋子が時おり万引きをしており、その行為を浜島に見つけられ捕まるが、当該調査を引き受けるなら、警察に引き渡さないと言いくるめる。
 洋子は、夫に内密に調査を決行。

 一方、肉食を禁じられている晴は、牛丼屋に通いそこで雑誌記者の伊藤可憐(吉岡里帆)と出会い、忍びとしての秘密を守るため禁じられている恋に走るようになる。
 
 主演の賀来賢人さんをはじめ、それぞれが忍びの技を披露するなど多彩なアクションが毎回見られる。
 多少、中だるみもあるけど、第8話まで次々と見入ってしまう魔力が秘められている。(笑)
 ついつい見たくなって、引き込まれてしまう。
 
 三男の子役で陸を演じている番家天嵩くん、中段以降の忍びの技を祖母から伝授される中で見せたバク転には驚かされた。
 何でも特技は、バク転、逆立ち、レスリングとか。
 5人きょうだいの3番目で兄・姉・妹・弟がいるとか、5人そろって東海ジュニアレスリングクラブに所属しているとのこと。

 この子役の天嵩くんが可愛い存在だった。
 第6話以降に驚きの展開も隠されており、忍びの話として楽しく見せられた。
 続編ができるのでは・・・と、思われる。(夫)


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まひろのライバル登場

2024-02-14 22:12:12 | レビュー

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 大河ドラマ「光る君へ」、次々と面白みが深まるような展開に感服。
 まひろ(吉高由里子)と道長(柄本佑)の淡い恋。
 母を殺害した道兼(玉置玲央)と兄弟と知ったことで、道長と距離を置こうとするまひろの心の葛藤が描かれている。
 
 道長もまひろのことが脳裏から離れない、大仰な字で文をしたためる道長。
 身分の格差も去来する中、めでたし、めでたしとはいかない話。
 であるが、如何なることになるものか。
 いささか興味を引かれる。

 ところで、先週のドラマでは、まひろ(紫式部)のライバルききょう(清少納言)(ファーストサマーウイカ)が登場。
 ネット上では、清少納言のキャストに最高の女優さんが出演、一番ハマっていると好評を博していた。
 
 当方、枕草子の作者程度の知識、その人となりとか生きざまについて知らなさすぎるため、最上の女優さんの抜擢と云うことが良く分からない。
 
 ところで、清少納言の読み方について・・・「せいしょうなごん」と云ってきた。
 しかし、語り手の方によると・・・「せい   しょうなごん」と、「せい」を強めに発生し、間をおいて「しょうなごん」と発生されていた。

 「せい」と読み間もおかないで「しょうなごん」、つまり「せいしょうなごん」とこれまで読んでいただけに、「せい」の後、間を置く読み方に最初は違和感があった・・・。
 その読み方が正解なのであろうと思うようになると、「せい    しょうなごん」と発生されても違和感がなくなってきた。

 新たな知見となった。
 目から鱗が落ちるの如し。

 いずれにしても、大河ドラマ「光る君へ」の登場人物も新たな陣容となって、益々物語に深みが増すものと期待できる。
 先週の話では、ききょう(清少納言)の登場が一番の出来事であろう。
 サブタイトルも「二人の才女」であったから。

 次週も楽しめるであろう・・・。(夫)



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映画「マン・フロム・トロント」(2022)

2024-02-07 15:55:35 | レビュー

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 一昨日のこと、朝から強い雨が降っており、格別用事もないからパソコンを相手の作業を終えた後、ネットフリックスで配信中の映画を観ていた。
 随分前から配信されていたが、何気なく観てしまった。
すると主演は、先般見入ったアクションコメディ「リフト/LIFT」のケヴィン・ハートだった。
 
 冒頭、主人公のテディ(ケヴィン・ハート)が、動画配信でさまざまなものの販売に関するPRをするも、失敗続きのシーンが続く。
 一方、捕らわれの男が中々口を割らない、そこへ殺し屋のマン・フロム・トロント(通称トロントから来た男)(ウッディ・ハレルソン)が雇われてやって来て、殺しのテクニックを披露すると、捕らわれの男がアッサリ口を割り一件落着。
 
