2005年12月定例議会一般質問

2005年12月17日 | 議会での質問・答弁
2.次に、市保有地等の有効活用についてお伺いいたします。

昨年16年の12月議会でも、質問させていただきましたが、市が保有している施設・用地の売却を検討すべきであると考えます。

これは、まず収入の増加策として有効だと考えます。

また少子化が進む本市におきまして、地下鉄大日駅前の三洋跡地に建設される新たなマンション群以外に、若い人たちが移り住むマンション等を建てる土地が少ないため、その土地を確保する必要があると考えるからです。

平成17年度当初における土地開発公社の保有地の多くについては、取得から相当の期間が経過し現在の住民ニーズや社会情勢などからして、もはや取得当初の目的を失った、いわゆる「塩漬化された状況」であります。

加えて、勤労青少年ホーム・し尿処理場跡地をはじめ、来年4月に統合される土居小学校・藤田中学校の跡地など、市所有地の中にも数多くの未利用地が出てきます。

また、さらに本庁舎や駐車場、教育委員会(旧市民保健センター)も視野に入れるべきだと考えます。

私は、これらの財産処分も含めた土地の有効活用を図り、少しでも早くこの危機的な財政状況から脱すべきであると考えていますが、市長のお考えをお示し下さい。

さらに先ほど申し上げた観点から、子育てをする若者達が多く移り住んでいただける街づくりを進めるためにも、跡地の活用と併せて具体的な民間住宅建設の促進策を図るべきであると考えますが、市長のお考えをお示し下さい。


<答弁>「市保有地等の有効活用について」

 未利用地の活用につきましては、未利用地活用検討委員会での議論を踏まえ、現在、鋭意検討をすすめておりますが、一定、方向が出ましたら議会にもご報告申し上げたいと考えております。

 市有資産の有効利用に際して、売却処分等を行うことは、財政危機を脱却する上でのひとつの手段であると思いますが、将来の市のあるべき巣阿多をも見据えて、それぞれの物件についてより効果的な活用法を検討してまいりたいと考えておりますので、よろしくご理解賜わりますようお願いいたします。


<答弁>「民間住宅の建設促進について」

 これまでも安心して暮らせる街づくりを目指してきましたが、今後も生活様式の多様化に配慮した民間住宅の建設が、より一層促進できるよう、さらに地区計画や総合設計制度などの活用を図ってまいりたいと考えております。




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