掛井酒店

純米酒(日本酒)の話題を中心に、ドイツビールやワインなどの入荷情報、日々の出来事を発信します。

龍勢 山廃純米吟醸

2007-11-07 15:37:52 | 日本酒
先日、藤井酒造の龍勢 雄町山廃仕込火入れ18BYが入荷致しました。このお酒は、今年初めて造られた山廃仕込みで、以前生酒で少量こっそりと、発売されましたが(その時も少量分けて頂きました)この度は、その火入れバージョンが発売されたという訳です。
生酒の商品も非情に人気が有り、乳酸系の味わいが良く又開栓した後一週間位の放置で非情に旨味が乗って、膨らみと心地好い酸味から来るキレ味がとても印象有るお酒でした。
火当て商品は、生より引き締まった味わいが有り、しっかりとした酸と綺麗めな印象で、これから徐々に旨味も乗ってくる事と思います。開栓して少し飲んだ後の放置で、早めに味は乗ってくる気も致しますが・・・・・。勿論お燗はOKいずれにせよ非情に楽しいお酒です。

藤井酒造さんのお酒は個人的印象として、近年随分個性豊かになって来たような気が致します。以前は非情に綺麗なお酒で飲み口も柔らかく、ややもするともう少し複雑な味わいや、がっちりとした骨格が欲しいな・・。というタイプのお酒が多かったような気がしておりましたが、最近では硬派的なお酒がちょこちょこ出始め、酵母も7号・6号の泡有りを使用されるものも増え、長期貯蔵にも適したお酒なども有り、本当に楽しみで私的には大変有り難い限りです。
また、同社の少量生産酒で協会7号酵母で仕込んだモノが11月12日に発売予定です。これも入荷次第ブログにてご紹介いたします。
話がそれましたが今回ご紹介した、山廃仕込・「雄町」純米吟醸のデーターをご紹介しておきます。
原料米:雄町 精米歩合:60%以下 日本酒度:+6.0 酸度:2.5 アルコール分:17.8 使用酵母:協会7号です。

尚、この度の蔵元からの出荷は、720mlが360本(12本入り30ケース) 1,800mlが300本(6本入り50ケース)と少量出荷です。当方も追加注文が出来ませんので、無くなり次第終売とさせて頂きますのでご了承下さい
(税込小売価格)720ml ¥1,785 1,800ml ¥3,570



ご無沙汰しております

2007-11-07 12:13:19 | 観光
久々のブログ更新です。サボっていたのではないのですが・・・・
実は、当店にも文明の力というか、レジスターを新しくしパソコンと連動した、ポスレジ成るものを導入した為、色々そちらの方で作業に追われ、なかなかパソコンを打てなかったという訳です。
11月1日から起動しておりますが、まだまだ慣れていないで大変ですが、徐々に使いかたも把握しながら使っております。便利にしようと思い導入した機械に、今の所振り回され要らぬ手間が掛かっている状態(だめな酒蔵のようですが・・・・です。
レジ起動の作業も先週末(連休前)で何とか一段落したので、ブログの方も久々に更新出来る事に成りました。
そんなごたごたも落ち着き、先日の連休を利用して京都に女房と(一泊で)行って参りました。
実は、11月4日は「居酒屋いぶしぎん」で蕎麦の会が有ったのですが、日程を勘違いをしていて、改めてお声を掛けて頂いた時には京都の日程を入れており、「いぶしぎん」の小牧さんには、大変ご迷惑を掛けてしまいました。非情に後ろ髪をひかれる思いで御座いました。

京都には新幹線を使えば楽に行って来れるのですが、そこは少しでも節約しないといけないお家事情で、何時もの様に自家用車にての出動に成りました。
一日目は善峯寺・高雄。二日目は京都国立博物館(狩野永徳展)・智積院(秋の特別拝観)・冷泉家(3日か間だけの公開)・大徳寺「黄梅院」「総見院」(秋の特別拝観)を拝見いたしました。
現地京都は、観光シーズンを迎え大分人も増えていましたが、紅葉の季節本番に成るとこんなもんじゃ~ないだろうと思われます。我々がお邪魔した11月3・4日は天気もよく・気温も高くとても紅葉狩りの季節では無いな・・・という天候でした。したがって紅葉もまだまだで、高雄辺りでも、まだ2・3分位の状況でした。

しかしながら、京都という所は、どんな季節に行ってもそれなりに風景を楽しめる場所だな~と改めて感じました。色好き始めの葉と、紅葉した葉と、まだ青々した葉のグラデーションに山をバックにして枯山水のお庭・・・・時の経つのを忘れそうで、時間が許すなら一日この前に座っていたい思いでした。
また夜は、京都に行った時はほとんどお邪魔するん居酒屋「夢庵(むうあん)に行って参りました。相変わらず居心地が好くついつい長居をしてしまう、ほっこりしたお店です。お料理は、きっちりした手の込んだ仕事のしてあるお料理で、いつも美味しく頂いています。(勿論日本酒の方も・・)お酒は秋鹿・王禄を頂きました。
その後、二条東洞院の日本酒バー「よらむ」(イスラエル人のマスター:ヨラムさん経営されているお店)に行って参りました。ここもカウンター一本のお店で7・8人座ったら一杯のお店です。相変わらずとて面白い熟成酒が多く、楽しまして頂きました。いつも話が弾みますが、今回もヨラムさんも大変興味深いお話をして頂き、有意義な夜を過ごす事が出来ました。《料理酒用造られた日本酒(勿論純米酒)熟成酒も頂きましたが、これが以外や以外・・・・私の嗜好に合った駄目な酒でした。ご馳走様です
ここの所、非情にバタバタ忙しい日々が続いたので、いい気分転換に成りリフレッシュ出来ました。今年も残すところ2ヶ月を切りました。これから年末に掛けてもう一頑張りです。