 ある時、恋人と山小屋を借りて一晩楽しむこととしていたテディ、ところが借りた山小屋の近くの街中で恋人に散策をさせている間に借用手続きなどを済ませるため一人で山小屋に向かった。
 が、しかし、FAXのトナーが薄く借りた先の番地を間違えて入った山小屋は、人相の悪い男たちが一人の男を捉えて、マン・フロム・トロントを待ちかねていたところだった。
 殺し屋に間違えられたテディ、このあたりから何とも間抜けな騒動が始まる。
 その場所は、FBIが周囲を囲ってマン・フロム・トロントを逮捕する手はずになっていた。
 
 殺し屋と間違えられたテディが捕まり・・・。
 面白い展開になる。
 
 また、本物の殺し屋のマン・フロム・トロントと殺し屋に間違えられたテディが意気投合し、とんでもないことが次々と勃発しながら物語が展開する。
 また、昨夜のNHK総合の午後10時から放送の「正直不動産2」の主演:山下智久さん、彼が短い時間だったけど殺し屋として出演していた。
 112分の映画だった。
 
 これはこれで面白いけど、先般観た「リフト/LIFT」の方がより面白かった。
 ネットフリックスで沢山の映画を観てきたが、もう一度観たいと思うものはそれほど多くはない。
 でも、時間つぶしにはいいと思っている。(夫)

[追 記]~~
 凄腕の殺し屋と間違えられた男が思わぬ騒動に巻き込まれていく姿を描いたアクションコメディ。
 何をやっても失敗ばかりの冴えない男テディは、妻の誕生日を貸別荘で祝うことに。準備のため先に貸別荘へ向かうテディだったが、住所を間違え、同じ日にそこを訪れるはずの殺し屋「マン・フロム・トロント」と勘違いされてしまう。突入してきたFBIに捕まったテディは、そのまま殺し屋のふりをして捜査に協力する羽目に。ところが、ひょんなことから殺し屋本人と一緒に行動することになってしまい・・・。
 主人公テディを「ジュマンジ」シリーズのケヴィン・ハート、殺し屋を「ゾンビランド」シリーズのウッディ・ハレルソンが演じ、日本から山下智久も出演。「エクスペンダブルズ3 ワールドミッション」のパトリック・ヒューズが監督を務めた。
(映画com抜粋)


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俄然面白くなってきて・・・

2024-02-06 22:54:33 | レビュー

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 昨日は、風雨の結構強い天気で用事のための外出も大変だった。
 まぁ、それでも妻を車に乗せるときは、さほどのこともなく良かったが、帰宅後ガレージから玄関へ入れるまでがえらかった。
 雨の日の介助はとても大変。
 珈琲を飲みながら、“越後樽焼”というおかきを口にしながらパソコンへ向かっている。
 
 ところで、4日(日)放送の大河ドラマ「光る君へ~告白~」は中々の出来栄えであったと思う。
 さすが、手練れの脚本家・大石静さん。
 視聴者をうならせるよう物語の展開をなさっており、思わず感情移入させられることとなった。
 まだ第5回であるから、序盤の展開ながら視聴率云々はどうでもいいこと、視聴者をうならせるよう次々と感情移入アリ、楽しみアリ、五感へ訴えかけられるような筋立てがこれからも起きるものと期待するところである。

 これまで未知だった三郎・道長(柄本佑)が、実は右大臣藤原兼家(段田安則)の三男であること、しかも母の仇の道兼(玉置玲央)の実弟と分かったまひろ(吉高由里子)の心中は穏やかではなかった。
 余りのことに心身を痛め寝込んでしまうほどの辛い心境。

 道長は自分が貴族の子息であったことを偽っていたことで寝込んだものと思い、真実を伝えようとまひろに文をしたためる。
 ここに登場の直秀(毎熊克哉)が、二人の仲を取り持ってある場所で合わせる手はずを整える。
 身軽な直秀の動きが一瞬描かれており、今後の関わり方が楽しめそうでもある。

 まひろから母親が、道長の実兄・道兼に暗殺されたことを涙ながらに話すシーン。
 この第5回「告白」が一気に盛り上がったシーンであり、とてもいい出来栄えであり、演ずる吉高由里子さん・・・上手いなと思いつつ見入った。
 
