4月5日、89歳で亡くなったセシル・テイラーを偲んで、改めて聴いたUNIT COREの2枚、
「INDENT(2nd part)」 UNIT CORE
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/1f/c7/2e7880fbcfb5ea2ddc0d2679f31ae3cf_s.jpg)
2nd Part
CECIL TAYLOR(p)
録音 1973年3月11日 オハイオでのライブ
このアルバムは、レコードの両面を使った長いソロで構成されていて、全体を通してパーカッシブでパワフルな演奏が44分間に渡り続くもので、セシル・テイラーのスタミナにも脱帽します。
鍵盤をフルに使った激しいパートでは、ステレオ録音の特徴を生かして音が左右に目まぐるしく動き回ります。
この演奏が行われた1973年は、44歳のセシル・テイラーが最も充実していた時期で、5月には来日し東京でも素晴らしいソロ録音を残しています。
「SPRING OF TWO BLUE-J′S」 UNIT CORE 30551
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/43/e0/eabd8c90e8386bef6511892e95d2f51a_s.jpg)
1. Part 1
CECIL TAYLOR(p)
2. Part 2
CECIL TAYLOR(p) JIMMY LYONS(as) SIRONE(b) ANDREW CYRILLE(ds)
録音 1973年11月4日 ニューヨーク・タウンホールでのライブ
こちらのA面は、最初のアルバムをそのまま受け継いだピアノ・ソロですが、好録音のため一音一音が美しく、激しいプレイながらもクラシックの演奏のようです。
後年に見られる様なピアノから立ち上がったり、奇声を発することも無くエネルギッシュでドラマチックなインプロバイスの極みを聴くことができます。
一方B面は、ベースも入った4人による集団即興演奏ですが、ジミー・ライオンズのメロディックなアルトに対し、ピアノとドラムが激しく絡む展開となっていて、聴いているほうもその中に引き込まれていきます。
後半はベースとドラムスによるソロとなり、そこへセシル・テイラーのピアノが絡んで終演となっています。
そして、過去にここに登場した関連音源を掲載して、偉大な演奏家の死を悼みたいと思います。
セシル・テイラーの来日
1曲だけ参加しているアルバム
私の愛聴盤「第100回」
フリードリッヒ・グルダとセシル・テイラーの共演
「INDENT(2nd part)」 UNIT CORE
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/2b/30/7cad6fbf0b38dcdd4b0132f0b2be6214_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/06/6c/74b549412bc609a6fbcd5823b73cd1a8_s.jpg)
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2nd Part
CECIL TAYLOR(p)
録音 1973年3月11日 オハイオでのライブ
このアルバムは、レコードの両面を使った長いソロで構成されていて、全体を通してパーカッシブでパワフルな演奏が44分間に渡り続くもので、セシル・テイラーのスタミナにも脱帽します。
鍵盤をフルに使った激しいパートでは、ステレオ録音の特徴を生かして音が左右に目まぐるしく動き回ります。
この演奏が行われた1973年は、44歳のセシル・テイラーが最も充実していた時期で、5月には来日し東京でも素晴らしいソロ録音を残しています。
「SPRING OF TWO BLUE-J′S」 UNIT CORE 30551
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/54/57/2a10dbe57d57f84017b271e145d2b507_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/59/c9/01d8f107e4cafef50d39c8597957ac34_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/43/e0/eabd8c90e8386bef6511892e95d2f51a_s.jpg)
1. Part 1
CECIL TAYLOR(p)
2. Part 2
CECIL TAYLOR(p) JIMMY LYONS(as) SIRONE(b) ANDREW CYRILLE(ds)
録音 1973年11月4日 ニューヨーク・タウンホールでのライブ
こちらのA面は、最初のアルバムをそのまま受け継いだピアノ・ソロですが、好録音のため一音一音が美しく、激しいプレイながらもクラシックの演奏のようです。
後年に見られる様なピアノから立ち上がったり、奇声を発することも無くエネルギッシュでドラマチックなインプロバイスの極みを聴くことができます。
一方B面は、ベースも入った4人による集団即興演奏ですが、ジミー・ライオンズのメロディックなアルトに対し、ピアノとドラムが激しく絡む展開となっていて、聴いているほうもその中に引き込まれていきます。
後半はベースとドラムスによるソロとなり、そこへセシル・テイラーのピアノが絡んで終演となっています。
そして、過去にここに登場した関連音源を掲載して、偉大な演奏家の死を悼みたいと思います。
セシル・テイラーの来日
1曲だけ参加しているアルバム
私の愛聴盤「第100回」
フリードリッヒ・グルダとセシル・テイラーの共演