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NHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」。
我が家では当方がアサイチに録画予約して・・・朝食が終わったティータイムにじっくり観賞。
最近では、これが日課となっている。
連続録画予約すればいい話であるが、その都度予約もお楽しみである。
毎日、朝ドラを見るのは、「ゲゲゲの女房」以来のこと。
「ごきげんよう、さようなら」の語りが何とも言えないほど、このドラマを引き立てており、さすがは美輪明宏さん・・・。
最初の頃は、なんとも不気味な語りと、思っていた。・・・あっ、失礼。
ところが、最近では我が家もこの「ごきげんよう、さようなら」の声を最後に聞くとホッとするようになった。
この明治、大正、昭和初期、貧しいながらも家庭を守っている強い母親。
威厳ある祖父、教育熱心な父親。
これらが、貧しくても家庭教育をしっかりと教え込み、道徳心を教えていた時代。
先日の少女が、少女を残虐に殺害するという忌まわしき事件。
少なからず、家庭教育の行き届かない家庭、道徳心を教え込まない家庭があることをとても残念に思う。
これが、現代の教育崩壊の一端であろう。
「花子とアン」のヒロインは、祖父・両親への敬慕の念、自らを取り巻く人々への敬慕が見てとれる。
紆余曲折を経ながら、花子もついに大好きである村岡英治と家庭を持った。
当時としては、結婚後も職業婦人として活動するなど異例づくめである。
花子の女学校時代の大親友・葉山蓮子との関係。
世情にも名高い「白蓮事件」も描かれており、視聴者をハラハラさせている。
蓮子の夫で、石炭王の異名をとった加納伝助。
悪役のイメージで描かれていたと冒頭では思っていたが、あにはからんやたたき上げで財を成した男気のある九州男児として描かれている。
特に妻仇(めがたき)ともいえる蓮子と恋仲となった宮本龍一との取っ組み合い。
その最中(さなか)、蓮子が龍一の子を宿していると英治に聞かされた伝助。
すかさず、蓮子のこと、その子を思い・・・祝儀を渡して去る場面。
ここらあたりに男気のある九州男児・伝助が描かれている。
左翼かぶれの学生の龍一は陰気くさい雰囲気。
演じる役者さんがピッタリハマっているが、我が家ではあまり好きではない。
一方、今週末のドラマ展開では、村岡花子とその家族に大きな試練がやって来るらしい。
東北地方の人たちには、思い出したくもない大地震。
関東大震災も描かれているが、先の大震災に配慮した内容になっていた。
このドラマ、虚実を織り交ぜ、架空の人物も交えながら、語りもよくて残り2ヶ月のドラマ展開に期待。
これほどまでに熱心に見入った朝の連続ドラマも久しいと我が家で言いながらの観賞。(咲・夫)
(出典:NHK公式HP 抜粋)
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