 まひろに謝罪した道長が、屋敷に戻るや父の面前で次兄・道兼に感情を爆発させ、殴り倒すシーン。
 これを見ていた父・兼家は「道長に、このような熱い心があったとは知らなんだ。これなら、わが一族の行く末は安泰じゃ。今日は良い日じゃ」と喜ぶ。
 さすが肝の据わった父・兼家と思わせられる。
 朝廷に次ぐ権力者、あるいはそれ以上の権力者へ上り詰めようとする藤原一族の統領、その威厳を表すしたたかなシーンでもあった。
 
 戦国時代絵巻と違って、戦のシーンはないけれども、権力志向の闇も描かれる壮大な平安絵巻になりつつある。
 目が離せなくなってくる。
 
 脚本家・大石静さんの術中にはまりつつあるのであろう。(夫)


  (心身喪失気味のまひろ)

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徐々に面白く・・・

2024-01-29 20:18:20 | レビュー

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 毎週日曜日に放送のNHK大河ドラマ「光る君へ」、これが徐々に面白くなって来ており、眼が離せなくなってしまった。
 
 三郎こと藤原道長(柄本佑)と後の紫式部のまひろ(吉高由里子)、二人の身分を超えた恋。
 淡い恋心。
 それもお互いの身分が徐々に分かって来て、エンディングを迎えそうな二人の恋。
 
 散楽一座の直秀(毎熊克哉)、身軽で戦国時代の忍びのような男、道長に「娘をもてあそぶのは止めよ」と忠告。
 この一座は、盗賊もやっており盗んだ金品を貧しい者たちに分け与えているらしい。
 表向きは、広場の散楽一座で権力者のやりようを風刺劇で民に伝えている。

 一座の一員の直秀を演じている毎熊克哉さんの名前が、出演者名の中で独立して出ているから今後もこのドラマに関わる役どころなのであろう。

 まぁ、それはとも角、ドラマ展開が実に面白く引き込まれるよう展開している。
 
 平安時代から大河の中に出て来たかのような源倫子を演じる黒木華さん、最高に似合っているとネット上でも評判が高かい・・・。
 また、若きイケメン俳優陣も多彩。
 
 権力の座を不動のものとするよう懸命に画策する藤原兼家(段田安則)、その権謀術数を張り巡らす様は、正に現代の政治の世界といささかも変わらない。
 権力を手中に収めようとするものの生きざまは、古今東西いささかも変わらないのが人の世の常と思われる。

 ところで、昨夜のドラマにおける親戚筋の藤原宣孝(佐々木蔵之介)、その行動がまひろの将来の伴侶となることをほのめかすように描かれていた。
 
 花山天皇(本郷奏多)の前で披露する五節の舞、その舞姫に選ばれてまひろは、舞の最中に思い寄らない人物たちを見てしまった。

 今後のドラマ展開が・・・面白くなってくる。
 すっかり、ハマってしまったかも・・・。(夫)




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映画「Lift/リフト」(2024)

2024-01-23 22:00:00 | レビュー

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 ネットフリックスで思わず面白い映画を堪能。
 標題の映画(製作:米国)、Lift/リフトとは窃盗の意味で使われているらしい。

 この映画の主人公・サイラス(ケヴィン・ハート)を中心とする美術品を専門に盗み出す国際的な集団。
 思いもよらないことから、国際刑事警察機構(インターポール)から一定の条件の下、依頼されたとんでもないミッション。

 国際刑事警察機構(インターポール)もテロ組織の首謀者・ヨルゲンセン(ジャン・レノ)を証拠不十分で逮捕できないでいた。
 そこで、その組織の金塊を強奪することでテロ攻撃を未然に阻止し、さらに首謀者・ヨルゲンセンを逮捕するために飛行中の飛行機から金塊を強奪すると云う大胆不敵なミッションをサイラスらに請け負わせる・・・。

