1958年に録音されたケニー・バレルとジョン・コルトレーンが唯一共演したアルバムです。
これはプレスティッジ傍系のニュー・ジャズ・レーベルから発売されています。
ちなみにこのニュー・ジャズ・レーベル、59年頃からリリースが開始されていて、当初はプレスティッジに録音されながら未発表となっていたものが中心でした。
間もなくエリック・ドルフィー(reeds)や、ウォルト・ディッカーソン(vib)等による新録音が開始され、文字通り「新しいジャズ」として多くを輩出しましたが、その後は、再びプレスティッジの再発作品が主体となっています。
当時のオリジナル盤で、コンディションの良いものは非常に高価ですが、この手の再発盤は比較的安価で入手することが出来ます。
ということで、下はその米国再発盤ですが、レコードは当時のオリジナル番号が採用されています。
「KENNY BURRELL AND JOHN COLTRANE」 PRESTIGE NJLP 8276
1. FREIGHT TRANE
2. I NEVER KNEW
3. LYRESTO
4. WHY WAS I BORN ?
5. BIG PAUL
KENNY BURRELL(g) JOHN COLTRANE(ts) TOMMY FRANAGAN(p)
PAUL CHAMBERS(b) JIMMY COBB(ds) 録音 1958年3月8日
この録音時、ケニー・バレルは27歳、ジョン・コルトレーンは31歳でした。
バレルは57年2月、プレスティッジに自己のアルバム 「Kenny Burrell」(PR 7088)を録音していますが、未だ新人の域を出ない状態にありました。
一方のコルトレーンはそれまでのおよそ半年間、セロニアス・モンク・カルテットのテナー・マンとして活動していましたし、この録音が行われた時点では再びマイルス・デイビスのコンボに参加し、彼の元で自己のスタイルを確立しつつありました。
このレコードはハード・バップの域に留まっている内容ですが、4曲目の美しいバラード「なぜ生まれたの?」では、2人のデュオによる非常に魅力的な演奏を聴くことができます。
この録音の後、バレルは色々なサックス奏者と共演し、好演奏を展開していきますが、コルトレーンとギタリストとの共演は、ウェス・モンゴメリーとのセッションが残されているだけで、独自の世界観を構築していくことになります。
なおこのレコード、再発時はモノラル盤でしたが、その後はステレオ盤として発売されたのではと思われます。
その理由として、上記ジャケットの裏面上部(黒縁部分)は表面の折り返し部分ですが、ここに「STEREO」の文字が見えます。
当時発売された国内盤もこのステレオでしたが、これでこの国内盤ともお別れです。
これはプレスティッジ傍系のニュー・ジャズ・レーベルから発売されています。
ちなみにこのニュー・ジャズ・レーベル、59年頃からリリースが開始されていて、当初はプレスティッジに録音されながら未発表となっていたものが中心でした。
間もなくエリック・ドルフィー(reeds)や、ウォルト・ディッカーソン(vib)等による新録音が開始され、文字通り「新しいジャズ」として多くを輩出しましたが、その後は、再びプレスティッジの再発作品が主体となっています。
当時のオリジナル盤で、コンディションの良いものは非常に高価ですが、この手の再発盤は比較的安価で入手することが出来ます。
ということで、下はその米国再発盤ですが、レコードは当時のオリジナル番号が採用されています。
「KENNY BURRELL AND JOHN COLTRANE」 PRESTIGE NJLP 8276
1. FREIGHT TRANE
2. I NEVER KNEW
3. LYRESTO
4. WHY WAS I BORN ?
5. BIG PAUL
KENNY BURRELL(g) JOHN COLTRANE(ts) TOMMY FRANAGAN(p)
PAUL CHAMBERS(b) JIMMY COBB(ds) 録音 1958年3月8日
この録音時、ケニー・バレルは27歳、ジョン・コルトレーンは31歳でした。
バレルは57年2月、プレスティッジに自己のアルバム 「Kenny Burrell」(PR 7088)を録音していますが、未だ新人の域を出ない状態にありました。
一方のコルトレーンはそれまでのおよそ半年間、セロニアス・モンク・カルテットのテナー・マンとして活動していましたし、この録音が行われた時点では再びマイルス・デイビスのコンボに参加し、彼の元で自己のスタイルを確立しつつありました。
このレコードはハード・バップの域に留まっている内容ですが、4曲目の美しいバラード「なぜ生まれたの?」では、2人のデュオによる非常に魅力的な演奏を聴くことができます。
この録音の後、バレルは色々なサックス奏者と共演し、好演奏を展開していきますが、コルトレーンとギタリストとの共演は、ウェス・モンゴメリーとのセッションが残されているだけで、独自の世界観を構築していくことになります。
なおこのレコード、再発時はモノラル盤でしたが、その後はステレオ盤として発売されたのではと思われます。
その理由として、上記ジャケットの裏面上部(黒縁部分)は表面の折り返し部分ですが、ここに「STEREO」の文字が見えます。
当時発売された国内盤もこのステレオでしたが、これでこの国内盤ともお別れです。