平成25年3月定例議会 代表質問&答弁(東村山市HP議事録より引用)

2013年05月27日 | 議会での質問・答弁
 大きな4番目です。市長と市民・議会について。
  市長の権力は、市民のために行使することを目的として市民から負託されたものであり、そのため市民に対する説明責任があるとともに、時には市民に判断を委ねることも必要だと考えます。また、市長提出議案や事業執行に関しては、市民に選ばれた市民の代表である市議会に対しても、しっかりとした説明責任を果たすことも大切だと考えます。
  (1)生ごみ集団回収事業の一時中断についてであります。
  施政方針説明におきまして、生ごみ集団回収事業について一時中断したとのことであります。市民の方には、2月7日に生ごみの堆肥化を委託している会社から、許可更新及び場内整備等の大規模改修により、業務を当面の間停止するとの連絡があった。そのため生ごみ集団回収事業は、平成25年2月19日火曜日をもって一次中断し、中断している間は燃やせるごみとして焼却するという事務連絡のみでありました。そして市民の方に説明会を開かれたのは、その中断した次の日、翌日の20日でありました。
  生ごみ集団回収事業は、平成18年度より開始し、現在市内全域で34団体、266世帯の方々の熱い思いが込められた事業であります。燃やせるごみとして焼却するという結論の前に、どのような代替措置を検討されたか、また、努力されたのか全く見えてこないし、そのような経過を説明する文書も掲載されていません。これでは、266世帯の方々は納得できないと考えます。
  そして、昨日2月25日、私はこの事業者にお伺いし、お話を聞いてまいりました。東村山市が集団回収を一時中断したのが2月19日火曜日であります。この事業者が生ごみの回収事業を中断したのは、東村山市がストップした1カ月以上前、1月17日に既に受け入れ業務を停止しておられます。
  ①、なぜもう少し丁寧な説明責任を果たす対応がとれなかったのかお伺いいたします。

○市長(渡部尚君)次に、生ごみ集団回収事業一時中断に関する丁寧な説明についてでありますが、今回の生ごみ集団回収事業の一時中断につきましては、生ごみの堆肥化を委託している業者の一時停止に伴う措置であり、この間、事業を継続させるべく、他の生ごみ堆肥化施設の状況や近隣自治体の情報収集などを行ってまいりましたが、さきにもお答えさせていただきましたように、受け入れ先の確保や収集処理経費の問題などから事業の継続性が困難であると判断し、一時中断を決定したものでございます。
  事業の一時中断に関する説明につきましては、2月7日に東村山市議会議員及び事業参加者の皆様に対し、事業の一時中断に関する通知を送付するとともに、2月20日には事業参加者向けの説明会を実施したことで、一定の御理解、御協力を得られたものと認識しております。


  ②、また、事業の意義をどのように考えてこれから実施していくのかお伺いいたします。

○市長(渡部尚君)次に、この事業の意義についてでありますが、生ごみの資源化の促進を図る事業として位置づけており、集団回収した生ごみを堆肥化し、リサイクルする仕組みを確立することで、より一層のごみ減量の推進と普及を目指すものでございます。
  今後につきましては、生ごみ堆肥化施設の再開状況等を見きわめながら、事業の継続なども含めた検討を進めてまいりたいと考えております。


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