 グラッドウェル(ググ・バサ=ロー)捜査官も監視役として窃盗団と共に行動。
 もっとも、国際的な窃盗団と知らずにサイラスと恋仲になったこともあるグラッドウェルだった。
 触れ込みは、アクションコメディとなっているが、主人公を演じるケヴィン・ハートがコメディ俳優であるかららしい。
 
 106分の作品、いいテンポでドラマが展開するから、あっという間の時間でありCGを駆使しておると思われるも思わず引き込まれてしまう。
 年齢を重ねたジャン・レノがポイント、ポイントで悪役をキッチリと演じていた。

 また、美術品専門の国際的窃盗団と云うこともあって、サイラスを主軸の仲間たちは、個性豊かな男女でそれぞれ各分野のプロフェッショナルとして、魅力的に演じていた。
 車、ボート、飛行機の操縦を一手に引き受けるカミラ(ウルスラ・コルベロ)も魅力的な輝く目をして、生き生きとして演じており・・・Good。

 意外にも面白くて・・・二度見。(夫)


    (映画com 抜粋)

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2024大河ドラマ「光る君へ」

2024-01-10 20:46:20 | レビュー

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 千年の時を経ながら今なお親しまれている「源氏物語」、戦国武将の三英傑たちも読んでいたらしい。
 その原作者である紫式部の生涯が描かれる2024大河ドラマ「光る君へ」が始まった。
 昨年の「どうする家康」が余りにも歴史を逸脱し、不人気であったことから今回の煌びやかな平安絵巻の物語について、制作のNHKでは相当に気合も入っているようである。
 目が点になるほど美しい十二単の衣装。
 セットの方も豪華に仕上げてあるらしい。
 本物感を漂わせるセットに衣装。
 
 それらを着こなす豪華俳優陣。
 千年の都で繰り広げられる平安絵巻・・・。
 美しく、ゆったりと流れる時間の中で、煌びやかさが光り輝くだけの物語と思っていた。
 面白いのだろうか、どうであろう。
 そのようなことを思いつつ昨日やっと録画していたこのドラマを観賞。
 
 ところが、物語の実態は、権謀術数蠢くあからさまな権力闘争、虚栄心、妬み、人間の心の闇が活写されており、何だかゾクゾクしながら見入ってしまった。
 
 煌めく平安絵巻が描かれるかと思いきや、現代社会にも通じている人間そのものが描かれるようである。
 もっとも、千年も昔の話であるから、身分の上下関係ははっきりしており、そこには厳しい掟も存在する。
 
 まひろと三郎、将来の紫式部と将来の最高権力者・藤原道長の関係が冒頭から動き始める。
 次兄の道兼からいつもこっぴどく叩きのめされている三郎、長男道隆と次兄道兼、その狭間にいる三郎(道長)がどのようにして最高権力者にのし上がるものか。
 
 ちょっと興味が沸いてくる。
 さらにまひろ(紫式部)の面前で母・ちはやを第1回の終盤に暗殺した道兼、これからどのような生き様を見せるのか。
 
 主人公・まひろ(紫式部)は、どのようにして源氏物語などを書き始めるのか。
 初回に投げられた賽の目、今後の展開に魅かれ始めた。
 つまらない大河と思っていたが、意外にも面白いかもと思いつつある。(夫)



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2024版「鬼平犯科帳」

2024-01-09 21:34:00 | レビュー

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 池波正太郎小説に心酔する当方、読みだすと止まらない。
 人の生きざまが克明に描かれており、その小説に描かれる時代へと誘われる不思議さもある。
 主人公をはじめそれを取り巻く人々の息遣い、敵役や脇を固める人々も克明に描かれており、その人々の鼓動が聞こえてくるようでもある。
 これぞ池波ワールド・・・。 
 
 昨夜、池波小説の中で完結編まで描かれなかった一つ、「鬼平犯科帳」が時代劇専門チャンネルにおいて放送された。
 鬼平と云えば、中村吉右衛門さんの当たり役であり、長い間演じきられている。
 今は鬼籍に入られたけど、最高のハマリ役であったと思う。
 
 この度、その鬼平を受け継ぎ演じたのは、吉右衛門さんの甥っ子にあたる松本幸四郎さんが、2024年版としてデビュー。
 さらに鬼平こと長谷川平蔵の若いころを幸四郎さんの息子・市川染五郎さんが演じていた。
 本所の銕として鳴らした無頼漢、それが長谷川平蔵の若かりし頃、その名も長谷川銕三郎であり、今回は銕三郎の頃も克明にドラマ化されていた。
 あまりの無頼漢であったことで、父親が京都へ修行に向かわせているがそのこともいずれドラマ化されるのであろうか。
 


 新装鬼平犯科帳では、「本所・桜屋敷」の演題で描かれていた。
 人の一生とは、思いもよらない方向へ行きついてしまう。
 ちょっとしたことが切っ掛けで、とんでもない方向へ・・・。
 鬼平の若かりし頃の剣術仲間、剣友の岸井左馬之助と二人の若いころ関わりのあった一人の女性、二人して心を引かれていた・・・。

 そのおふさが、嫁ぎ先を離縁され思いもよらない生きざまになっていることを知ることとなる。
 物悲しい流転の生涯が描かれる。
 
 松本幸四郎の鬼平、ドラマの終盤に中村吉右衛門の鬼平に一歩近づいたなと思いつつ見入っていた。
 初代の鬼平が祖父の八代目松本幸四郎さんが演じており、一門が受け継いでいるともいえる鬼平こと長谷川平蔵役、その間丹波哲郎さん、萬屋錦之助さんも演じていたが、どうもしっくりこなかった。
 
 今後、新たな鬼平が見られるから嬉しくなる。(夫)


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映画「ベケット」(2021)

2023-12-21 20:45:30 | レビュー

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 今冬最大の寒気団がやって来たとか。
 明日にかけて、当地でもところによっては大雪警報がでるかも知れないとの報道。
 22日(金)は、GG同好会打ち納めになりそうな練習日。
 果たして、雪がどの程度降るものか、出来るか、できないか。
 屋外の水道、凍結防止のため例年のとおり処置をしておいた。
 
 昨日も寒い1日だった。
 妻のデイサービスはお休みの日、いつものように介護・介助をしているが、その傍らネットフリックスで映画を観ていた。
 今回の映画は標記の題名。
 
 黒人の主人公ベケットと恋人のエイプリルは、ギリシャに旅行に行っていた。
 楽しいはずの旅行だったが、その旅先でふとした油断から自動車事故を起こしてしまった。
 道路下の廃墟に車ごと落ちてしまった。
 恋人は車外に放り出され可哀そうな事故死。
 ベケットは、負傷しながらも何とか車外に這い出ると、その廃墟に赤毛の少年と金髪の女性を一瞬見かける。
 恋人の下に駆け寄り介抱するも・・・。
 
 一方、助けを求めようとするも赤毛の少年と金髪の女性の姿は消えていた。
 気絶し意識が戻ると病院のベッドの上だった。
 地元警察の事情聴取などを受けた。
 その後、事故現場が気になって、病院から抜け出して負傷した左腕をかばいながら、事故現場の廃墟に戻った。
 
 すると、二人の男女に銃撃される羽目になり、何とか逃げきることができた。
 その後も命を狙われることで、アメリカ大使館を目指し保護を求めることとする。
 大使館を目指す間、次々と危機がやって来る。

 政治活動家レナらに出会い助けを求めて、大使館を目指すこととなった。
 いざ、這う這う(ほうほう)の体で大使館へ辿り着くと、思いもよらない事態になってしまう。
 最後まで、眼が離せなくなってしまった。

 危険と隣り合わせの中、色々と助けてくれる人との出会いもあって・・・Good。
 
 サスペンス系アクションの世界に完全に引き込まれ、最後までハラハラドキドキしながら見入ってしまった。
 思いもよらず、面白くて良かった。

 当該ブログにアップしたくなったもので・・・。(夫)

[追 記]~解説~
 「TENET テネット」のジョン・デビッド・ワシントンが主演を務め、旅先で政治的陰謀に巻き込まれ命を狙われた男の運命を描いたサスペンススリラー。ギリシャへ旅行にやって来たアメリカ人男性ベケットと恋人エイプリル。自動車事故を起こし廃墟の中に車ごと突っ込んだ彼は、そこで赤毛の少年と金髪の女性を目撃する。それ以来なぜか命を狙われる羽目に陥ったベケットは、逃亡中に出会った政治活動家レナらの助けを借りながらアメリカ大使館を目指すが……。
 共演は「ザ・プレデター」のボイド・ホルブルック、「ファントム・スレッド」のビッキー・クリープス、「リリーのすべて」のアリシア・ビカンダー。坂本龍一が音楽を担当。
(映画com抜粋)


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どうする家康も最終回

2023-12-19 20:58:50 | レビュー

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 視聴率が相当に低かったとの今年の大河ドラマ「どうする家康」、17日(日)を持って最終回となった。
 視聴率問題がいろいろと取りざたされるも、当方は最後までの1年間を見終えた。
 これまでの戦国ものの描き方とは、大きく異なる違和感を持ちながらも、そこは目をつむって見終えたものである。

 関ケ原から14年、方広寺鐘銘事件を切っ掛けにはじまった戦国時代最後の戦、大阪の冬の陣と夏の陣。
 冬の陣では、真田丸を配した真田信繁が歴史の表舞台に登場する大活躍。
 それもむなしく、徳川軍の大筒が大坂城天守に見事命中し、両軍が講和へと動き出す。
 講和の条件である外堀を埋め立てる件、豊臣方が埋め立てるも一向にらちが明かないことに業を煮やした徳川方が、埋め立てを手伝うと称して次々と外堀を埋めるとともに内堀まで埋めてしまう。

 つまり、難攻不落の大坂城も丸裸にさせられ、遂に夏の陣へと戦が動き始め、野戦を得意とする家康が遂に豊臣方を打ち砕き、淀君と秀頼親子に配下の武将共々大坂城の炎の中で打ち果てる。

 真田信繁が家康の首へあと一歩まで迫るも、押し返され傷つき安居神社までたどり着き、徳川軍の兵士に討ち取らせることで生涯を閉じる。
 安居神社で果てるシーンは描かれていない。

 一方、大坂城では、織田信長の姪として凛とした強い淀君が描かれ、炎の中で自害する壮絶なシーンが描かれていた。
 伯父・信長と同様に炎の中で最期を迎える。
 
 また、秀頼も強い意志を持った豊臣の後継者として描かれており、最期は武士らしく割腹し見事に果てるシーンとなっていた。
 秀頼の側近くにあった配下の武将も・・・お供仕ると自刃。

 大坂の陣で豊臣方を滅ぼした家康も、戦のない世の中を作る礎を残し天に召される。
 死の直前か、死した直後なのか瀬名と信康が登場。
 これには驚いた。
 さらに大坂夏の陣直前に信長の鯉の話がちらりと描かれ、これが伏線となって家康を天下人へと昇らせてきた三河武士たちが再び登場。
 このドラマがスタートした頃、“海老すくい”の舞には・・・何、なに、これなに。
 と、思っていたが、ドラマの最後に再び“海老すくい”が舞われエンディングとなった。
 その“海老すくい、海老すくい”の掛け声が耳に残っている。

 一風変わった戦国物であったが、文句も言いながらも1年間を楽しめた。(夫)



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日本の教育・・・特活

2023-12-07 20:35:00 | レビュー

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 昨夜、ほかのことをしているとNHK総合のクローズアップ現代が取り上げていた「特活」、エジプトが日本の特活に感銘し日本の教育を視察後、持ち帰りエジプトで推進するようになったとの話が聞こえてきた。
 「特活」、「特活」とキャスターが云っていた。
 一体どういうことであろうかと、思わず手を止めてしまった。

「特活」とは・・・「特別活動の略」。
「学校はまさに社会の縮図であり、児童・生徒にとって一番身近な社会です。そして、学校生活そのものを教育の対象としているのが特別活動です。特別活動には、学級活動、児童会活動、クラブ活動(小学校のみ)、学校行事があります」とのこと。

 まてよ、当方が小学校時代には、既にそのような活動が実践されていた。
 小学校6年生の時には、最年長だったことでもあり「学級活動、児童会活動、クラブ活動」を率先して行い下級生を導いていたことが想い出される。
 特に6年生の時は、机の並びがグループ別になっており、学期ごとにグループも変更されていたがとても新鮮な教室だったことが、未だに楽しかったと頭の片隅に残されている。

 だから、「特活」は今に始まったことではない。
 ただ、「特活」と云う呼び方を知らなかっただけである。
 もっとも、娘や息子の時代に特活と云う言葉を聞いていたかも知れないが、すっかり忘れていたのであろう。

 因みに明治時代から似たような教育活動が行なわれていたらしい。
 戦後、1958年文部省告示による学習指導要領で、特別教育活動として推進されたらしい。
 その時点では、学校行事は含まれていなかったが、1968年から1970年にかけて特別教育活動の教育を外して「特別活動」と改めて命名されたとか。
 その時点で新たに学校行事が入れられたとのこと。

 日本の教育の「特活」、長い歴史があるからこそ社会でも生かされてきている。
 そのため、大統領号令でエジプトが何としても日本の教育方針を取り入れ、子供たちが大きくなったころエジプト社会を変革したいとの壮大な計画らしい。
 
 思わぬところで、日本の教育の一端がクローズアップされたものである。
 
 『日本ではいま特別活動が曲がり角を迎えている。働き方改革などから活動が削減されているのだ』との警鐘も報道されていた。
 エジプトでは成果が徐々に出つつあるらしいが、日本では働き方改革もあって「特活」が曲がり角とは至極残念なことである。

 ほかのことを中止しながら、思わず最後まで見入ってしまった。(夫)


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映画「ザ・キラー」(2023)

2023-11-14 21:05:12 | レビュー

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 ネットフリックスの映画紹介を眺めていると、ちょっと魅かれる映画が目に留まった。
 調べてみると、アメリカ映画でかなり以前に観た映画「セブン」とか、「ソーシャル・ネットワーク」など手がけたデビット・フィンチャー監督作品とか。
 これなら面白いであろうと思った。
 主演はマイケル・ファスベンダー。
 
 暗殺者を演じる主人公のマイケル・ファスベンダーは、とある依頼からパリにおいて一人の男を向かいのビルの空きオフィスの一室から狙撃するシーンからスタート。
 標的が高級アパートにいつ帰って来るのか分からないとかで、長い間狙撃の瞬間まで待たされていた。

 主人公の仕事ぶりは、痕跡を絶対に残さない用意周到さと見事に逃げきるスキルをもっているプロフェッショナル。
 ところが、今回の暗殺では予測しないミスが発生し失敗する。
 直ちに空きオフィスから逃げ出さないと、警察が向かいの高級アパートにやって来る。

 常に冷静沈着に行動するため心の中でつぶやく言葉。
 繰り返し、心の中でつぶやきながら現場から難なく逃げ切った。
 そして、自らの隠れ家であるドミニカ共和国へ帰参。
 ところが、隠れ家の様子がおかしい。

 密かに室内へ入り込むと恋人が瀕死の重傷となっていた。
 どうやら、暗殺失敗の主人公を依頼主が殺害目的で別の暗殺者に依頼したらしいと判明。
 主人公は、病院において恋人の回復を願いつつ、自分に向かって来た人物の特定に動き出す。
 反撃するためドミニカ共和国とアメリカを股にかけ決死の追跡劇がはじまる。
 あらゆる身分証明書、パスポート、多数の武器、スマフォなど登場。
 武器でもスマフォなどでも、何でも一度使ったものは、証拠が残らないよう即座に廃棄。

 スナイパーと云えばマシーンのように仕事を仕手のける「ゴルゴ13」を想い出す。
 ゴルゴの仕事ぶりは、完璧であり理論的に事を成し遂げる。
 正に冷静沈着、如何なる危難もすり抜けながら・・・。
 などと、そのようなことも対比しながら2時間程度のこの映画を最後まで見入ってしまった。
 
 原作・脚本がしっかりしており、主人公のマイケル・ファスベンダーの好演もあってかグイグイと引き込まれる面白さも・・・。
 かなりの出来栄えであった。
 
 エンディングもGood。
 久々に楽しめた。(夫)


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